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#38 松永浩典



#38 松永浩典 - Hironori Matsunaga

左投左打・投手
2005年希望入団枠
海星高~三菱重工長崎~埼玉西武ライオンズ
長崎県西彼杵郡三和町出身、1984年2月24日生、175cm/77kg
2011年推定年俸:1000万円


松永浩典投手は良いピッチャーだと思う。しかし同時にストライクゾーンに投げるのを恐がっているような印象を受けてしまう。140km台の切れのあるストレートに、90km台のカーブ、それにスライダーやチェンジアップ。これだけの球速差があれば、ストレートとカーブだけでも勝負できそうな気もするのだが、しかしなかなか結果を残すことができていない。入団時から背負っていた24番という背番号も、今年は38番に変更させられてしまった。

良いピッチャーの条件は、ストライクゾーンに投げることを恐れないことだ。だが松永投手の場合は打たれるのを恐れるあまり、厳しいコースを狙い過ぎてフォアボールになってしまうケースが多い。昨季も3回2/3を投げて3つのフォアボールを与えてしまっている。バッターは、例えど真ん中に投げたとしてもそうそう打てるものではない。打ててもせいぜい3割なのだ。ど真ん中に投げても10球中7球は打ち損じてくれるのだから、松永投手にはもっとストライクゾーンで勝負して欲しいと筆者は常々考えている。

だが、確かにど真ん中に行ってしまえば打たれる可能性は3割じゃ済まないかも知れない。良いバッターであれば5割6割という数字で打ってくるかもしれない。だがそれを恐れていてはピッチャーなど務まらない。プロ入り前年は故障の影響もあり野手転向も考えていたようだが、しかしその直後のピッチングのような思い切りの良ささえ戻れば、プロでも十分活躍できる投手だと思う。そしてそう見込まれたからこそ、24番という良い番号を与えられたのだ。

三菱重工長崎といえば、先輩にはホークスの杉内俊哉投手がいた。杉内投手がホークスに入団した後は、松永投手は「杉内二世」とも呼ばれていたほどだったのだ。同じ左腕であったとしても、実力もないのにこのような謳い文句を付けられるはずはない。元々は杉内二世と呼ばれるだけの能力があったのだ。

今季は腕の振りをサイドに近付けるフォーム改造を行っているが、これが吉と出てくれればと筆者は願っている。それこそポスト土肥、ポスト星野としてチームになくてはならない存在になって欲しいと思う。今季西武球団が左腕の補強をしなかった理由は、松永投手への期待値が高いためだと思う。その期待に応えるためにも、今季は開幕から1軍入りできるように頑張って欲しいと筆者は願っている。

 投球成績 Pitching Results






































2006 11 1 0 0 3 4 0 0 .429 221 51.1 47 8 19 0 4 46 1 0 29 24 4.21
2007 7 0 0 0 2 1 0 0 .667 130 29.1 25 4 19 0 2 14 0 0 10 8 2.45
2009 18 0 0 0 1 1 1 1 .500 97 21.1 18 0 15 0 1 15 2 0 13 12 5.06
2010 6 0 0 0 0 1 0 0 .000 18 3.2 5 0 3 1 0 1 1 0 1 0 0.00
通算 42 1 0 0 6 7 1 1 .462 466 105.2 95 12 56 1 7 76 4 0 53 44 3.75


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2011年02月23日 20:13