2015年7月15日埼玉西武ライオンズVS東北楽天ゴールデンイーグルス13回戦

既に安定感と自信を定着させつつある野上亮磨投手。東北楽天ゴールデンイーグルスに対しその力を存分に発揮して欲しい。
野上亮磨投手の力投

 

埼玉西武ライオンズスタメン

楽天スタメン

【1回裏】

栗山巧選手が内角真ん中142km/hストレートをライト前ヒットにして出塁すると、東北楽天ゴールデンイーグルス先発ピッチャー菊池保則投手が中村剛也選手へフォアボールを与え、ランナー1-2塁で森友哉選手の打席。
内角高め143km/hストレートを一振りすると、打球はギリギリフェンスにあたり惜しくもホームランにはらない打球。それでも、2点を先制する素晴らしい攻撃をみることが出来た。



森友哉選手
(1回裏、1回、右中間2点タイムリー2ベースヒット)
まっすぐです。
先制点を取ることができ、ピッチャーを援護することができて良かったです。


【3回裏】


3回裏の埼玉西武ライオンズ先頭バッターは秋山翔吾選手。菊池保則投手の2球目どまんなかスライダーをセンターへのツーベースヒットにし、新たな記録への一歩を掴んだ。



 

【5回表】

埼玉西武ライオンズ先発ピッチャー野上亮磨投手は、ストレートが冴え渡る非常に良いピッチングだった。もちろん、打たせて捕る為には守備の援護も必要となる。5回表には、ショート渡辺直人選手が三遊間を抜ける強いあたりにダイビングして、ギリギリアウトの好守備を魅せてくれた。



【5回裏】

5回裏には栗山巧選手と浅村栄斗選手の連打の後、中村剛也選手の打席。菊池保則投手からストレートとフォークで攻めに攻められたが、7球目133km/hフォークが真ん中高めに入ったところで、タイミングを強引に合わせて撃ちぬいた!打球は3塁を抜けるゴロ、そのゴロがフェンスまで転がる特大の2点タイムリーツーベースヒットになった。打球の行末は下の動画で。



中村剛也選手
(5回裏、5回、左線2点タイムリー2ベースヒット)
フォークです。ランナーを還せて良かったです。

【試合結果】

一言で言えば、勝ったなと思っていた試合。それは、8回まで。
9回も野上亮磨投手を出してきた田邊徳雄監督。まあ行けるかなという気持ちもあったのは、90球ぐらいだったからだろう。そして、連打で1-2塁の後、ウィラー選手にスライダーを3ランホームランにされる。
野上亮磨投手

そりゃ、この表情にもなり得る。田邊徳雄監督は野上亮磨投手の成長に華を添えるために、完投完封勝利をさせてあげたかったのかもしれない。ただ、そういうの私は好きではない。昨日の秋山翔吾選手がチームの為に連続安打を棒に振ってフォアボールを選んだ打席が有った。田邊徳雄監督はそれを見てどうおもったか、それはインタビューでも答えている通り、またトライすれば良いだけだ。完投完封勝利も同じだ。まずはチームの勝利を第一に考え、1位独走状態の時にそういう事を考えれば良い。しかし、昨日の田邊徳雄監督の秋山翔吾選手に対するインタビューから考えると、田邊徳雄監督はそういう人じゃないし、秋山翔吾選手のような自己犠牲の人では監督には成り得ないのかもしれない。

最終的に、高橋朋己投手が継投した後追加点を取られ、延長へ突入。10回以降は増田達至投手 、エスメルリング・バスケス投手 、武隈祥太投手、岡本洋介投手と継投を重ねたが、スコアの通り追加で3失点して打線も振るわず敗戦となった。エスメルリング・バスケス投手が11回に打たれたことが追加失点の原因だが、正直延長突入以前の田邊徳雄監督の継投ミスが最大の敗因だろう。 

 

 

 

2015年7月15日試合結果

 

【田邊徳雄監督コメント】
(今日の試合について)
9回だよ、今日は全て。なんとか野上が抑えてくれるだろうと判断して9回上がらせたけど、判断が甘かったね。
完封が野上はいまだかつてなかったんで、8回までの投球内容なら、行ってくれるだろうという予測を元に行かせたけれど…。

(高橋朋について)
昨日の今日だし、ちょっと昨日の試合を引きずっていたかな。準備はしていたんだけどね。

ウチのペースで来ていたんで、この一敗は痛いな。ここでオールスターで少し期間が空く。切り替えの期間があるので、立て直したいです。

(炭谷について)
大丈夫。少し踏まれたくらい。

 



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