【2015年5月3日埼玉西武ライオンズVS東北楽天ゴールデンイーグルス第8回戦】
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【1回表】
 本日の相手東北楽天ゴールデンイーグルス先発はストレートとカットボールを得意とするプロ6年目戸村健次投手。対して、埼玉西武ライオンズは中村剛也選手の代わりにエルネスト・メヒア選手が4番出場。3塁手脇谷亮太選手とライト熊代聖人選手がスタメン出場。両者ともに定位置確保のため結果を出して欲しい。
 先頭バッター秋山翔吾選手は4球目外角低め144km/hストレートをセンター前ヒット。
 つづく栗山巧選手がフォアボールをで出塁。栗山巧選手の選球眼は素晴らしい。
 そして、 浅村栄斗選手のライトフライでタッチアップ、ランナー1-3塁と、いきなり得点圏になる。
 バッターは、今シーズンまだ本来の存在感をみせていない エルネスト・メヒア選手。3mehia2
4球目内角低め145km/hストレートを詰まりながらのライトへのタイムリーヒットにする。
3mehia1
エルネスト・メヒア選手はストレート中心に投げる戸村投手との相性が良さそうだ。
mehia

(1回表、1回、右前タイムリーヒット)
ツーシーム。今日は4番に入っているがその点はあまり意識はしていないが、あえてあげるとすればより集中してチームバッティングをしようと心がけている。 
昨日の2ベースがあり今日も1打席目でヒットが出て調子は上向いていると思う。
 
 つづく、森友哉選手がフォアボールで1アウト満塁の大チャンスとなる。
 ここで、結果を出したい脇谷亮太選手がフルカウントから6球目真ん中低めボールコースを高いバウンドで打ち返すもののセカンドゴロとなる。脇谷亮太選手力が入ってしまった感があるが、押出で得点するより、バットを振りたかった気持ちは伝わってきた。これで1点追加。西武2-0楽天。

【4回表] 
 4回表は金子侑司選手が5球目内角真ん中ボールコース145km/hを上手く打ち返しショートへの内野安打とする。
 そして、栗山巧選手が4球目内角真ん中144km/hストレートをセンターへのタイムリーツーベースにした。栗山巧選手はシーズン初め結果が出ない試合が多く心配したが、本日の調子は非常に良さそうだ。栗山巧選手のお陰で更に1点追加し西武3-0楽天。
kuriyama

(4回表、4回、中越タイムリー2ベースヒット)
まっすぐです。いい場面で追加点を取れて良かったです。

【5回表】
 本日2打席連続フォアボールという記録の森友哉選手。戸村健次投手の5球目どまんなかの144km/hストレートをレフト奥へのツーベースヒットにする。
 つづく、脇谷亮太選手は 2球目141km/hストレートをライト前ヒットにする。これでランナー1-3塁。
 ここで、熊代聖人選手が2球目内角真ん中ストレートを セカンドゴロにしてしまうものの、3塁ランナー森友哉選手が返り1点追加。西武4-0楽天。
 つづく、炭谷銀仁朗選手は5球目外角真ん中133km/h戸村健次投手の決め球カットボールをセンター前ヒットにする。この間に2塁の熊代聖人選手が返りさらに1点追加。西武5-0楽天。
sumitani
(5回表、5回、中前タイムリーヒット)
カットボールです。 
チャンスだったのでコンパクトに繋ぐことを意識して打ちました。

  ここで、金子侑司選手の打席となる。
kane2

5球目外角真ん中140km/hストレートをライトへのタイムリーヒットにする。
kane1

kaneko
(5回表、5回、右中間タイムリー3ベースヒット)
カットボールだと思います。いい流れで打席が回ってきたので、自分も続こうという気持ちで打ちました。 
 
【5回裏】
 2つのフォアボールでランナーを許した岡本洋介投手は松井稼頭央選手に143km/h内角高めストレートをホームランにされ一挙3失点する。それでも、味方の援護があるので西武6-3楽天と安心できる状況ではある。

