2015年7月4日埼玉西武ライオンズVS千葉ロッテマリーンズ13回戦

[caption id="attachment_4000" align="alignnone" width="300"]秋山翔吾選手と歴代安打試合記録 秋山翔吾選手と歴代安打試合記録[/caption]

試合トップ   埼玉西武ライオンズ オフィシャルサイト (4)
試合トップ   埼玉西武ライオンズ オフィシャルサイト (5)

【1回裏】

1回裏、埼玉西武ライオンズ栗山巧選手が勝手知ったる涌井秀章投手のど真ん中143km/hストレートをいきなりセンター前へツーベースヒットにする。つづく、浅村栄斗選手がフォアボールになり、ランナー1-2塁でプレッシャーをかける埼玉西武ライオンズ打線。2013年年末に千葉ロッテマリーンズ行きを決めていた涌井秀章投手。元チームメイトは頑張っていますよ!涌井秀章投手のその頃の状況記事


そして、中村剛也選手。146km/h前後のストレートが5球続いた。その5球目。目も慣れている状況で内角真ん中ストレートを中村剛也選手がタイミングを合わせる。打球はレフトスタンドへ入り24号3ランホームランとなる。

中村剛也選手
(1回裏、1回、左越第24号3ランホームラン)
まっすぐです。
打てて良かったです。


【2回裏】
秋山翔吾選手の25試合連続安打となる場面。秋山翔吾選手は今季からスイングフォームを変更し、この記録につながっている。


連続安打試合記録だが、この写真の通り、これで王貞治氏に並ぶ25試合連続安打となる。

[caption id="attachment_4000" align="alignnone" width="300"]秋山翔吾選手と歴代安打試合記録 秋山翔吾選手と歴代安打試合記録[/caption]

30試合連続安打になれば、張本勲氏の記録に並ぶため、特定のテレビ局での取り上げ方が良くなるのではないかと期待している。ところで、安打記録表にイチロー選手が入っていないことが不思議だったので調べた。
イチロー選手はウェスタン・リーグ時代であれば46試合連続安打記録を持っているが、1軍戦手時代は23試合連続安打が最高となっている。もちろん、安打自体は210本打っており申し分ない成績だ。何故連続安打試合記録がこうなったかというと、1994年を例にすると、イチロー選手のオリックス・ブルーウェーブでの連続安打試合記録18試合-23試合-12試合-23試合と間1試合づつ無安打の試合があった。つまり、間各1試合づつも安打が有れば、79試合連続安打記録というとてつもない記録になっていたことだろう。まあ、そんなタラレバに、イチロー選手は興味が無いと思うが。

【3回表】
本日の埼玉西武ライオンズ先発ピッチャーは十亀剣投手。十亀剣投手の状態は悪くなく、真っ直ぐが少し甘い状態だった。このことは千葉ロッテマリーンズにも見ぬかれており、本日2失点の原因も、このストレートのコントロールミスとなっている。それでも、デスパイネ選手に対してはカーブで攻め、デスパイネせんしゅを完全に封じ込めた。昨日のデッドボールもあり、デスパイネ選手の構えが若干後に下がっている気もすることがわかる動画。


【3回裏】
本日久しぶりのスタメン、斉藤彰吾選手。斉藤彰吾選手は2013年は代走イメージだったが、2014年後半田邊徳雄監督代行時代からちょくちょく代打出場し、結果を残してきた。その長打力は磨かれ、涌井秀章投手のフォークを見事にとらえた!走っても早い、ホームランも打てる、斉藤彰吾選手。本日はライト守備での出場。

斉藤彰吾選手
(3回裏、3回、右越第1号ソロホームラン)
打ったのはフォークです。
変化球を頭に入れて打席に入りうまく打ててよかったです。


【4回裏】
兄貴はホームランバッターだった。そう思わせる登場。バッティングピッチャーを務めたこともあろう涌井秀章投手のど真ん中144km/hストレートを、栗山巧選手はスタンドギリギリに運ぶ。動画を見ると完全に振りきっている。当たりどころとしてはそんなに良くない気もしたが、高くフライになった打球がギリギリスタンドに入った時は身震いした。

栗山巧選手
(4回裏、4回、左中間第7号ソロホームラン)
球種はまっすぐです。
良いカウントだったので、思い切って行けました。
仕留められて良かったです。


その後、浅村栄斗選手がライト前ヒットで出塁後、中村剛也選手の打席。中村剛也選手は外角低め140km/hストレートをライトフェンス外側ギリギリまで飛ばす。その間に、1塁を既にスタートしていた浅村栄斗が3塁手前まで走っており、バックホームが返ってきた場面の動画。タイミングとしては微妙にアウトなのだが、浅村栄斗選手がセーフにしている。


中村剛也選手
(4回裏、4回、右線タイムリー2ベースヒット)
まっすぐです。
浅(浅村選手)ナイスラン!


その浅村栄斗選手のナイスランを違う角度からの動画で。素晴らしい、浅村栄斗選手が田村龍弘捕手を躱してスライディング。


【試合結果】
6回裏にも2点追加し快勝。こういう得点を、岸孝之投手の時や、郭俊麟(カクシュンリン)投手の時も欲しい。それが本音だ。とにかく、十亀剣投手はほんとうに強くなった。その事は、優勝を目指す埼玉西武ライオンズにとって大きな力であることに違いはない。
また、この後の、中村剛也選手のヒーローインタビューで、一体中村剛也選手が何を考えているのかが明らかになる!

