ライオンズクラシック2009グランドフィナーレ
8月27日木曜日の楽天戦は、ライオンズクラシック2009のグランドフィナーレだった。筆者も西武ドームに行って来たのだが、黄金時代を知るファンにとっては感動モノだった。まさに黄金時代に活躍したOBたちが、その当時のユニフォームで登場してくれたのだ。去年にしろ、今年にしろ、ライオンズクラシックは本当に素晴らしいイベントだったと思う。
試合は前年のライオンズクラシック・エグゼクティブプロデューサー豊田泰光さんの「プレーボール」のコールにより、石毛宏典エグゼクティブプロデューサーを筆頭に、OB13人による始球式から始まった。ライオンズの歴史を作ったOBから、現役選手たちに投じられた13のボール。これはまさに歴史の受け継ぎとも思える素晴らしい光景だった。
数年前の話だが、石毛さんはオリックスの監督を辞めた後、西武復帰に対してこんなことを言っていた。「あんな風に移籍しちゃったから、西武復帰は難しいんじゃないかな」。これは94年オフにFAにてホークスに移籍した時のことを言っている。94年オフと言えば、森監督が2年連続で日本シリーズに敗退した責任を取り勇退した時だ。球団は森監督の後任として石毛選手に監督就任を打診した。だが石毛選手は現役にこだわり、93年に西武から移った根本の“親父”を追い駆けるようにして、ホークスへと移籍してしまった。こういう過去があっただけに、今回石毛さんがライオンズクラシックのエグゼクティブプロデューサーとして、再び西武ドームに戻ってきてくれたのは、ファンとしては本当に嬉しい出来事だった。
この日は試合が終わると、ライオンズクラシック2009の閉幕式が行われた。最終的には以下のメンバーが閉幕式に名を連ねた。
#7石毛宏典、#11石井丈裕、#15松沼博久、#16松沼雅之、#17高橋直樹、#21渡辺智男、 #2山崎裕之、#3土井正博、#4片平晋作、#6鈴木葉留彦、#6田辺徳雄、#45大久保博元、#23大塚光二、#24平野謙、#29駒崎幸一、#43蓬莱昭彦、#41渡辺久信、計17名
マウンドとホームプレートの中間に並べられた17個の椅子に座り、ずらり並ぶ17名の姿からは、まさにライオンズの歴史を体感することが出来た。Lビジョンからもライオンズの歴史を映した映像が次々に流され、優勝シーンや、秋山選手がバック宙でホームインする映像が流れると、割れんばかりの拍手が巻き起こる。
筆者は西武ライオンズが誕生した年に生まれたわけだが、物心が付いたころにはすでに西武ファンで、幼かった頃の心に焼きついている映像は未だ鮮明に脳裏に蘇ってくる。特に日本シリーズで、清原選手が流した涙はよく覚えている。Lビジョンからはその映像ももちろん流され、辻初彦選手の伝説のホームインや、各優勝シーン、キャンプ、渡辺久信投手のノーヒットノーラン達成のシーンなど、盛りだくさんの内容だった。
筆者が小学校の頃はまさにライオンズ黄金時代真っ只中だったわけで、東京の小学校だったにも関わらず、クラスは巨人ファンよりも圧倒的にライオンズファンの方が多かった。そして筆者を含め数人の男子が、ライオンズの帽子をかぶって登校していた。
こうして歴々の映像を見ていくと、ライオンズには本当に素晴らしい歴史があることを再確認することができる。石毛さんも仰っていた。「ナベには、この素晴らしい歴史を受け継いで行ってくれるチームを作って欲しい」と。石毛さんは本当にライオンズのことを愛してやまないのだと、今回改めて実感することが出来た。そして石毛さんだけではなく、出席されたOB全員がライオンズを、そして野球を愛しているのだと実感できた。こういうOBが支えてくれている限り、「ライオンズはきっと大丈夫!」と確信することも出来た。
最後、背番号41のユニフォームを着て登場した渡辺久信監督。やっぱり41番がよく似合っていた。黄金時代を知るこの監督がチームを率いている限り、このチームは必ず立ち直る、そう確信することも出来た。チームは4位と低迷しているが、これからチームは必ず立ち直り、必ずクライマックスシリーズで躍進してくれるはず!そしてそれを信じて、ファンもますます応援に熱を入れて行きたい!
埼玉近郊のファンのためだけではなく、福岡時代から知るファンのためにも、ライオンズは今のままじゃいけない。怪我人がいるのはどこのチームも同じこと。だから低迷の理由をそこに結び付けてはいけない。常勝チームのプライドをかけて、残り32試合を全力で戦い抜いてもらいたい!!
石毛宏典さんの当日のブログ

2009年08月30日 23:17
![]() |

Copyright(C) 2009-2010 日刊埼玉西武ライオンズ All Rights Reserved.




