前の記事 #53 石川貢
次の記事 #14 江草仁貴

#52 武山真吾



#52 武山真吾 - Shingo Takeyama

捕手、右投右打
2002年ドラフト10巡目
享栄高~横浜BS~埼玉西武ライオンズ
愛知県出身、1984年6月22日生、177cm / 86kg
2011年オフ、後藤武敏選手との交換トレードで横浜からやってきたのが、武山真吾捕手だった。ライオンズは近年、捕手の補強を活性化させている。ドラフトでも捕手を指名することが少なくなく、オフの補強でも必ず捕手に食指を伸ばしている。これは西武球団が、捕手の強化を大きなテーマとしている何よりの証だろう。また、野田浩輔捕手の引退や、米野智人捕手の外野へのコンバートもあり、今季は捕手陣が手薄になりそうな点も、武山捕手の獲得を加速させた。何より後藤武敏選手を放出してまでの獲得であったのだから、西武球団が武山捕手に高い評価を与えていることがよく分かる。

武山捕手がプロ入りしたのは2002年のドラフトでのことだった。高校生として横浜から10巡目指名を受け、プロ野球の門を叩いた。しかし高卒捕手であるため、ファームでも簡単に試合に出してもらえることはなかった。とにかく捕手の基本を叩き込むため、ひたすら練習の日々。それでも2005年になるとフレッシュオールスターに出場し、優秀選手賞を獲得するなどの成長を見せた。だが1軍正捕手までの道のりは険しく2007年、武山捕手はよもやのコンバートをされてしまう。コンバート後はサード、ファースト、レフトを転々と守り、ファームでの出場試合数を徐々に増やしていった。

だが1軍の捕手陣の故障者が出ると、武山選手は再び捕手に戻され、2008年、ようやく1軍で捕手デビューを果たすこととなる。ファームでは打撃でも活躍を見せていた武山捕手ではあったが、しかし1軍では打撃ではなかなか数字を残すことはできなかった。やはり若い捕手特有の、捕手の重責が重過ぎて打撃にまで集中し切れないという状況だったのだろうか。2011年に関して言えば46試合に出場し、打率は.125とい低さに終わってしまった。この年、開幕スタメンマスクとして起用してくれた尾花監督の期待に応えることはできなかった。

武山捕手のライオンズ入りが決まったのは、そのオフだった。西武ファンとしては後藤武敏選手の放出は寂しい限りではあったが、しかし後藤武敏選手を応援したように、これからは武山捕手にも期待を寄せて行きたい。シーズンを通して正捕手でいたこと、もしくは正捕手争いをし続けた経験は武山捕手にはないが、しかしライオンズのような選手育成に定評のあるチームで経験を積めば、1軍で炭谷銀仁朗捕手星孝典捕手の存在を脅かす活躍ができるだけの資質を、武山捕手は持っているはずだ。そうでなければ、尾花監督も開幕マスクに起用することはなかったと思う。

せっかくライオンズに移籍してきたのだ。武山捕手にはライオンズに骨を埋めるつもりで正捕手を目指していってもらいたい。武山捕手ら、現在3番手以降の捕手陣が飛躍してくれば、炭谷・星捕手もさらにレベルアップを目指さざるを得なくなる。そうなればライオンズの捕手陣は想像以上に強化されることとなるだろう。その状況を生み出すためにも、武山捕手には3番手捕手に甘んじることなく、正捕手を目指して頑張って欲しいと筆者は願っている。

【お知らせ】
最近、日刊埼玉西武ライオンズの記事をブログやmixi日記などで再利用されている方がいるようです。日刊埼玉西武ライオンズの記事は、筆者が許可していない限り、酷似した文章、コピーした文章を他ブログ、他サイトに掲載することは禁止いたしております。もし何かお気付きの点などございましたら、ぜひメールでお知らせくださいませ。ご協力よろしくお願いいたします。

前の記事 #53 石川貢
次の記事 #14 江草仁貴


日刊埼玉西武ライオンズをフォローしよう!
baseball 記事を楽しんでもらえたら、ランキングに1球の投票をお願いいたします。
にほんブログ村 野球ブログ 埼玉西武ライオンズへ



【関連記事】

2012年02月13日 17:11