1軍登録・抹消情報(8/3)
▼1軍登録抹消#13 西口文也投手(再調整)
再登録は8月13日以降
2009年08月03日 15:22
●2009/08/02 オリックスvs西武18回戦
| 3:33 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | R | H | E | |
| 埼玉西武 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 5 | 10 | 0 | |
| オリックス | 0 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1× | 6 | 11 | 0 |
オリックスvs埼玉西武 18回戦 京セラドーム(観衆:27,573人)
埼玉西武ライオンズ 12勝6敗0分
継投:西口文也~大沼幸二~藤田太陽~星野智樹~山本淳~岩崎哲也
敗戦投手:岩崎哲也 2勝3敗 3.09
ホームラン:石井義人(4号)、G.G.佐藤(15号)、中村剛也(33号)
【ゲームレビュー】
今日の先発は7月16日以来のマウンドとなる西口投手だった。だがこの西口投手の乱調が誤算で、まさかの3回途中今季最短KOとなってしまった。交流戦明け以降、勝ち投手にはなれていないもののしっかり試合を作ってきた西口投手だったが、やはり登板間隔が空きすぎたのだろうか。ボールは走っていたのだが、そのボールを上手くコントロールできなかった。
ピッチャーというのは不思議なもので、肩が重すぎても軽すぎてもいけない。肩に疲れが溜まり重くなってしまうとボールが走らなくなるし、登板間隔が空いて軽くなりすぎると、それはそれでバランスを崩してしまう。特に先発ピッチャーの場合は、ほんの少し肩に張りが残っている程度がベストコンディションとされる。そのため多くのピッチャーは先発する前々日に本格的なピッチング練習をし、前日は軽く調整するのが通例となっている。
今日の西口投手はコントロールが甘く、珍しく失投が多かった。先取点を奪われた3ランホームランも、変化球がど真ん中に入ってしまった。これを打たれた直後の西口投手は帽子を目深にかぶり、うつむくようにしてマウンドに立ち尽くしていた。この1球に対してかなりの悔いが残ったのだろう。西口投手からすれば、100%防ぐことのできる被ホームランだった。
さて、ピッチャーにはコントロールの良い人と悪い人がいる。今日は、それが具体的にはどういうことなのかを書いていこうと思う。まず、どんなにコントロールの良いピッチャーであっても、本当に思うところに投げられるのは10球中3球程度。球界を代表するコントロールピッチャーである元西武の豊田清投手でも、和製マダックスと呼ばれるロッテ小宮山投手でもそれは同じ。だがコントロールの良し悪しは、この3球では決まるわけではない。実はコントロールが悪いと言われるピッチャーであっても、10球中3球を狙ったコースに投げることは可能なのだ。つまりコントロールの良し悪しは、残りの7球で決まるのだ。
まず最初にアマチュア選手の例を挙げてみることにする。アマチュアのピッチャーは、ストライクゾーンにしっかりと投げられるピッチャーが、コントロールが良いと評価される。つまり草野球などでありがちな、連続フォアボールを出さないということ。つまりコースを狙って投げたけどコントロールミスをした際、真ん中に向かって外れていくピッチャーがコントロールが良いと評価される。しかしプロ野球ではこれがまったく逆になってしまう。ちなみに今日の西口投手は、アマチュアタイプのコントロールが良いピッチャーになってしまったというわけだ。
アマチュアに対し、プロのコントロールが良いと評価されるピッチャーは、コースを狙った際、コントロールがボールゾーンに向かって外れていく。つまり、決してど真ん中にボールを投げないピッチャーのことなのである。普段の西口投手はもちろんこっちのタイプだ。スライダーが真ん中に入っていくことは滅多にない。あったとしても1試合に1~2球程度だろう。
コースからボールゾーンに外れればフォアボールを連発するのではと考える方もいると思う。しかしそれは違う。プロのピッチャーの場合、ボールゾーンでファールを打たせる技術を持っているため、例えコースから外れていってもそれでストライクカウントを稼ぐことができるのだ。西口投手の場合はスライダーをキラーボールとしているため、ファールはストレートで打たせることが多い。
今年のライオンズで最もコントロールが良いピッチャーは、恐らくグラマン投手だろう。コントロールミスをしても、そのボールが真ん中付近に集まることはまずない。バッターに対し、「このピッチャーは失投はしてこない」というイメージを持たせることができると、バッターはボールゾーンでも手を出してくれるようになる。去年のグラマン投手を思い出してもらえたらと思うのだが、右バッターが外角のボールを空振りしてくれるシーンが多かったはずだ。これはグラマン投手に対しコントロールが良いというイメージを持っているためにバッターは厳しいコースにも手を出してしまっているのだ。
そのグラマン投手は今シーズンの復帰は絶望的。だが先日の手術が成功したとのことなので来年の開幕、もしくは遅くてもゴールデンウィークまでには帰ってきてくれるはずだ。
残念ながら渡辺監督の誕生日を勝利で飾ることはできなかったが、しかし負けたにせよ、今日はいい試合だった。特にサヨナラホームランを打たれるまでは、リリーバーが6イニング連続無失点で抑えたのは後半戦の弾みになる。前半戦はリリーバーの不調で落とす試合も多かっただけに、後半戦はリリーバーの好投で勝てる試合が増えてくるはずだ。火曜日からはいよいよ首位日本ハムとの直接対決。エース涌井投手の先発が予想されるだけに、ここは本気で3連勝を狙ってもらいたいところだ。頑張れ!ライオンズ!!
