2010/04/02 日本ハムvs西武 1回戦
| 3:42 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
| 埼玉西武 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 6 | 11 | 0 | |
| 日本ハム | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 4 | 11 | 2 |
北海道日本ハムvs埼玉西武1回戦(札幌ドーム:19,740人)
埼玉西武ライオンズ 1勝0敗0分
継投:涌井秀章~星野智樹~○藤田太陽~Sシコースキー
勝利投手:藤田太陽 1勝 0.00
セーブ:シコースキー 1敗4S 2.08
ホームラン:G.G.佐藤(4号ソロ)
【ゲームレビュー】
ここまで2回先発をして2勝を挙げているエース涌井秀章投手、今夜は3勝目をかけて札幌ドームのマウンドに登った。しかしそのピッチングは決して好調とは言えず、三振を狙いに行っていない場面であっても制球に苦しみ、球数が多くなる場面が目立った。結果7回途中でランナーを背負いマウンドを星野智樹投手に譲るのだが、その時の涌井投手の表情が今日のピッチングを物語っていた。途中でマウンドを降りるという悔しさに堪えながらも、今日の内容では降板も仕方がないという諦めに似た表情を浮かべていた。
調子が悪いといっても、ボールそのものの切れはあったように思う。145kmを上回るストレートには見た目以上の威力を感じたし、カーブ、フォークも共に切れ味があった。だが勝負どころでのコントロールの乱れが、10被安打4失点という結果に結びついてしまった。今夜の涌井投手のピッチングを見ていてつくづく思った。やはりピッチャーはボールそのものも大事だが、それ以上に大事なのがコントロールなのだと。
フォアボールの数は2つだけだったが、勝負どころで投げるボールが多くの場面でボール1~2個分、細川捕手の構えたミットよりも高めに行ってしまっていた。その分ヒットを打たれてしまったわけだが、しかし打球は詰まっているものも多かったように見えた。いわゆる、勝負に勝って結果で負けたというやつだ。
ファンの本音としては、今夜は涌井投手とダルビッシュ投手との親友対決を見たかったのだが、チーム状態の良くない日本ハムからすれば、この賭けはあまりにもリスクが高かったのだろう。ダルビッシュ投手でより確実に勝てるように、涌井投手との対決は避けてきた。筆者は明日の先発を帆足投手だと予想していたのだが、ライオンズの方も好投手をあえてダルビッシュ投手にはぶつけては来なかった。この辺りは両チームの駆け引きが見ていて本当に面白い。
この先発起用を渡辺監督がどれくらい前から決めていたのかは分からない。しかしもし前回以降に見る涌井投手が絶好調であれば、ひょっとしたら渡辺監督の頭の中にギャンブルという言葉が浮かんできたかもしれない。つまり初戦を涌井投手で確実に勝ったあと、好調の帆足投手をダルビッシュ投手にぶつけるという起用だ。これでもし2連勝できればライオンズは一気に調子を上げていくだろうし、逆に日本ハムはさらにしばらく沈むことになるだろう。だが涌井投手が本調子ではないということもあり、今回の札幌シリーズでは渡辺監督は賭けには出なかった。
さて、今夜はさすがにG.G.佐藤選手に触れないわけにはいかないだろう。なんと言ってもまさかの4試合連発なのだ。打率こそ.176と低迷しているが、4試合連発は決してまぐれで打てるものではない。元々春先には強いG.G.佐藤選手だが、今後は守備面を含めてさらに調子を上げてもらいたいと思う。ここ数試合を見ていても、やはりクッションボールを背中側に行かせてしまう場面が目立っている。ピッチャーからすると、正直こういうプレーにはガックリきてしまう。せっかく4試合連発で素晴らしい援護をしているというのに、これではあまりにももったいない。決して守備が下手ではなく、それどころか守備に対して高い意識を持っているG.G.佐藤選手なだけに、一日でも早くレフトの視界に慣れ、師匠である和田一浩選手を超える左翼手になってもらいたいと思う。
【4月3日の予告先発投手:許銘傑投手】

2010年04月02日 22:17
![]() |

Copyright(C) 2009-2010 日刊埼玉西武ライオンズ All Rights Reserved.




