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2015年埼玉西武ライオンズ投手陣の後半戦の戦い方を徹底解剖
質問：投手陣の前半戦を振り返って
（田邊徳雄監督）
牧田和久投手であり、十亀剣投手であり、野上亮磨投手であり、そういった投手が非常に良い働きをしてくれて、そこそこ後がしっかりしているので、あとは、中継ぎがもう少ししっかりしてくれると、勝ちゲームは安心して見ていられるというところですね。

[caption id="attachment_4096" align="alignnone" width="300"] 横田久則投手コーチが7回の男を分析[/caption]

（横田久則投手コーチ）
先発陣に関してはほんとうによく頑張ってくれているなと感じますし、あとは後の増田達至投手と高橋朋己投手の2人がよく頑張ってくれています。
ここ近年中継に不安があった中で、8回9回はしっかりできているので、今の形になっているのかなと思っています。

質問：課題となっていた中継ぎ陣の今後
（田邊徳雄監督）
武隈祥太投手は昨年から、非常に安定しています。その辺りであと1枚いれば良いんでしょうけど、現状だと武隈祥太投手を中心に、なんとか凌いでいかなければいけないかなという状況です。

（横田久則投手コーチ）
8回増田達至投手9回高橋朋己投手に加えて、武隈祥太投手がかなり重要なところを凌いでくれていて、だから武隈祥太投手の負担が多くなっている分だけ、なんとか後半まで持たせて、最後まで行かせたいなと思っています。

質問：後半戦に武隈祥太投手の負担を減らす7回のキーマンは？

[caption id="attachment_4097" align="alignnone" width="300"] 田邊徳雄監督が後半戦の戦い方を徹底解剖！[/caption]


（田邊徳雄監督）
藤原良平投手であり、岡本洋介投手であり、バスケス投手がもう少し安定感を増してくれたら非常にありがたいですね。その3人が良いピッチングをしてくれたら非常に助かるんですけどね。

（横田久則投手コーチ）
現時点でいろいろな所で、宮田和希投手を起用していますが、まだまだ武隈祥太投手のところを任せるところまでいっていません。年齢的には宮田和希投手も武隈祥太投手も変わらないので、自分がとってやる！くらいの気持ちでやって欲しいです。
優勝するためには、新しい芽が必要かなと感じています。
右投手では主に7回にバスケス投手が投げていますが、当然やってもらわなければいけない中で、あとは、今行ったところを、藤原良平投手などが伸びてきてくれれば良いなという思いがあります。

質問：ズバリ優勝するための投手ポイントは？
（横田久則投手コーチ）
優勝するためのポイントはたくさんあるんですけど、まずは、岸孝之投手が波に乗ってくれることですよね。遅れて入ってきてちょっとまだ波に乗れてこれていないので、多分本人も遅れてきた分いろいろな思いがあると思います。エースが波に乗ってくれると、そこにつづく、菊池雄星投手、十亀剣投手、野上亮磨投手、皆悪くないので、良い回りになるのではないかと思っています。
中継ぎに関しては先ほど言ったところですね。増田達至投手、高橋朋己投手に前半通りに後半も頑張ってもらって、その中にバスケス投手、武隈祥太投手を含め、新しい芽が出てきてくれるそういったところを期待したいと思っています。