試合トップ   埼玉西武ライオンズ オフィシャルサイト (3)

【ヒーローインタビュー】
【プロ野球パ】中村が「痩せます」宣言、十亀と中村のヒーローインタビュー 2015 07 04 L-M - YouTube
-今日は投打のお2人、まずは7勝目を挙げました、十亀剣投手です! おめでとうございます!
(十亀剣投手)ありがとうございます!

-昨日は引き分けで終わりました「埼玉vs.千葉シリーズ2015」と銘打たれたカード、2戦目のマウンドでしたが、どんなお気持ちでマウンドに上がったんですか?
(十亀剣投手)今日は完投しか考えてなかったんですけど、昨日中継ぎの人があれだけ頑張ってくれたので、今日は1イニングでも長く投げたい気持ちで投げられたので。8回で降りてしまいましたけれども、しっかり投げられたと思います。

-特に3回には、大きなピンチがありました。あのシーンはどう切り抜けましたか?
(十亀剣投手)あそこを1点で切り抜けられたのが、今日の勝因だと思いますし、中村さんのホームランもあったりとか、そういうところで気持ちの余裕ができていたので、本当にありがたいですね。

-ピッチング全体としましては、8回を投げ5安打2失点。三振も8つ奪いました。このあたり、何か良かった点はありますか?
(十亀剣投手)前回は変化球がよくなかったんですけど、今日はしっかりと投げ切ることができましたし、そういう部分でしっかり三振を取れたんじゃないかなと思います。

-十亀さんとしましては、これで3連勝。チームトップに並ぶ7勝目になりました。このまま勝ちを続けていきたいですね!
(十亀剣投手)今後も勝てる試合を勝てるように、頑張りたいと思います。

-そしてもう一つ。十亀さんにとってはうれしい、オールスター初選出もありました。この歓声です! どうですか?
(十亀剣投手)まさか選ばれるとは思っていなかったですけど、選ばれた最初の試合でこういう風にしっかり結果を残せたので、本当によかったと思います。

-では、今後に向けてファンの皆さんにメッセージをお願いします。
(十亀剣投手)本当に暑いですが、しっかりまた勝って頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!

-今度のピッチングにも期待しています。
(十亀剣投手)ありがとうございました!

-続きまして、打のヒーローにお越しいただきました。ホームランを含みます、3安打猛打賞、5打点の活躍! 中村剛也選手です! ナイスバッティングでした!
(中村剛也選手)ありがとうございます!

-昨日とは打って変わって、今日は快勝となりましたね。
(中村剛也選手)勝ててよかったですね。

-初回、いきなりチャンスで打席がまわってきました。あの打席の狙いはどうでしたか?
(中村剛也選手)何とかランナーをかえすことを考えていました。

-結果、2試合連発。打った瞬間という当たりでしたが、振り返っていかがでしょうか?
(中村剛也選手)まあまあ、いい当たりですね!

-今シーズンの中でも、比較的いい当たりに入る部類になりますか?
(中村剛也選手)そうですね。まあまあですね!

-その後も2つのタイムリー2ベースヒット。これで今シーズン8度目の猛打賞で5打点の活躍でした。バッティング全体を振り返っていかがですか?
(中村剛也選手)どうすかねえ…。もっと打てるように頑張ります!

-7月に入って4試合、3ホーマー11打点なんですが、まだまだなんですか?
(中村剛也選手)もうちょっと頑張ります。

-そして中村さんも、今シーズンのオールスター、ファン投票で7度目の選出が決まりました! これに向けてはいかがですか?
(中村剛也選手)そんなことまだ考えてないんですけど、まあ、あんまり考えてないです。

-近づいたらイメージするという感じでしょうか。
(中村剛也選手)いや、当日に考えます!

-ファンは中村さんのパワーを期待していると思いますけれども、今後に向けて意気込みを踏まえましてメッセージをお願いします。
(中村剛也選手)ちょっと暑くなってきて、ぼく自身ちょっとしんどいですけど、ちょっとやせます!

-今後の活躍も期待しています!
(中村剛也選手)ありがとうございます!

【田邊監督コメント】

(今日の勝ちについて)
なんとか勝たなきゃいけないというゲームだったんで、先制されましたけど、うまいこと中村の3ランで逆転して。序盤ちょっと十亀がフラフラしたんですけど、中盤から要所を締めて、良いピッチングをしてくれたんでね。なんとか打線が奮起して、良い形で攻めることができましたね。

(十亀について)
今日は十亀に長いイニングを放ってもらう予定でいました。なんとか十亀が8回まで頑張ってくれた。昨日結構ピッチャーをつぎ込んだんで、休ませなきゃいけないということなんで。今日は十亀が粘り強いピッチングで良く投げてくれました。

(序盤の十亀について)
球数が十亀は多いし、コントロールが乱れるというのも特徴なんですけどね、そこをなんとか我慢して、炭谷もいいリードをしてくれたんで。そこのところはなんとかまとめることができましたね。

(斉藤について)
3点取って逆転して、また1点取られて3対2で嫌な雰囲気になったところでね、斉藤のホームランは非常に大きかったですね。

(打線について)
ここのところ点数も取れている。1点2点の差は追い付くっていう打線の強みはあるので、なんとかつないで主軸に回すっていうことで成功していますね。

(明日の試合について)
せっかく今日良い形で締めることができたので、この勢いでなんとか明日取って勝ち越しを決めたいと思います。


にほんブログ村 野球ブログ 埼玉西武ライオンズへ応援クリックお願いします!