2015年7月14日埼玉西武ライオンズvs東北楽天ゴールデンイーグルス12回戦
秋山翔吾選手の連続32試合安打記録更新がかかった試合。相手は東北楽天ゴールデンイーグルス。今までの相手よりも勝ちやすいはず、連敗をストップしたい試合。



【1回表】
埼玉西武ライオンズ先発ピッチャー牧田和久投手は前回の試合同様調子を取り戻した投球となっている。
コントロールも安定しており、牽制に対する集中力見魅せてくれた動画がこれ。

炭谷銀仁朗捕手も負けじと2塁への盗塁を阻止した動画がこれ。

【6回裏】
試合は均衡状態を保ちなかなか得点に結びつかない。秋山翔吾選手も安打が出ず6回まで進む。
楽天の先発ピッチャー則本昂大投手が、浅村栄斗選手と中村剛也選手へ連続フォアボールを出し、森友哉選手の打席。
90球を超えた則本昂大投手の初球が外角低め、森友哉選手にとっては打ちやすい位置へチェンジアップで入った、これを森友哉選手が見事に弾き返し、先生タイムリーヒットにする。
つづくエルネスト・メヒア選手のセンター前ヒットで満塁。渡辺直人選手がショートゴロを打ち、3塁へ進塁していた中村剛也選手が返り更に1点追加の2点先制することになる。
先制点を奪った森友哉選手の写真。すごい笑顔だ。ところで、金髪はアリなんだろうか。時代は平成だからありだと思うが、2年目なので活躍を妬まれ足元を掬われないようにしたいところでもある。

森友哉選手
(6回裏、6回、中前タイムリーヒット)
チェンジアップです。
1、2打席チャンスで凡退してしまったので、
この打席は積極的に行こうと思った結果ヒットになりました。
いいところで打てて良かったです。
【10回裏】
試合は9回、高橋朋己投手がフォアボールを与えた後、楽天のウィーラー選手にタイムリー2ベースヒットを打たれてしまい、勝てる試合が伸びてしまうという守護神らしからぬ投球をみせてくれた。チーム戦なのでこういうこともあるが、今日のように点が取りにくい試合だと、高橋朋己投手の1球が重たい意味を持つ。
10回裏秋山翔吾選手はまだ安打がないので、10回延長をポジティブに捉えて安打を狙って欲しいところ。しかし、秋山翔吾選手はチームの勝利のため、この貴重な打席にあフォアボールを選ぶ。自分が一番大事なら、食らいついてでもボール球を打ちに行くところだが、秋山翔吾選手のチーム愛は素晴らしい。ちょっとその考えに至らなかった自分が恥ずかしい。
その後、浅村栄斗選手が青山浩二投手からデッドボールを受け、ぎりぎりの試合でプレッシャーをかける。
ここで、中村剛也選手の登場。最近、目立った結果が見られなかった中村剛也選手だったが、秋山翔吾選手のチームのためにフォアボールを選ぶ姿勢に感化され、何としてでも打たねばという気持ちになったという。高めに固まった配球から5球目外角高めスライダーをバットの先に当てて飛ばした。滞空時間が長く、中村剛也選手自身も早く入ってほしいと願った打球はサヨナラ3ランホームランとなる。

【試合結果】
秋山翔吾選手の記録が31試合連続安打で途絶えたことは残念だが、31試合でも凄い。張本勲氏にも何も言われなくてすむ。この間の安打は実に59本。打率は驚異の.457を誇り、31試合連続安打は左打者の最長記録でもある。
また、牧田和久投手もよく頑張ってくれた。牧田和久投手がやっと本調子という感じになってきたことがほんとうに嬉しい。
牧田和久投手
(7回表、7回、75球、被安打6、奪三振3、与四球1、失点1、自責点1)
暑い中、集中力を切らさずに強い気持ちで何としてでもゼロに抑えるという気持ちが、
いい結果になったと思います。

【ヒーローインタビュー】
-最後はホームランが出て連敗が4で止まりました。今日のゲームを振り返っていかがですか?

