2015年9月1日埼玉西武ライオンズVS福岡ソフトバンクホークス22回戦
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【2回裏】

埼玉西武ライオンズの流れになったのは2回裏。今季10勝までもうすぐの、福岡ソフトバンクホークス先発ピッチャー寺原隼人投手に対して、今季、兄貴からラスボスへと変貌した栗山巧選手。ど真ん中143km/hストレートを真っ向から打ち返し9号ソロホームランとする。栗山巧選手もうすぐ二桁本塁打!

[caption id="" align="alignnone" width="480"]栗山巧選手 (2回裏、左越第9号ソロホームラン) 球種はまっすぐです。 コンパクトに行こうと思って打席に入りました。 結果ホームランになって良かったです。 栗山巧選手
(2回裏、左越第9号ソロホームラン)
球種はまっすぐです。
コンパクトに行こうと思って打席に入りました。
結果ホームランになって良かったです。[/caption]

【3回裏】

3回裏にはバッティングなら主力級の脇谷亮太選手が寺原隼人投手からライト前ヒットを撃ち、つづく中村剛也選手が初球142km/hストレートを左中間への36号2ランホームランとする。
中村剛也選手 (3回裏、左中間第36号2ランホームラン) まっすぐです。 打てて良かったです。

中村剛也選手
(3回裏、左中間第36号2ランホームラン)
まっすぐです。
打てて良かったです。

この後、炭谷銀仁朗選手のタイムリーヒットも重なり3回には4点を追加する。

炭谷銀仁朗捕手(3回裏、3回、左越え2点タイムリー2ベースヒット)
カットボールです。
第1打席は簡単に三振をしてしまったので、
この打席は思いっきり初球からいきました。

【5回裏】

4回裏から福岡ソフトバンクホークスは巽真悟投手へ継投、すぐに継投できる福岡ソフトバンクホークスの投手層を羨むものの、埼玉西武ライオンズ打線は勢いを増す。
エルネスト・メヒア選手がどまんなかカットボールを低い弾道の早い打球で打ち返し23号ソロホームランにした!

[caption id="" align="alignnone" width="480"]エルネスト・メヒア選手 (5回裏、左中間第23号ソロホームラン) スライダーです。 リードを広げられて良かったよ。 エルネスト・メヒア選手
(5回裏、左中間第23号ソロホームラン)
スライダーです。
リードを広げられて良かったよ。[/caption]

【6回裏】

6回裏には巽真悟投手から2アウト満塁のチャンスを得たエルネスト・メヒア選手。内角高め143km/hストレートをレフト線へ打ち返し2点タイムリー2ベースヒットとした。
エルネスト・メヒア選手
(6回裏、6回、左線2点タイムリー2ベースヒット)
インコースまっすぐです。
このままいってチームは勝利するよ。

そして満塁は続き、7番DH出場の森友哉選手へチャンスが回る。巽真悟投手の初球、内角真ん中カットボールをプロ初となる満塁ホームランとし、14本目のホームランを飾る。

[caption id="" align="alignnone" width="480"]森友哉選手 (6回裏、6回、右越第14号満塁ホームラン) (プロ初の満塁ホームランですが? との問いに) うれしいの一言です。 森友哉選手
(6回裏、6回、右越第14号満塁ホームラン)
(プロ初の満塁ホームランですが? との問いに)
うれしいの一言です。[/caption]

【7回表】
埼玉西武ライオンズ先発ピッチャー岸孝之投手は立ち上がりから好調だった。特にストレートの勢いはその調子の良さを如実に表していた。

[caption id="" align="alignnone" width="480"]112球を投げた岸孝之投手 7回112球を投げた岸孝之投手[/caption]

【試合結果】
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【岸孝之投手と森友哉選手のヒーローインタビュー】

[caption id="attachment_4313" align="alignnone" width="531"]岸孝之投手4勝目森友哉選手初の満塁ホームラン 岸孝之投手4勝目森友哉選手初の満塁ホームラン[/caption]