2009年08月03日 00:17
1軍登録・抹消情報(8/1)
▲1軍選手登録#11 岸孝之投手
▼1軍登録抹消
#0 大崎雄太朗外野手
再登録は8月11日以降
2009年08月02日 18:58
○2009/08/01 オリックスvs西武17回戦
| 3:15 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
| 埼玉西武 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 2 | 6 | 11 | 0 | |
| オリックス | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 9 | 1 |
オリックスvs埼玉西武 17回戦 京セラドーム(観衆:22,634人)
埼玉西武ライオンズ 12勝5敗0分
継投:岸孝之~山本淳~○藤田太陽~S小野寺力
勝利投手:藤田太陽 1勝 3.00
セーブ:小野寺力 2勝3敗15S 3.40
ホームラン:中村剛也(32号)
ヒーローインタビュー:中村剛也
【ゲームレビュー】
今日の先発はオリックス戦無敗の岸投手。ここ数試合はずっと本来の実力とは程遠いピッチング内容が続いていたのだが、今日もやはり不安定なピッチングとなってしまった。見ていると、体重移動がスムーズにできていないように見える。右足にしっかり乗せた体重を、ステップする左足に移していく。この一連の流れがやや軽い。つまり一言で言ってしまえば、上体投げになってしまっている。
上半身のパワーでボールを投げる上体投げは、筋骨隆々なメジャーリーグの選手の間では主流だ。しかし岸投手のように、一般人に近い細い体型のピッチャーが上体投げをしてしまうと、ボールの切れがまったくなくなってしまう。これは以前からここで書いていることでもあるのだが、ちょっと走り込みが足りないのかな、という印象を受けている。
岸投手自身も数試合前の登板後にコメントしていたが、見るからに身体がばててしまっている。ダルビッシュ投手からも指摘されているように、岸投手は基本的なフィジカルトレーニングが不足している。筋力トレーニングをあまり好まない西口投手ですら、最近はしっかりとトレーニングをしているらしい。その成果もあり、近年の西口投手は若い頃よりも身体が引き締まって見える。今年37歳になるのだが、ストレートは常時140~145kmほどを計測し、ボールの切れも全盛期ほどではないにしろ、決して衰えてはいない。
岸投手には、西口投手のそういう姿も見習って行って欲しい。今後のトレーニング次第では、岸投手も西口投手同様、今後15年は投げ続けられるピッチャーになれるはずだ。
ところで、今日は中村選手の打棒が凄まじく、パワーあり技ありのまさに独壇場だった。ホームランは見事なまでのハンマースウィング(遠心力をフルに使ったスウィング)でレフト最上段まで運び、8回の同点打では内角に食い込んでくるシュートに対し腕をコンパクトに畳み、押し出すようにしてレフト線上にボールを落とした。並みのバッターなら空振りか、良くてもファールになるような内角球。それをフェアゾーンに落としたということは、左肩でしっかりと壁を作れている証拠。左肩で壁を作れていることで、バットに込めたエネルギーをすべてボールにぶつけていくことができる。まさにバッティングのお手本とも言える技ありの一打だった。
最近の中村選手は、打席で4番のオーラが宿るようになって来た。中村選手が打席に立つと何かが起こるような気がするし、決して高くはない打率以上の期待を掛けたくなってしまう。
ライオンズの4番と言えば清原選手、鈴木健選手、マルティネス選手、カブレラ選手と並んできたが、中村選手はこの中に入ってももう決して見劣りはしない。清原選手のようなチームの勝利にこだわったバッティングもできるし、カブレラ選手のような豪快な一撃も繰り出せるし、鈴木健選手のような技もあるし、マルちゃんのような愛されキャラでもある。
今年の開幕に4番に座った段階では、まさかここまでのバッターに成長するとは思わなかった。筆者とすれば、5番あたりで楽に打たせてあげたいという風に思っていたのだが、それは大きな間違いだった。中村選手はもう、押しも押されぬライオンズの、そして球界の4番への成長してきた。1年後2年後に中村選手がさらにどれだけ成長しているか想像するだけでもワクワクしてきてしまう。
明日は渡辺監督44歳の誕生日。その誕生日を祝うためにも、中村選手には明日もおかわりをしてもらいたいと思う!
2009年08月01日 17:18

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