2016年の埼玉西武ライオンズ如何でしたでしょうか?
いろいろありましたが、球団としての根本的な問題は何一つ解決できていない1年という感じだったかと思います。

[caption id="attachment_4683" align="alignnone" width="300"]2016埼玉西武ライオンズ順位表 2016埼玉西武ライオンズ順位表[/caption]

結果だけ見ればBクラス4位です。
3年連続Bクラスです。
しかし、内容を見ると今期はCクラスだったというご意見も多数頂いております。

そこで、12月のニュースから考える、埼玉西武ライオンズの3つの課題です。

  1. 1.辻監督が監督室を開放
    新たに辻監督が就任されました。
    辻監督おめでとうございます!辻発彦監督の選手黄金時代紹介(wikipediaより)1988年は前任の石毛宏典に代わって選手会長に任命され、オフには年俸が1,500万円増の4,300万円(推定)となった[7]。同年から7年連続して二塁手でゴールデングラブ賞を受賞し、1990年まで3年間連続で全試合出場を果たした。1989年には初の3割を達成する。1990年の日本シリーズでは第1戦から3試合連続で一番打者としての第1打席に安打で出塁し、いずれも得点に結びついて、4連勝での日本一に大きく貢献し[8](第4戦も一番打者としての第1打席に四球で出塁)、優秀選手賞を獲得した。 1991年オフには年俸が1億1,100万円となり、初めて1億円の大台を超えた。1992年の日本シリーズ最終戦では、7回裏一死満塁の一打出ればヤクルトが勝ち越す場面で、杉浦享の放った強烈なゴロを捕り本塁で広沢克己を補殺。大ピンチを救うプレーで日本一に貢献した。↑の内容を見ていただくとわかりますが、例によって例のごとく元西武黄金時代を経験されています。
    このパターン大好きですよね。
    選手時代はスパルタ教育で這い上がってきたタイプの方です。
    西武黄金時代を支えた選手は皆さん泥水をすすりながら成長されています。

    でも、もう良いんじゃないかな?
    そのパターンもう良いですよ。
    元西武じゃなくても、選手として実績が無くても、指導者として有能な方を呼んだほうが良いんじゃないでしょうか?

    そのパターンで行ったら、西口文也投手を監督にしても良いレベルだと思います。
    辻監督も西口コーチもどちらも批判していないですよ。
    ただ、元西武黄金時代を経験した選手を起用するという観点で、辻監督を起用するなら、監督経験の無い、西口文也コーチを起用しても良いと思うという意見です。
    何故?
    それは辻発彦監督の次の発表があったからです。

    「9年ぶり日本一を目指す辻監督が監督室開放プランを明かした。」

    要は、監督室を開放するから、選手はいつでも来てね!
    というプランです。
    この部分に関して皆さん違和感がある方と無い方に分かれると思います。

    違和感ない方からすれば、監督室が開かれているから、若い選手は頭下げてでも監督の元にお伺いをするべきだ!
    というご意見だと思います。

    しかし、違和感がある私からすれば、監督は結局何もしていません。
    監督室が開かれていたのはこれまでも同じです。
    むしろ、監督室が開いているのは当然だからです。

    足りないのは、監督室に来いという態度ではなく、監督が選手一人一人に自分から挨拶に行き、選手の心の扉を一つ一つ開いていくことが大切だということです。

    重要なのでもう一度言います。
    監督は、選手に頭を下げてでも挨拶に行き、選手の心を開き、選手の悩み、目標、人生に寄り添い、選手の成長に貢献するチャンスを頂く事が仕事です。

    何故、辻発彦監督は、監督室開放プランを打ち出したのでしょうか?
    それは、辻発彦監督自身の見ている先が、球団幹部に対してだからです。
    球団幹部に、「おれ、選手に対し心開いているよ!リーダーシップとっているよ!」とアピールしたいからです。

    辻発彦新監督になったばかりですが、正直このままでは選手の力が伸びるどころか、来期は今期以上に選手の力ばかりか、心もどん底に落ちていくのではないかと思います。

    そういう意味で、岸孝之投手の楽天移籍というのは納得がいきます。
    そして、炭谷銀次郎捕手が残留したことに関して、辻発彦監督は森友哉選手を捕手起用で行くという発言をしている所も気になります。

    いずれにせよ、辻発彦新監督、就任おめでとうございます!
    提案:自分から選手のところへ頭を下げて見て下さいね!!!

