【2015年6月3日埼玉西武ライオンズVS中日ドラゴンズ交流戦第2回戦】

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【1回表】
中日ドラゴンズの先発ピッチャーは山井大介投手。埼玉西武ライオンズは初回から攻める。
先頭バッター秋山翔吾選手が外角141km/hストレートをレフト前ヒット。秋山翔吾選手はこれで打率.351。
その後、外角中心に攻められた浅村栄斗選手はフォークをライト前ヒットにし、3塁まで進んでいた秋山翔吾選手が返りいきなりの先制点。

【4回表】
 最近本塁打の話しが出てこなかった森友哉選手だが、2回の第1打席からコンパクトなスイングをして、外角低め140km/hの高速シュートを2塁打にした。
 そして、4回表、内角低め141km/hストレートを、コンパクトなスイングで打ち返す。これがライトフェンスぎりぎりの第10号ソロホームランとなる。このコンパクトで力のあるスイングであれば、変化球にも高速ストレートにも対応できる。コンパクトながら力のある素晴らしいスイングだ。
 森友哉選手は元々低めにかまえている。その為、低めの球であれば森友哉選手のベルトのあたりに来るため、非常に打ちやすい。今回はそういったコースでもあった。
 

森友哉選手
(4回表、4回、右越第10号ソロホームラン)
まっすぐです。来た球を思いっきり振りました。

【5回表】
5回表には、栗山巧選手がど真ん中139km/hストレートをバックスクリーンへの第3号ソロホームランにした。兄貴も森友哉選手に触発されたようだ。

【7回裏】
 野上亮磨投手は、初回、マウンドの傾斜になれず1失点してしまった。傾斜の件は、昨日の十亀剣投手も同様だった。ここは、投手コーチ陣で対応方法を考えてくれるだろう。

野上亮磨投手
(7回裏、7回、97球、被安打4、奪三振8、与四球1、失点1、自責点1)
1,2回は自分と戦いながら投げている状態でしたが、それ以降は自分なりにいいピッチングが出来たと思います。

【8回表】
 8回表中日ドラゴンズは継投岡田俊哉投手。森友哉選手は四方に散らばるコースで攻められるが、5球目真ん中低めスライダーだった。弱冠振りが大きくなった感じがするが、それでも森友哉選手にとってはちょうどよい高さのボールを、早い段階で打ちに行ったが、これがライトスタンドへの第11号ソロホームランとなる。
 この時期の2桁ホームランは、左バッターの高卒2年目としては、松井秀喜選手や掛布雅之選手と並ぶ勢いの2桁ホームラン記録となる。


【感想】
 埼玉西武ライオンズは末恐ろしいバッターを獲得、育成してきた。このホームランをつなげるために、コンパクトスイングを徹底し、他のコースでも対応できるようにコーチは指導しているのだろう。素晴らしい選手だ、森友哉選手!捕手としてもすごいがDHでホームランキングを狙ってほしい。

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【インタビュー】
-見事なピッチングでした。
(野上亮磨)ありがとうございます。

-昨日敗れて今日を迎えたマウンドということになりました。まず、どんなことを考えていましたか?
(野上亮磨)先取点をあげないようにと思っていたんですけど、マウンドがちょっと難しくて…。それ以降は修正できたんで、良かったと思います。

-それから中盤辺りのピッチング、ランナーも許さないという感じでした。見事でしたね。
(野上亮磨)丁寧に投げることを心がけて投げたんで、良かったです。

-それから中盤の追加点、ホームラン、力になりましたね。
(野上亮磨)このヒーローインタビューが森じゃなくてすいません。

-6回のピンチになってルナ選手、あの辺りのピッチングについて振り返ってもらえますか?
(野上亮磨)3ボールになってフォアボールは嫌だったんで、開き直って自分のことを信じて投げたんで。三振取れてよかったです。

-これで明日勝ちますと、2カード連続の勝ち越しということになります。明日に向けて一言お願いします。(野上亮磨)明日は岸さんが復帰登板なので、勝ちたいと思います。明日もお願いします!

-次のピッチングも期待しています! おめでとうございました。
(野上亮磨)ありがとうございました!

-見事なピッチング、野上投手でした!

【田邊徳雄監督】
森は打ち始めるんじゃないか。今日に限ってはホームランだったけど、明日以降見てみないとね。
打率.280で11本のホームランを打てるというのは、フルスイングの中でもミートがうまいということだね。

野上については6,7回をしっかりと切り抜けたな。
チームとしてこれからも細かいところをしっかりとやっていくよ。 



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