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明暗が分かれた西口投手と、小野寺投手
オープン戦も始まり、徐々に選手個々の状態も明確に見えてきた。先発ローテーションに関しても開幕投手は涌井投手でほぼ決定的で、裏ローテの一番手もやはり岸投手が濃厚だろう。そこに3~5番手として帆足投手・西口投手・石井一久投手が入り、6番手を野上投手・平野投手・武隈投手で争うことになると思う。
先発投手陣に関しての仕上がりは悪くないとは思うが、リリーバーに関しては今年も磐石とは行きそうにない。まずグラマン投手が開幕に間に合うか微妙な情勢の中、工藤投手も左肘に張りを訴え2軍調整となった。そして期待の小野寺投手に関しても2イニング連続で先頭バッターにフォアボールを与え、サヨナラ負けの原因を作ってしまった。
渡辺監督からすれば、小野寺投手の乱調が最も頭の痛いところだと思う。グラマン投手に関しては、元々ゴールデンウィークを目処にしていたし、工藤投手に関しても焦らせる必要はなかった。だが小野寺投手の場合は違う。小野寺投手は開幕からやってもらわなければ困る存在の投手なのだ。それがせっかく1軍に上がってきた直後の登板で、2イニング連続先頭打者へのフォアボール。これには渡辺監督も「問題外」と呆れるしかなかった。
渡辺監督は、グラマン投手が開幕に間に合わなかった場合はシコースキー投手をクローサーとして起用することをもうすでに決めているようだ。本来であればここで迷わず小野寺投手を起用したいところだとは思うが、小野寺投手自身がそうさせてくれない。
筆者はまだ今年の小野寺投手のピッチング映像を見ていないため、どこが良くてどこが悪いのかはまだ分からない。だがフォアボールの出し方、ヒットの打たれ方を見れば、状態が良くないことだけはよく分かる。先日の記事では小野寺投手が打たれてしまう理由について書いたが、やはり筆者のようなアマチュアにも弱点が気付かれてしまうというのは、プロとしてはまだまだ物足りなさばかりが残ってしまう。簡単に修正できることではないが、小野寺投手には何としてでも開幕までにはしっかりと仕上げて行ってもらいたいと思う。
そして2005年以来2ケタ勝利から遠ざかっている西口投手だが、こちらはかなり状態は良さそうだ。まだまだ仕上げという段階ではなさそうだが、開幕2週間前としては悪くはなさそうだ。あと1試合どこかで5イニング以上投げて問題がなければ、開幕ローテーション当確と言っても問題ないだろう。
その西口投手は昨年まではSSKの黒いグラブを使っていたが、今年からは色をオレンジがかった赤のグラブに変えている。パッと見だけで実際の詳細までは分からないが、2009年までとは若干仕様も変えているように筆者には見えた。これまではずっとブルーやブラックのグラブを愛用していた西口投手が、今年急に赤いグラブに替えたのはやはり験担ぎからだろうか。もしそうならば、今年はこのグラブが西口投手に勝ち運を運んできてくれそうな予感がする。
ここまでは西口投手と小野寺投手とでハッキリと明暗が分かれてしまったが、開幕まではまだ2週間ある。西口投手はさらに調子を上げ、小野寺投手には何とか復調してもらいたいと思う。
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2010年03月04日 21:53 Tweet

