小野寺力投手は、こころ優しき守護神
応援している選手の記事は、やはりついつい多く書いてしまう。小野寺力投手もその1人だ。筆者はこの投手がライオンズに入団した時から「この投手には活躍してもらいたい!」と思っていた。それがなぜかは分からないのだが、とにかくそんなことを思い続けていた。だが2006年は素晴らしい活躍を魅せるも、それ以外のシーズンではなかなか力を発揮することができない。力があるのは分かっているし、素晴らしい資質を持った投手だ。それが分かるからこそ、ファンとしてはとても悔しくなってしまう。もちろん小野寺投手本人の悔しさほどではないが。
今季は肩関節包断裂から復帰を目指すグラマン投手に加え、ライオンズは工藤公康投手とシコースキー投手を獲得した。さらには昨年移籍してきた藤田太陽投手も状態が良いようだ。今シーズンはこの4人が守護神の座を虎視眈々を狙っている。
だが今年の秋、筆者が胴上げ投手になってもらいたいと思う投手はリリーバーでは小野寺投手しかいない。もちろん星野智樹投手や大沼幸二投手という素晴らしい生え抜きリリーバーもいるが、やはり胴上げ投手になるべく人は筆者は小野寺投手だと思っている。逆を言えば、小野寺投手は胴上げ投手にならなければいけないと思っている。
筆者はよくこのブログ内で、小野寺投手のことを厳しい目線で書くことが多い。時には技術論を踏まえて書くこともあるのだが、しかし筆者の技術論なんてまだまだたかが知れている。筆者が書いていることは、もし小野寺投手に伝えられる機会があったとしても、小野寺投手自身とっくに分かっていることだと思う。それどころか、もっともっと高い次元で野球を考えていると思う。
なぜ筆者が色々と書いてまで小野寺投手に活躍してもらいたいかと言うと、その理由は人柄にある。2004~2006年にかけて、筆者は何度か応援仲間に誘っていただき、小野寺投手が参加するファンイベントを観に行ったことがあった。そこで見た小野寺投手は、本当に紳士という言葉が相応しい人物だった。西武沿線にある西友というスーパーの前で行われたトークショーではマイクを握り、ファンと一緒に応援歌を歌ったこともあった。筆者は今年の6月32歳になり、プロ野球を見続けて四半世紀がゆうに経つ。だが小野寺投手(と赤田将吾選手)ほどファンを大切にする選手を見たことはなかった。
野球は人柄でするスポーツではない。特にピッチャーというポジションは性格の良さが弱点になってしまうことも少なくはない。仲の良いバッターに対してはどうしてもインコースを攻められなくなってしまうからだ。東尾監督などはよくこんなことを言っていた。「味方のバッターとは仲良くしておけ。そうすれば自分が投げている時に打ってもらえる。だが敵になるバッターとは仲良くするな。自分が相手の内角を攻められなくなる」と。
これは筆者自身のことも含めてという意味だが、プロ野球選手である限りは解説者、ファンから色々なことを言われてしまうのが宿命だ。筆者自身もファンとして、このブログを経由し自分の考えを発信し続けている。時に「これを選手本人が読んだら怒ってしまうかもしれない」ということを書いてしまったことだってあっただろう。だが筆者はできる限り批判にはならないように、あくまでも筆者自身の野球観をオープンにするという意味合いで本ブログを書いている。そもそも選手のことを批判する気ないし、そんな立場にはない。ただ純粋に応援したいという気持ちのみだ。
最近読者の皆さんからいただくメールで多いのが、ファンのマナーとモラルについて。例えば選手の迷惑を考えないような行動を勢い余ってしてしまうファンや、完全に選手を批判するブログを書いているファンも少なくないらしい。筆者自身は最近は試合以外で選手を観に行くことはないし、URLをお知らせいただいた方以外のファンブログを読むこともない。しかしマナーやモラルを考えないファンが多いということは、最近何人かの読者さんからいただいたメールで知ることとなった。
そういうメールをいただいている内に、自らの襟も正さなければいけないなと、最近よく考えるようになった。昨年の開幕から書き始めたこのブログも、今では毎日6000アクセス前後を数えている。ということは当然無責任なことは書けない。自分の意見を書くことに躊躇いはないが、それが選手であったり、その選手のファンを傷つけるような内容であってはならないと思う。
そしてこれもやはりある読者さんにいただいたメールで知ることとなったのだが、「日刊埼玉西武ライオンズは、選手を批判している」とネット上のどこかで書かれていたらしい。それがどこかは筆者には分からないのだが、少なくとも選手に対し悪意のある記事を書いたことは一度もない。現にファンの方からお叱りのメールをいただいたこともない。
今日はいつもとはかなり趣旨の違う記事となってしまったが、ある程度のアクセス数をいただけるようになったブログとして、自らを諌める意味でも大切だと思い書かせてもらった。筆者はこれからも自分の意見を書き続けて行くつもりではあるが、選手・ファンを傷つけるようなことだけは書かないように注意していきたいと思う。そしてこれは、ファンブログを書いている方、球場や練習場に選手を観に行くファンの方全員に気をつけて欲しいと切に願うばかりである。

2010年02月24日 08:51

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