【6回表】
 東北楽天ゴールデンイーグルスは継投入野貴大投手。対してエルネスト・メヒア選手は3球連続外角低めスライダーを捉えられない。
4
そして運命の4球目。
3
外角高めボールコースの139km/hストレート豪快なスイングでレフト方向へ飛ばす。
2
打球はレフトスタンドへ入り埼玉西武ライオンズの7点目第3号ソロホームランとなる。
1

これにはベンチ一体となって喜ぶ。
エルネスト・メヒア選手
mehia

(6回表、6回、左中間第3号ソロホームラン)
ストレート。ストレートを狙っていたので強く叩く事ができたよ。 
結果ホームランになって良かった。

【6回裏】
 5回表同様2つのフォアボールでランナー2人を背負ったままの岡本洋介投手。後藤光尊選手への真ん中低め134km/hフォークを3ランホームランにされた。

【9回裏】
9回裏の守護神高橋朋己投手は、松井稼頭央選手にヒットを打たれるものの無失点で今シーズン10セーブ目をマークした!
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【感想】
 岡本洋介投手のフォアボールを2回出してホームランを打たれるという場面が2回連続だった事には驚きしか無い。7回以降は岡本篤志投手と増田達至投手が無失点で、最後守護神高橋朋己投手で締める形となったが、5回6回の失点を見る限り素直に勝った気にはなれない。
 相手先発ピッチャー戸村健次投手のストレートとカットボールを狙い撃ちして、それが打線の結果につながったから勝てているが、岡本洋介投手の6失点を考えれば、負けている可能性もあった。素直に勝った!とはいえない試合だった。
 それでも、勝ちは勝ち。本日、北海道日本ハムファイターズは千葉ロッテマリーンズに負けたため、埼玉西武ライオンズとのゲーム差は1.5ゲームとなった。明日は、オリックス・バファローズとの対戦となるが、菊池雄星投手に今シーズン初となる白星がつくよう応援したい。

【インタビュー】
‐おめでとうございます!
(エルネスト・メヒア選手)ありがとうございます!
mehia

-自分の活躍でチームを勝利に導きました。いい気分なのではないですか?
(エルネスト・メヒア選手)とてもいい気分です。チームとして勝つことはとても重要なことなので、それに貢献できたことは良かったと思います。

-ホームランについて伺いたいと思います。追い上げられた中で、非常に勝利にとっては大きな一打だったと思いますが、そのあたりいかがでしょう?
(エルネスト・メヒア選手)あまり調子が良くないことが続いていたので、今日のヒットとホームランで、これからまた調子を上げていきたいと思います。

-あの場面は、2アウトでランナーがいない場面でした。ホームランは狙っていたのでしょうか?
(エルネスト・メヒア選手)あまりホームランは狙っていなかったのですが、ちゃんとボールをバットに当てられるように振った結果、ホームランになりました。

-今シーズン初めて4番に起用されました。責任を果たせたという思いもあるのではないでしょうか?
(エルネスト・メヒア選手)中村選手がゲームに出ていなかったということで、自分が4番に座ってどうやって試合に貢献できるか考えていたので、結果的にチームの勝利に貢献できて良かったと思います。

-日本もだいぶ暖かくなってきました。これからメヒア選手の季節となるのでしょうか?
(エルネスト・メヒア選手)暖かくなってきたので、これからもっとチームに貢献できるバッティングができるように頑張っていきたいと思います。

-おめでとうございました。
(エルネスト・メヒア選手)ありがとうございます!

田邊監督コメント
tanabetokuo

今季初スタメンの脇谷が良く打った。
今季初の4番に入ったメヒアの6回のホームラン、あれが大きかった。
今までにない当たりだったし、いいきっかけにしてほしい。
(栗山選手の送りバントについて)終盤で1点がほしい場面だったし、即決だった。
今日の試合はバッター陣がよく繋いだ。
(高橋朋投手の10セーブについて)今日は使いたくなかったけどああいう展開になってしまったからね。 


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