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小岩ジェッツ

#42 ディー・ブラウン



#42 ディー・ブラウン - Dermal Bram "Dee" Brown

ダーマル・ブラム・“ディー”・ブラウン
外野手、右投左打
1996年MLBドラフト・ファーストラウンド14巡目
マルボロ・セントラル高~カンザスシティ・ロイヤルズ~オークランド・アスレティックス~埼玉西武ライオンズ
ニューヨーク州ブロンクス出身、1978年3月27日生、182cm / 98kg
2010年推定年俸:4600万円


渡辺監督はディー・ブラウン選手を5番で起用する方針のようだ。3番中島R、4番中村R、5番ブラウンL、6番G.G.佐藤Rという右右左右のクリーンアップを構想している。

ブラウン選手のバッティングの特徴は、ただ引っ張ることだけではないという点だろう。基本的にはプルヒッターだと思うのだが、反対方向に強い打球を打つこともできる。振り遅れて詰まった打球を、パワーでレフトスタンドに押し込むことができるのだ。このバッティングが常時できれば、右ピッチャーの内角に食い込んでくるスライダーを苦にすることはないだろう。

そして意外と言っては失礼かもしれないが、見た感じの印象では変化球打ちがなかなか上手いように見えた。遅いボールをギリギリまで待って払い流すシーンもあり、日本人の変化球にもそこそこ対応できるのではないかと筆者は感じている。スカウト担当も恐らくそのつもりで探したのかも知れないが、ブラゼル選手に印象が非常によく似ている。

メジャーでバリバリ打っていたタイプではない。契約直後に戦力外にされたこともデビルレイズとヤンキースで2度あった。この2度の戦力外は、契約からあまりにも早い時期の戦力外だったため、可能性としては怪我というものが想像できる。2005年の話だが、デビルレイズには契約後2ヵ月半で戦力外にされ、ヤンキースからは僅か20日で戦力外にされている。もちろんこの間のメジャー出場はない。

他チームに獲得されることなく、完全にFA状態で浮いている時期が多々あるため、3Aにおいても恐らくグレートなバッターではなかったのだろう。ドラフトはファーストラウンドで指名されているということもあり、ハイスクール時代は活躍して、期待されてプロ入りしたと思うのだが、その後はなかなか目が出ないまま32歳のシーズンを迎えようとしている。

もしブラウン選手がファストボールよりも、変化球に対し適用力が高いのならば、日本でブレイクする可能性も大きいと思う。ただそのためには、勝負どころでぶつけられるであろう左ピッチャーの逃げて行く変化球を見極められる必要がある。これができなければ、左バッターとして日本で成功することはできないだろう。

しかし見た印象では決してブンブン振り回すだけのバッターではないように感じた。春先からいきなり打ちまくれという期待は酷だと思うが、少なくとも暑くなり始める頃にはある程度適応できているのではないだろうか?そして春先は寒い西武ドームだが、それ以上に冷え込むニューヨークの出身というところも心強い。ひょっとしたら南国出身の選手よりも、春の西武ドームで活躍できる可能性は高いかもしれない。

1年目に期待する数字としては、打率が.280でホームランは25本以上だろう。G.G.佐藤選手と合わせて50本塁打以上打ってくれればこの補強は成功だったと言える。とにかくライオンズとしては2年振りの新外国人バッターだ。ボカチカ選手のように子供たちに期待される良い活躍をしてもらいたいと思う。

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2010年01月07日 15:45 


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