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【2015年6月4日埼玉西武ライオンズVS中日ドラゴンズ交流戦第3回戦】 2015年6月4日埼玉西武ライオンズのエース岸孝之投手が復帰！ 岸孝之投手自身の言葉を借りると、「自分にとっての開幕戦」となった。 【3回裏】 岸孝之投手は3回裏、緩急をうまく使った4連続三振を魅せてくれた。 ↓3連続三振と4連続三振の場面。 【4回裏】 岸孝之投手の復活したストレートの場面！ 【感想】 試合は延長12回で引き分けとなり、岸孝之投手に開幕初勝利がつくことはなかった事は残念だ。 岸孝之投手は緩急を使ったピッチングも冴えていたし、ストレートも唸りを上げており、復活といって良い投球だった。 2回裏に中日ドラゴンズのルナ選手から1発を浴びたが、1瞬でも気を抜けない一軍の空気を感じとる瞬間だった。これがなければ勝ちだったかもしれないが、まずは7回まで投げ切った岸孝之投手の完全復活を祝いたい。 8回は武隈祥太投手が中継ぎで登板し、満塁の大ピンチになるものの、無失点で切り抜ける。武隈祥太投手、昨年までの投球とは違い、メンタル面でもレベルアップした気がする。 9回の高橋朋己投手でさえもランナー1-2塁を背負う場面が有っただけに、本日の中日ドラゴンズは強かったのだろう。 その中で、10回11回を投げた増田達至投手は11回に満塁の大ピンチを背負いながら無失点で切り抜けた事は賞賛に値する。 そして、その中日ドラゴンズ相手に一歩も譲れないプレッシャーの中、12回に豊田拓矢投手が今季初登板で満塁の大ピンチになりながらも、これまた切り抜けることが出来た。 埼玉西武ライオンズはエース岸孝之投手と、守護神高橋朋己投手を有する万全の投手陣。そして、中村剛也選手、メヒア選手のホームランバッターを有する打撃陣に支えられたチームという印象だった。 それが、今期に入り田邊徳雄監督のもと、中継ぎ陣の強化が進んでいる印象がある。もちろん、森友哉選手がホームランバッターとしてDHの地位を確定させている事で、優勝に近づいている。 【田邊徳雄監督】