  2. 2.友達同士で人事も回す
    来期へ向けての球団幹部人事が発表されました。
    鈴木葉留彦(新)球団本部長
    1982年1983年にはリーグ優勝と日本シリーズ優勝に貢献した。1984年オフに現役引退。(wikipediaより)渡辺久信(新)球団本部シニアディレクター兼編成部長
    1988年1990年も最多勝となるなど、東尾修工藤公康郭泰源松沼博久らとともに西武黄金時代の柱としてチームを支えた。(wikipediaより)何も変わりませんが、ポストを西武黄金時代を支えた友達同士でまわしています。
    もういいよね!
    言わなくてもいいよね!
    こんなこと言っていたらこのブログも間違いなく球団から粛清されるけど、ファンのために頑張っていないよね。球団幹部が自分のポストを維持するために、埼玉西武ライオンズを運営しているよね。
    鈴木本部長と渡辺Dはまだ名前が出ているから良いですが、本当に編成が必要なのは名前が出ていない人なのかもしれないですね。
    もちろん、2006年に岸孝之投手を獲得した業績は大きいです!
    そんな、西口文也氏を尊敬する、岸孝之投手は、西口文也氏の引退を見送るかのように、故郷の東北に帰郷されますね!

    [caption id="attachment_4685" align="alignnone" width="246"]岸孝之投手の最後のサイン入りユニフォーム 岸孝之投手の最後のサイン入りユニフォームを手に入れるオークション開催中![/caption]

    https://saitama.seibulions.jp/auction/
    提案:そろそろ、選手獲得基準を変えませんか?

  3. 3.人財より箱物大好き
    今期引退や解雇された選手も多いですね。
    それは必要なことなのです。
    人財がいちばん大切ですから!陽岱鋼選手を獲得する資金にもなりますしね・・・って、獲得しないんですか?
    あれだけ苦しめられたんですが、感情論で獲得しないのでしょうか?
    獲得したい選手は陽岱鋼選手だけではありませんが、新編成部長の手腕に期待ですね!
    大切なことなので2回言いますが、渡辺編成部長の手腕に期待ですし、結果を残してほしいですね!埼玉西武ライオンズ戦力外退団まとめ星孝典捕手(34歳) 戦力外(2軍育成コーチへ)
    木村昇吾内野手(36歳) 戦力外(育成契約へ)
    宮田和希投手(27歳) 戦力外(トライアウトへ)
    竹原直隆外野手(36歳) 戦力外
    山口嵩之投手(27歳) 戦力外(トライアウトへ)
    中崎雄太投手(25歳) 戦力外(トライアウトへ)
    岡本篤志投手(35歳) 現役引退
    フェリペ・ポーリーノ投手(33歳) 退団
    C・C・リー投手(30歳) 退団
    エスメルリング・バスケス投手(32歳) 退団

    鈴木葉留彦球団本部長は「3月のオープン戦までに工事を完了させる。ヤフオクドームや札幌ドームのマウンドを参考にしたい」と説明。
    今季はバンヘッケン(0勝4敗)、ポーリーノ(0勝6敗)ら外国人投手の不振が4位という順位に直結したとあって、同本部長は「マウンドに原因があるのかもしれない」と分析。
    現在のマウンドは土が軟らかく傾斜が緩やかで、硬くて急傾斜とされる「メジャー式」のマウンドに生まれ変わる。
    (http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161230-00000009-spnannex-base より)

    皆さんの言いたいことはわかります!
    しかし、あえて言わせて頂きます。

    そこじゃないですよね?

    マウンドを使うのは自球団も他球団も同じです。
    そもそも、獲得している外国人投手の力量を見誤っているんですよね。
    鈴木葉留彦編成部長時代から獲得している選手の基準に問題があるんですよね。

    では、何故マウンドを変えたかというと、箱物思想です。
    このマウンドをメジャー式にしたのは俺だ!歴史に残る改革だ!
    という一言が言えるんです。

    これに対し、人財(人材じゃないですよ)育成をして失敗したら、完全に責任論になるんです。
    だから、マウンド整備に逃げてみました。
    そして、今後成績が良くなった時期が出た場合、それは、マウンド整備をした結果だと言えるということです。
    成績が悪かったら?それは投手の責任でしょ!

    なぜ、そう言えるかというと、今までがそうだったからです。
    成績が悪いと選手が悪い。
    FAで獲得を決定した球団幹部へのお咎めは無い。
    そんな球団に嫌気が差して、有力選手はFAしていく悪循環。

    そんななかで、炭谷銀次郎捕手が残留してくれた事は嬉しい限りです!
    昨年と違い、FA宣言さえせずにです!

    また、菊池雄星投手の12勝が最高に良かった!
    間違いなくエースです!
    2017年は炭谷銀次郎捕手と森友哉捕手のどちらを中心に夫婦関係になるのか、辻発彦新監督の手腕ですね!

    そして、2017年のチームスローガンです。

    [caption id="attachment_4684" align="alignnone" width="300"]2017チームスローガン 2017チームスローガン[/caption]

    提案:まず、選手の心を掴み取って下さい!


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