-今日のヒーロー、1人目は見事な4勝目を挙げた岸投手です。
今季初のホークス戦でしたが、序盤からスイスイといったピッチングに見えましたが、ご自身ではボールの感触はいかがでしたか?
(岸孝之投手)投げている感じは悪くなくて、先に点をやらないようにと思って投げてました。

-唯一6回に1失点した後もランナーを背負って、あの場面が少しピンチだったかなと思いますが、しっかりとしのげました。あの辺りはいかがでしたか?
(岸孝之投手)まぁなんとか。はい、なんとかです。

-味方も2ケタ安打2ケタ得点といい援護がありましたね?
(岸孝之投手)自分の勝ちよりも、銀(炭谷)が3本打ったのが、すごくうれしいです。

-次の登板の時も炭谷選手にいい援護をもらえますかね?
(岸孝之投手)はい。期待しています。

-9月に入って一試合一試合、岸投手の登板試合にかかる期待も大きくなってくると思います。最後にライオンズファンへ次の登板にむけてメッセージをお願いします。
(岸孝之投手)多分またホームだと思うので、またよろしくお願いします。

-続いては6回の満塁ホームランを含む2安打4打点の森選手です。
打った瞬間ものすごい打球でしたが、ご自身ではいかがでしたか?
(森友哉選手)栗山さんがいい形でつないでくれたので、初球から思い切り振りやすい雰囲気を作っていただきました。

-ご自身では6月26日以来となる久々のホームランでしたが、お気持ちはいかがですか?
(森友哉選手)なかなかホームランが出なかったんで『すごい悔しいなぁ』っていう思いもありましたし、チームに貢献できなかったんで、今日は打てたっていうのはうれしいです。

-そのうれしい1本はプロ初の満塁ホームランになりました。先輩の中村選手は今16本打っています。それに続く1本目になりましたね?
(森友哉選手)中村さんと比べたらダメだと思います(苦笑)。

-ファンの皆さんは期待していると思いますよ?
(森友哉選手)いや、ダメですね。はい。

-1シーズン続けての出場が続く中で思うようにいかない部分もあったと思います。しかし、今日の1本をきっかけにまた乗っていけそうですね?
(森友哉選手)そうですね。乗っていけたらいいですし、チームも勝ち続けられればいいかなと思います。

-9月に入っての大事な試合、まずは首位・ホークスとの3連戦の頭を良い形で取れたんじゃないですか?
(森友哉選手)すごい良い形で取る事ができたんで、後の2戦の両方か、もしくはあと一つ(取って)勝ち越せればいいなと思います。

-最後に明日のゲームに向けてライオンズファンへメッセージをお願いします。
(森友哉選手)明日も必ず貢献します! 応援よろしくお願いします!

【田邊監督コメント】

(今日の試合展開について)
仙台から移動しての、選手も結構きつい日程の中、よくバッター陣のほうはつないで点を取ってくれました。
岸が投げるときはなかなか点が取れないので、序盤で点を取ってあげたことで岸も楽に投球できたと思います。

(先発全員安打を放った打線について)
ここ数試合打線に粘りが出てきているのと、メヒアが調子を上げてきてくれているというのは大きいと思います。

(メヒアについて)
ここのところ力みがなくなってきて、リラックスしてバッターボックスに立っているのが良いのかなと思います。

(森について)
ここのところスタメンから外して少しバッティングについてコーチと考える時間を与えたところで、良い結果が出てチームに取っても非常に大きかったです。
四球を選んで塁に出るとか、ヒットを打つとか、甘い球をホームランにするとか、バッティングの強弱というものが、
いつも強振するばかりではなく強弱が必要かなということを少し気付いてくれたらいいなと思います。

(岸について)
初回から良いテンポで投げてくれたので、そういったところで打線のリズムというものをつくってくれたし、
7回はへばりましたけれども、球威、コントロール共に申し分なく投げてくれたと思います。

(対ホークス3連戦について)
ホークス3連戦の頭を取ったということで、まずは勝ち越しを目指して明日あさってと戦いたいと思います。


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