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小岩ジェッツ

2010/04/06 西武vsオリックス 1回戦

2:57
オリックス
埼玉西武 × 10

埼玉西武vsオリックス1回戦(西武ドーム:13,248人)
埼玉西武ライオンズ 1勝0敗0分

継投:○岸孝之(完封勝利)
勝利投手:岸孝之 2勝1敗 3.32


【ハイライト】


【ヒーローインタビュー】


【勝利監督インタビュー】


【ゲームレビュー】
先発したのは前回の登板で7回1アウトまでノーヒットピッチを繰り広げた岸孝之投手だった。その岸投手、なんとこの試合でも7回1アウトまでオリックス打線をノーヒットに抑えた。9回を投げ切り完封勝利。打たれたヒットは後藤選手の1本だけで、7奪三振で無四球。岸投手の無四球完封勝利は1年目の2007年以来のことだった。

渡辺監督も絶賛した今日の岸投手のピッチングは、前回同様ストレートに威力があった。そしてやはり前回同様、細川捕手のサインに首を振ってストレートを投げる場面も見受けられた。圧巻だったのは、絶好調のカブレラ選手をストレートで打ち取った場面だ。若干甘めのストレートだったのだが、そのストレートにはカブレラ選手が打ちそこなうだけの威力があった。だが岸投手自身はこの1球、やはりコントロールが不満だったようで、ダグアウトに戻る際は舌を出して反省をしていた。

これで一昨日に続き、2試合連続で先発投手が完封勝利を挙げた。最初は涌井投手にしか付いていなかった勝ち星も、先発した6人中4人までに付いて来た。あとは8日の試合で西口投手に勝ちが付くのを待つばかり。

さて、今夜の岸投手だがストレートもさることながら、チェンジアップもまた素晴らしかった。スローモーションで見比べてみても、ストレートとチェンジアップのフォームの違いがまったく分からない。スローモーションで見ても分からないのだから、目の前で対峙しなければならないバッターはもっと分からないのだろう。完全に泳ぎきって空振りした後、その勢いでクルクルと回ってしまうバッターもいたほどだった。

岸投手の今季の凄さは、ボールだけではない。修正能力の高さもエース級になってきた。前回の登板では変化球でストライクが取れないことが多かったのだが、今夜はまさにそこをしっかりと修正して来た。バッターがチェンジアップを意識している時、目線を変えるために投げていたスライダーも、しっかりコースに決まっていたため、2ボールピッチが多かったとは言え、その後カウントを整えることにも苦労しなかった。ボール先行という状況で変化球を投げ続けられる勇気は、やはり並みのピッチャーには備わっていないものだ。これだけのピッチングができる次元に来たなら、今季は調子が悪くても試合を壊すようなことはなくなるだろう。そしてひょっとすれば20勝を目指せるだけの勝ち星を挙げられるかもしれない。期待は十分にできるだろう。

バッターに関しては、ブラウン選手の状態が上がってきた。ここまでのブラウン選手を見ていると、完全にストレートを捨てている。今日も追い込まれたあとのストレートを簡単に見逃して三振をしている。筆者としては、この判断は間違ってはいないと思う。ストレートを追いかけながら変化球に対応しようとするよりは、最初はまずストレートを捨てて、日本人の変化球だけに照準を合わせてしまって良いと思う。そうすればここ数試合のように、アウトロウに逃げる変化球を反対方向に打ち返せるようになる。そしてこれをされてしまうと、ピッチャーは変化球が投げにくくなり、ストレートを多投せざるを得ない。そうなれば、ブラウン選手の勝ちだと言える。

ブラウン選手のバッティングフォームを見ると、決して長距離砲ではないのだと思う。テイクバックがかなり浅いし、打つポイントも比較的近い。3Aでのプレーを見てもやはりレフト方向への強い打球が多いため、ブラウン選手の調子のバロメーターは2ベースヒットにあるのかもしれない。2ベースヒットの延長が、ホームランになっているのだろう。しかし中距離砲とは言え、そのパワーは日本人とは桁外れだ。今後もホームランを量産してくれるに違いない。

これでチームは貯金2となり、オリックスと同率2位に並んだ。首位とも2ゲーム差とつめている。金曜日からのロッテ戦を楽に戦っていくためにも、オリックス戦は最低でも2勝1敗で切り抜けていく必要がある。明日・明後日は石井一久投手と西口文也投手のベテランコンビが先発となる。この2試合でリリーフ陣の休養は十分であるため、明日・明後日は早めの継投を仕掛けてくるだろう。3タテを決めるためにも、まずは明日の石井一久投手に頑張ってもらいたい!

【4月7日の予告先発投手石井一久投手

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2010年04月06日 21:23 

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