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ライオンズの故障者情報
例年、春季キャンプや春先に怪我人が出ることは少ないライオンズなのだが、今シーズンはここまで、少し様相が違う。まず主砲である中村剛也選手が3月3日、ホークスとのオープン戦で顔面に自打球を当ててしまい、右眼窩底骨折をしてしまった。だが中村選手の復帰は早かった。当たり所が数ミリずれていたら失明の恐れもあったのだが、痛みが引くとすぐに実戦練習に戻っていった。だが実戦練習そのものが足りなすぎたのだろう。開幕後はなかなか調子が上がらず、未だホームランも飛び出していない。しかしこれもあと数日の我慢だと思う。打席を見ている限りでは、日に日にボールとバットの距離、角度が良くなっているように見える。桜が満開になれば、恐らく「おかわり」も飛び出してくるだろう。
中村選手に続き怪我をしてしまったのが、銀仁朗捕手だった。3月7日、阪神とのオープン戦で走塁中に足を捻ってしまい、左膝内側半月板損傷、そして左前十字靱帯断裂を引き起こしてしまった。銀仁朗捕手は3月31日に京都の病院で手術を行ったのだが、無事成功したようだ。リハビリは経過を見ながら4月3日から開始するそうだが、復帰までには1年はかかる見通しのようだ。細川捕手との正捕手争いが期待されていただけに、残念で仕方がない。それにしても昨年は細川捕手、今年は銀仁朗捕手と、ライオンズは守備の要となる存在を2年続けて失うことになってしまった。
銀仁朗捕手の次は、今度は木村文紀投手だ。3月22日、イースタンでの巨人戦に登板し、5回途中までを2失点で抑えるピッチングをしていたのだが、肘を痛めてしまった。精密検査の結果、疲労骨折と診断された。手術をすれば3ヵ月で治り、しなければ6ヵ月かかると言われた木村投手は悩んだ。投手にとって肩・肘にメスを入れるということは、心臓にメスを入れると言われるも同然のこと。その恐怖感と言ったら尋常ではない。だが木村投手は早期復帰を目指し、手術する決意をした。
工藤公康投手はこう言った。「木村はコツをつかめばすぐ1軍でも勝てるようになる」と。栄光の背番号41を背負う木村投手は、工藤投手も認める潜在能力の高さを誇る。そして石井貴コーチは木村投手にこう言った。「病は気から。相手に暗いと思わせる顔を見せちゃいけない。笑っていれば絶対に回復も早い」と。
今季は先発ローテーション入りが期待されていただけに、この疲労骨折は大きな回り道となってしまった。だが急がば回れとも言う。この回り道が木村投手をさらに大きく成長させる可能性は大きい。豊田清投手が手術後、球速を大幅にアップさせて帰ってきた時のように、木村投手もチームが正念場を向かえる真夏、成長を遂げて戻ってきてくれるはずだ。銀仁朗捕手にしろ、木村投手にしろ、まずは焦らずにじっくりとリハビリに専念してもらいたいと思う。そして1日でも早く、100%になって戦列に戻ってきてもらいたい!
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2010年04月01日 07:12 Tweet

