2015年8月2日埼玉西武ライオンズVS福岡ソフトバンクホークス18回戦

本日の打順は、唯一の3割バッター秋山翔吾選手からはじまり、脇谷亮太選手がファースト守備で2番バッター。脇谷亮太選手は、先日敗戦の原因ともなったバックホームを投げたこともあり、得意のバッティングで汚名返上して欲しい。9番には最近目立っている外崎修汰選手を擁する埼玉西武ライオンズ。

[caption id="" align="alignnone" width="363"]2015年8月2日ライオンズスタメン 2015年8月2日ライオンズスタメン[/caption]

[caption id="" align="alignnone" width="364"]2015年8月2日ホークススタメン 2015年8月2日ホークススタメン[/caption]

【2回表】

埼玉西武ライオンズ先発ピッチャーは高橋光成投手。11連敗という崖っぷちだけに、いろんな采配を試すことができる田邊徳雄監督の肝いり采配となった。
高橋光成投手、さすがの投球といえる。初回、球界屈指のバッターホークスの柳田悠岐にヒットを浴び、ランナーを背負うが無失点で切り抜ける。
2回表には李大浩選手へ鋭い変化球を投げ続け、フォークで三振に打ち取る。本日も、3割バッターを4人揃えている福岡ソフトバンクホークスに対して、この投球ができるのは素晴らしい。

[caption id="" align="alignnone" width="480"]李大浩選手を変化球で捕らえプロ初三振 李大浩選手を変化球で捕らえプロ初三振[/caption]

[caption id="" align="alignnone" width="480"]高橋光成投手よく腕が振れている 高橋光成投手よく腕が振れている[/caption]

【3回表】

3回表には外崎修汰選手がサードかレフト守備への当たりを追いかける。激走という言葉がよく似合う。これには、サード中村剛也選手は、おーっという感じで見とれ。レフト栗山巧選手は、「おっおう、頑張った」と拍手を送っていた。危うくフェアになりそうなキャッチングだったが、外崎修汰選手が目立っているということだけは確実だろう。
高橋光成投手だが4回に3失点奪われてしまい72球でノックアウトとなった。それでも、よく投げることが出来たと思う1年目初登板。

[caption id="" align="alignnone" width="480"]存在感を増す外崎修汰選手の捕球 存在感を増す外崎修汰選手の捕球[/caption]


高橋光成投手
(4回表、3回0/3、72球、被安打5、奪三振1、与四死球4、失点4、自責点3)
打たれるというより自分で崩れてしまったと思います。
それがなければもう少しいいピッチングができたと思います。
先発としてゲームを作れなかったのが反省点です。
次回チャンスをいただけたら、もっと自分らしい押していくピッチングができるようにしたいです。



【7回裏】


福岡ソフトバンクホークス寺原隼人投手からヒットは打てるが得点できない埼玉西武ライオンズ。
7回裏、疲れの見えた寺原隼人投手に対し秋山翔吾選手と脇谷亮太選手の連打でランナー1-2塁。森友哉選手はまだ調子が出ない。
ここで、中村剛也選手がスライダー攻めにあう。5球目も外角真ん中スライダーだった、完全に目が慣れた所での一振りがセンターへの3ランホームランとなる。

中村剛也選手
(7回裏、7回、第30号中越3ランホームラン)
スライダーです。
打てて良かったです。

[caption id="" align="alignnone" width="480"]2アウト1-2塁から中村剛也選手が30号3ランホームラン 2アウト1-2塁から中村剛也選手が30号3ランホームラン[/caption]

【試合結果】

高橋光成投手は良かったと思う。もっと調子の悪いベテラン投手だっているのに、よく投げた。やはり、4回以降になると読まれるのだろうか、体力なのだろうか。それでも、ルーキーにはありがちな打たれ方なので、修正して再登板出来そうな力を魅せてくれた。問題点というか、森友哉選手や中村剛也選手の一発に頼るのは良くない。特に、長打選手の調子が上がらない今だと、指名打者含めコツッコツ当てていくチーム編成を試してみたらどうだろうか。12連敗するとそういう思い切りもできる気がする。

[caption id="" align="alignnone" width="684"]2015年8月2日スコア 2015年8月2日スコア[/caption]

【田邊徳雄監督】
(12連敗について)
あと一押しだったね。
序盤、中盤に点がほしかった。
毎回言っているがチャンスは作っているけれど、あと一本が出ない。


(プロ初先発・高橋光成について)
彼なりのピッチングができたと思うし、
その中で良いところ、悪いところは今後の反省材料として生かしてほしいよね。
先発のコマが足りないので、今後考えていかないと。

(6回裏・満塁のチャンスでの代打・岡田について)
状態を考えたら岡田だった。

(3番・森、5番・栗山の打順変更について)
栗山は3番であまり結果が出ていなかったので、森を3番に上げて5番に置いた。
栗山は3番に入ると、どうしても力んでしまうからね。

(秋山、脇谷の1、2番がチャンスを作っていたが…)
そこが負けが込んでいるチームの勢いの無さというのか…。
良い流れで来ていると簡単にポンッと点が入るところだけど、何とかしようという気持ちは強いからね。
それはよく分かるよ。分かる。
みんな一生懸命やっているから、下を向かず上を向いて今まで戦ってきた。
何とかみんなで一つ勝ちを取りに行くという、その姿勢でやっていきたい。


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