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小岩ジェッツ

工藤公康投手の西武復帰ほぼ確実に

横浜を戦力外になった工藤公康投手の西武復帰がほぼ確実となった。今日は12球団合同トライアウトが行われ戦力外選手への交渉が解禁となったが、今のところ工藤投手に興味を示している球団は西武以外にはない。早ければ前田康介球団本部長が秋季キャンプから戻る12日に、工藤投手との初交渉の席が設けられるようだ。

条件面さえまとまればすぐにでも西武復帰を発表するとのことらしいが、戦力外になった投手とは言え224勝を挙げている工藤投手だ。常識から逸脱した低い条件を提示することはまず考えられないため、合意に至るまでの障害はないと言ってもいいだろう。

224勝のうち、実に113勝を前西武時代の13年間で挙げている。ライオンズの黄金時代は、このピッチャーがいなければありえなかったと言っても過言ではない。若い頃は「隔年エース」と揶揄されたこともあった工藤投手だが、食生活を改善させることで成績を安定させることにも成功している。とにかく野球への順応性が非常に高いピッチャーである。

菊池雄星投手も一番尊敬するピッチャーに工藤投手の名前を挙げているし、現サウスポーエースの帆足投手にしても同じだ。だが工藤投手の西武復帰が決まるとなると、気になるのは背番号だ。工藤投手はダイエーでの最初の2年間以外は、ずっと47番を背負っている。渡辺監督はチーム3番目の9勝を挙げた帆足投手の背番号を変えることには否定的だが、しかし帆足投手本人は47番を工藤投手に返上するつもりのようだ。

こうなると工藤投手の西武復帰に障害は何1つ見当たらない。工藤投手は94年、西武球場のトレーニング設備の老朽化を理由に退団した過去があるが、しかしそれに関しても今はまったく問題ない。昨オフの改修工事により、ここ数年と比べても西武ドームは今まで以上に設備が向上した。我々ファンはあまり見る機会はないが、ダッグアウト裏のロッカールームやトレーニングルーム、マッサージルームなどかなり設備が充実したようだ。

工藤投手が西武に復帰するとなれば、投手陣は大幅に底上げされるだろう。その理由は工藤投手の野球への取り組み方。ヘビースモーカーである点はさておき、食事からトレーニングなどに対する工藤投手の姿勢、考え方は投手陣全体にとって大きな財産となるはずだ。特に帆足投手や菊池雄星投手らサウスポーが工藤投手の身体の使い方・技術を学ぶことができれば、益々レベルアップできるだろう。

「優勝請負人」とまで呼ばれた工藤公康投手。現役最終章では共にライオンズ黄金時代を築き上げた渡辺久信監督を胴上げして、有終の美としてもらいたい。そして後々は指導者として、ライオンズ投手陣の成長を見守っていってくれたらと思う。

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2009年11月11日 20:20 




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