(秋山翔吾選手)まずここに立っているのが、よく分からないんですけど、本当勝てて良かったです。
-ヒットがない中で10回に打席が回ってきてカウント3-2までよく選びましたね?
(秋山翔吾選手)“打っていい”という指示もあったんですけど、やっぱり連敗している中で自分勝手なバッティングをしてしまうと流れも悪くなりますし、後ろでああやって打ってくれる人がいるんで、あそこは3-1からはいきましたけど、その後は我慢しました。
-正直なところ、記録というのは頭の中にありましたか?
(秋山翔吾選手)球団記録を超えてからは「いつ止まってもいいかなというか仕方ないかな」と思っていたんですけど、30試合を超えてから正直なところ、今日もですけど打ちたいと思っていたんですけど、相手の則本投手もすごく良いボールを投げていたんで、やっぱりまだ力が足りなかったですね。
-いろいろな記録のプレッシャーがある中で、プレッシャーは感じていましたか?
(秋山翔吾選手)プレッシャーというか日に日にマスコミの方がすごくある事なんですけど、たくさん書いてくださって。知り合いとかは楽しんでいると思うんですけど、僕自身は(プレッシャーに)かなりやられてるところもあって、ここまで来れたので。一つ切れちゃいましたけど、まだまだ試合は続くので、頑張っていきます。
-ただ31試合はずっとヒットが続きました。本当にすごい事だとは思いますが、改めてどう思いますか?
(秋山翔吾選手)何か一つコツコツやっていけばこういう結果に辿りつくんだなというのは思いましたし、それがこうやってチームの勝ちにつながってくれたのはすごくやりがいを感じているところなので、また頑張りたいと思います。
-大きなファンの皆さんからの拍手がありましたが、明日が前半戦最後のゲームになります。明日に向けて一言お願いします。
(秋山翔吾選手)連続試合ヒットを期待して見に来てくださった方もたくさんいると思うんですけど、チームが戦っているんで、また応援しに来てください!! よろしくお願いします!!
-続いては見事なサヨナラホームランを放った中村選手です。
打った瞬間の気持ちはいかがですか?
(中村剛也選手)えーどうすかね、実際入ると思わなかったんですけど。(打球が)早く落ちてくれと思ってました。
-入ると思わなかったというのは手応えの部分ですか?
(中村剛也選手)うーん、ちょっと上がりすぎたので、どうかなーと思ってて。外野が前進守備だったので“早く後ろに落ちろ、じゃあサヨナラや”と思ってたんですけど、(スタンドに)入ってました。
-4番のバットで延長戦までいったゲームは連敗を4で止めました。こちらに関してはいかがでしょう?
(中村剛也選手)連敗中僕自身も打てなくって結構責任を感じていたんですけど、今日勝てて良かったです。
-最後の打席は秋山選手が四球が出て送って、浅村選手が死球、打席に入る気持ちは違った部分があるのかなと思うんですが、その辺りはいかがですか?
(中村剛也選手)そうですね、秋山は記録が懸かっているのにしっかりボールを選んで四球を取ってくれたんで、その後もアサ(浅村選手)が当たってチャンスだったんで、なんとかしたいなという気持ちは強かったですね。
-さすが4番、いいところは持っていきますね?
(中村剛也選手)たまには打たせてください。
-明日が前半戦最後のゲームになります。明日に向けて一言お願いします。
(中村剛也選手)今日僕のバットで勝てたんで、明日も僕のバットがチームの勝利に貢献できるよう頑張ります。
【田邊徳雄監督コメント】
最後は4番がよく決めてくれました。それまで打つ方もピッチャーもちょっと締まらない場面がいくつかあったので、それを引きずって嫌な雰囲気で延長に入りましたけど、最後はしっかりつないで4番が良い仕事をしてくれました。
(クリーンアップについて)
ファイターズ戦で少しきつい3連敗を喫したので、ここでオールスター前の2試合を何とかみんなで勝ち抜こうということで、今日も気合いが入っていた。なかなか点数に結びつかなかったが、まあまあチャンスを作って何とかその中でクリーンアップがいい仕事をしてくれましたね。
(秋山について)
秋山ならまたトライしてくれればいいし、その前にチームの勝利のために自分のできる仕事をしてくれた。それは本当に秋山をまた評価できることだし、これからまたヒットを何試合か打ってもらってチームの勝利に貢献してほしいと思います。素晴らしかったし、歴代の大先輩方の記録に秋山という名前を刻むこともできたし、これで満足することなくまた新たにトライしてほしいと思います。
(牧田について)
なかなか点を取ってやれないので、その中で牧田らしい我慢のピッチングができたことは、評価できますね。
本当に最後4番がホームランを打ってくれて雰囲気ががらっと変わりました。これを明日いい形でつなげてまたチーム一丸となって、オールスター前の1試合を何とか勝ちにいきたいと思います。
秋山翔吾選手の連続32試合安打記録更新がかかった試合。相手は東北楽天ゴールデンイーグルス。今までの相手よりも勝ちやすいはず、連敗をストップしたい試合。



