前の記事 ライオンズ次世代セカンドベースマン争いの行方
次の記事 中島裕之選手と松井稼頭央選手、どっちがメジャー向きか

大沼幸二投手、横浜弥太郎投手とトレード成立



今日、西武球団は大沼幸二投手と横浜の坂元弥太郎投手のトレードを発表した。キャンプスタートを10日後に控えたトレードではあるが、両投手にとってプラスに働くトレードになってくれればと思う。特に大沼投手にとってはこのトレードは大きなチャンスとなるだろう。今季は大石達也投手に背番号15を明け渡すことになり、右腕リリーバーとしてもライオンズにはライバルが多い。昨年も故障によりシーズンのほとんどを棒に振ってしまったことで、チームからの信頼をまた一から取り戻すのは難しかったと思う。だがこのタイミングでトレードに出されたことで否応にも心機一転せざるを得なく、大沼投手にとっては良いトレードになる可能性が高いと言える。

ドラフト1位で入団してきた大沼投だったが、なかなか飛躍するきっかけを掴めずにいた。一時はローテーションに加わったこともあったが、安定した結果を残すことができず、リリーバーとしてや、谷間で先発するという起用法が続いていた。筆者は昨年二度ほど大沼投手の先発試合を観戦したのだが、その時は谷間の先発としてナイスピッチングを披露してくれた。つまり大沼投手には高い潜在能力がある。この能力を常時発揮することができれば、能力を安定化させることができれば、遅咲きの大器として横浜でブレイクする可能性もあるだろう。特に横浜は尾花監督、白井2軍監督と、高い信頼を得ている指導者が豊富だ。大沼投手も尾花監督の新たな指導法に触れれば、一気に実力を開花させられるかもしれない。

筆者が考えるに、大沼投手に足りなかったのはメカニズムの安定だった。上半身の力に頼って投げる傾向のある大沼投手は、調子が良い時はリラックスして切れのあるボールを投げ込むのだが、調子を落としてしますと力技で打者を抑えようとして、コントロールや切れを失ってしまっていた。この癖を矯正するためには、尾花監督のような理論派の投手指導者に徹底的に理論を詰め込んでもらうのが一番だと思う。キャンプで徹底的に理論を詰め込んでもらい、開幕するころにはその理論が考えなくても身体に染み付いているようであれば、大沼投手は必ずローテーションに食い込めるほどの存在になれるはずだ。大沼投手にはそれだけの資質があると筆者は一ファンとして確信している。

大沼投手のファンにとってこのトレードは寂しくもあるが、しかし大沼投手にとればこれは大きなチャンスでもある。ぜひ横浜で一皮むいて、交流戦や日本シリーズでまた元気な姿を見せてもらいたいと筆者は期待しながら、大沼投手を送り出し、そして弥太郎投手を西武ファンとして歓迎したいと思う。

【お知らせ】
最近、日刊埼玉西武ライオンズの記事をブログやmixi日記などで再利用されている方がいるようです。日刊埼玉西武ライオンズの記事は、筆者が許可していない限り、酷似した文章、コピーした文章を他ブログ、他サイトに掲載することは禁止いたしております。もし何かお気付きの点などございましたら、ぜひメールでお知らせくださいませ。ご協力よろしくお願いいたします。

前の記事 ライオンズ次世代セカンドベースマン争いの行方
次の記事 中島裕之選手と松井稼頭央選手、どっちがメジャー向きか


日刊埼玉西武ライオンズをフォローしよう!
baseball 記事を楽しんでもらえたら、ランキングに1球の投票をお願いいたします。
にほんブログ村 野球ブログ 埼玉西武ライオンズへ



【関連記事】

2011年01月20日 14:14