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小岩ジェッツ

工藤公康投手の背番号が55に決定、その理由

ここのところ連日工藤公康投手の復帰に関する記事ばかりになっているが、喜ばしいことなので今日もまずは工藤投手の話題から入りたいと思う。

今日、西武ドームの隣にある球団事務所で、工藤投手の西武復帰を発表する記者会見が行われた。会見で工藤投手は「僕は強い運を持っていると思う。ライオンズに育ててもらって、今も野球ができている。ライオンズを日本一にできるよう頑張りたい」と語った。

西武復帰が決まった直後、工藤投手と渡辺監督は電話で話をしたそうなのだが、この時からすでに工藤投手のけじめは付いていた。それまでは「ナベ」と呼んでいた2歳下の後輩を「渡辺監督」と呼び、敬語で話をするようになった。ホークス時代の王監督、巨人時代の長嶋監督は工藤投手を扱いにくいと感じていたようだが、渡辺監督に対しては最初から自分の立場を徹底させるというスタンスを取った。プロ・アマ問わず年齢が絶対となる野球界において、なかなかできることではないと思う。

会見での発表によれば背番号は55、年俸3000万円+インセンティヴの1年契約となったようだ。

背番号55には2つの思いが込められている。1つ目はもちろん5月5日という誕生日。そしてもう1つは、ホークス時代の後輩である故藤井将雄投手(享年31歳)の存在だ。西武側から提示された空き番号の中から、「将雄の数字(15)が入った番号がいいな」と家族で話し合い、背番号15の5を2つ並べた55という背番号を選んだ。

工藤投手は野球ができるという喜びをいつも「元気で野球をやっていられる自分が将雄の分まで頑張る」という言葉で表している。2000年に亡くなった炎の中継ぎ・藤井投手の存在が、来季47歳という年齢になるまで工藤投手に野球をやらせているのかもしれない。

来季の工藤投手は必ず、藤井投手のためにも、ライオンズの日本一のためにもやってくれるはずだ。1年契約ではあるが、1年とは言わず2年、3年と少しでも長く野球をやり続けてもらいたい。そして来年5月5日には西武ドームでの楽天戦で、自らの誕生日を祝ってもらいと思う。

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2009年11月16日 15:06 




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