【1回表】
埼玉西武ライオンズ先発ピッチャー牧田和久投手は前回の試合同様調子を取り戻した投球となっている。
コントロールも安定しており、牽制に対する集中力見魅せてくれた動画がこれ。

炭谷銀仁朗捕手も負けじと2塁への盗塁を阻止した動画がこれ。

【6回裏】
試合は均衡状態を保ちなかなか得点に結びつかない。秋山翔吾選手も安打が出ず6回まで進む。
楽天の先発ピッチャー則本昂大投手が、浅村栄斗選手と中村剛也選手へ連続フォアボールを出し、森友哉選手の打席。
90球を超えた則本昂大投手の初球が外角低め、森友哉選手にとっては打ちやすい位置へチェンジアップで入った、これを森友哉選手が見事に弾き返し、先生タイムリーヒットにする。
つづくエルネスト・メヒア選手のセンター前ヒットで満塁。渡辺直人選手がショートゴロを打ち、3塁へ進塁していた中村剛也選手が返り更に1点追加の2点先制することになる。
先制点を奪った森友哉選手の写真。すごい笑顔だ。ところで、金髪はアリなんだろうか。時代は平成だからありだと思うが、2年目なので活躍を妬まれ足元を掬われないようにしたいところでもある。

森友哉選手
(6回裏、6回、中前タイムリーヒット)
チェンジアップです。
1、2打席チャンスで凡退してしまったので、
この打席は積極的に行こうと思った結果ヒットになりました。
いいところで打てて良かったです。
【10回裏】
試合は9回、高橋朋己投手がフォアボールを与えた後、楽天のウィーラー選手にタイムリー2ベースヒットを打たれてしまい、勝てる試合が伸びてしまうという守護神らしからぬ投球をみせてくれた。チーム戦なのでこういうこともあるが、今日のように点が取りにくい試合だと、高橋朋己投手の1球が重たい意味を持つ。
10回裏秋山翔吾選手はまだ安打がないので、10回延長をポジティブに捉えて安打を狙って欲しいところ。しかし、秋山翔吾選手はチームの勝利のため、この貴重な打席にあフォアボールを選ぶ。自分が一番大事なら、食らいついてでもボール球を打ちに行くところだが、秋山翔吾選手のチーム愛は素晴らしい。ちょっとその考えに至らなかった自分が恥ずかしい。
その後、浅村栄斗選手が青山浩二投手からデッドボールを受け、ぎりぎりの試合でプレッシャーをかける。
ここで、中村剛也選手の登場。最近、目立った結果が見られなかった中村剛也選手だったが、秋山翔吾選手のチームのためにフォアボールを選ぶ姿勢に感化され、何としてでも打たねばという気持ちになったという。高めに固まった配球から5球目外角高めスライダーをバットの先に当てて飛ばした。滞空時間が長く、中村剛也選手自身も早く入ってほしいと願った打球はサヨナラ3ランホームランとなる。

【試合結果】
秋山翔吾選手の記録が31試合連続安打で途絶えたことは残念だが、31試合でも凄い。張本勲氏にも何も言われなくてすむ。この間の安打は実に59本。打率は驚異の.457を誇り、31試合連続安打は左打者の最長記録でもある。
また、牧田和久投手もよく頑張ってくれた。牧田和久投手がやっと本調子という感じになってきたことがほんとうに嬉しい。
牧田和久投手
(7回表、7回、75球、被安打6、奪三振3、与四球1、失点1、自責点1)
暑い中、集中力を切らさずに強い気持ちで何としてでもゼロに抑えるという気持ちが、
いい結果になったと思います。

【ヒーローインタビュー】
-最後はホームランが出て連敗が4で止まりました。今日のゲームを振り返っていかがですか?

(秋山翔吾選手)まずここに立っているのが、よく分からないんですけど、本当勝てて良かったです。
-ヒットがない中で10回に打席が回ってきてカウント3-2までよく選びましたね?
(秋山翔吾選手)“打っていい”という指示もあったんですけど、やっぱり連敗している中で自分勝手なバッティングをしてしまうと流れも悪くなりますし、後ろでああやって打ってくれる人がいるんで、あそこは3-1からはいきましたけど、その後は我慢しました。
-正直なところ、記録というのは頭の中にありましたか?
(秋山翔吾選手)球団記録を超えてからは「いつ止まってもいいかなというか仕方ないかな」と思っていたんですけど、30試合を超えてから正直なところ、今日もですけど打ちたいと思っていたんですけど、相手の則本投手もすごく良いボールを投げていたんで、やっぱりまだ力が足りなかったですね。
-いろいろな記録のプレッシャーがある中で、プレッシャーは感じていましたか?
(秋山翔吾選手)プレッシャーというか日に日にマスコミの方がすごくある事なんですけど、たくさん書いてくださって。知り合いとかは楽しんでいると思うんですけど、僕自身は(プレッシャーに)かなりやられてるところもあって、ここまで来れたので。一つ切れちゃいましたけど、まだまだ試合は続くので、頑張っていきます。
-ただ31試合はずっとヒットが続きました。本当にすごい事だとは思いますが、改めてどう思いますか?
(秋山翔吾選手)何か一つコツコツやっていけばこういう結果に辿りつくんだなというのは思いましたし、それがこうやってチームの勝ちにつながってくれたのはすごくやりがいを感じているところなので、また頑張りたいと思います。
-大きなファンの皆さんからの拍手がありましたが、明日が前半戦最後のゲームになります。明日に向けて一言お願いします。
(秋山翔吾選手)連続試合ヒットを期待して見に来てくださった方もたくさんいると思うんですけど、チームが戦っているんで、また応援しに来てください!! よろしくお願いします!!
-続いては見事なサヨナラホームランを放った中村選手です。
打った瞬間の気持ちはいかがですか?
(中村剛也選手)えーどうすかね、実際入ると思わなかったんですけど。(打球が)早く落ちてくれと思ってました。
-入ると思わなかったというのは手応えの部分ですか?
(中村剛也選手)うーん、ちょっと上がりすぎたので、どうかなーと思ってて。外野が前進守備だったので“早く後ろに落ちろ、じゃあサヨナラや”と思ってたんですけど、(スタンドに)入ってました。
-4番のバットで延長戦までいったゲームは連敗を4で止めました。こちらに関してはいかがでしょう?
(中村剛也選手)連敗中僕自身も打てなくって結構責任を感じていたんですけど、今日勝てて良かったです。
-最後の打席は秋山選手が四球が出て送って、浅村選手が死球、打席に入る気持ちは違った部分があるのかなと思うんですが、その辺りはいかがですか?
(中村剛也選手)そうですね、秋山は記録が懸かっているのにしっかりボールを選んで四球を取ってくれたんで、その後もアサ(浅村選手)が当たってチャンスだったんで、なんとかしたいなという気持ちは強かったですね。
-さすが4番、いいところは持っていきますね?
(中村剛也選手)たまには打たせてください。
-明日が前半戦最後のゲームになります。明日に向けて一言お願いします。
(中村剛也選手)今日僕のバットで勝てたんで、明日も僕のバットがチームの勝利に貢献できるよう頑張ります。
【田邊徳雄監督コメント】
最後は4番がよく決めてくれました。それまで打つ方もピッチャーもちょっと締まらない場面がいくつかあったので、それを引きずって嫌な雰囲気で延長に入りましたけど、最後はしっかりつないで4番が良い仕事をしてくれました。
(クリーンアップについて)
ファイターズ戦で少しきつい3連敗を喫したので、ここでオールスター前の2試合を何とかみんなで勝ち抜こうということで、今日も気合いが入っていた。なかなか点数に結びつかなかったが、まあまあチャンスを作って何とかその中でクリーンアップがいい仕事をしてくれましたね。
(秋山について)
秋山ならまたトライしてくれればいいし、その前にチームの勝利のために自分のできる仕事をしてくれた。それは本当に秋山をまた評価できることだし、これからまたヒットを何試合か打ってもらってチームの勝利に貢献してほしいと思います。素晴らしかったし、歴代の大先輩方の記録に秋山という名前を刻むこともできたし、これで満足することなくまた新たにトライしてほしいと思います。
(牧田について)
なかなか点を取ってやれないので、その中で牧田らしい我慢のピッチングができたことは、評価できますね。
本当に最後4番がホームランを打ってくれて雰囲気ががらっと変わりました。これを明日いい形でつなげてまたチーム一丸となって、オールスター前の1試合を何とか勝ちにいきたいと思います。

