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小岩ジェッツ

●2009/08/16 日本ハムvs西武15回戦

4:02 10
埼玉西武 10
日本ハム 1×

北海道日本ハムvs埼玉西武 15回戦 札幌ドーム(観衆:30,399人)
埼玉西武ライオンズ 5勝10敗0分

継投:野上亮磨星野智樹~H藤田太陽~H大沼幸二~●小野寺力~ベイリス
敗戦投手:小野寺力 2勝5敗16S 4.31
ホームラン:栗山巧(10号)、中村剛也(35号)


【ゲームレビュー】
もう暢気にゲームレビューなんて書いていられない状況にまで追い込まれてしまった。シーズンで最も大事な8月に来て4連敗。首位日本ハムとの差も12.5ゲームとなってしまった。半分の6ゲーム差でも辛い時期だというのに、それが12.5ゲーム差。もう優勝の望みは微塵ほどしか残されてはいない。

試合終了後、小野寺投手の2軍降格が決まった。最近7試合の登板で3度の失点、3つの黒星。これではとてもじゃないが守護神とは呼べない。

筆者は小野寺投手のことは入団時から応援している。皆さんもご存知の通りナイスガイだし、とにかくファンを大切にする。だがその反面、筆者は小野寺投手に甘さを感じて仕方がない。これは決して今日打たれてからそう言っているのではなく、このブログで開幕当初から言っていたこと。精神的に弱く、そしてもろい。ピッチャーとしてはキラーボールを持たないこと以上に致命傷になる欠点だ。

今日も打たれた直後にダグアウトに戻る際、小野寺投手はうつむきながら歩き、そして泣いていた。この大事な一戦を台無しにしてしまい悔しいだろう。そして辛いだろう。しかしピッチャーたる者、打たれたくらいでグラウンドで涙を流してはいけない。泣くなら誰もいないところで一人切りで泣くべきだ。

今日そんな小野寺投手を見ていて、筆者は子どもの頃に読んだ野球漫画『名門!第三野球部 』を思い出した。甲子園出場を賭けた千葉県大会の準決勝、桜高校対銚子工業。桜高校の先発は檜あすなろで、銚子工の先発は桑本聡。このふたりは永遠のライバルで、特にこの試合以前に行った練習試合であすなろに敗れている桑本にとっては、血がにじむような努力を積んで迎えた一戦だった。しかし結果的にはこの準決勝でも桑本はあすなろに投げ負けてしまう。

敗戦後、チームメイトは桑本を気遣うが、しかし当の桑本はちゃらんぽらんなことを言ってチームメイトを安心させる。だが直後、桑本は独りトイレにこもり、必死の特訓を積んでまで絶対に勝ちたかった試合に敗れた悔しさに、号泣する。そういうシーンがある。これこそ誇りあるピッチャーの姿ではないだろうか?

もちろん実際のプロ野球と甲子園を描いた漫画を比べることは出来ないが、だが筆者は、小野寺投手にも桑本のような男気を持って欲しいと強く思う。男がグラウンドで泣いていいのは優勝した時だけだ。そう、87年の日本シリーズで清原和博が流した涙、あれこそが野球選手に相応しい涙なのだ。

小野寺投手はライオンズの絶対的守護神にならなければいけない存在だ。打たれたくらいでグラウンドで涙を流していい立場ではないはずだ。だから2軍でもう一度しっかりと精神に磨きをかけて、クライマックスシリーズでは炎のストッパーとなって戻って来てもらいたい。小野寺投手には、グラマン投手の穴埋め守護神にはなってもらいたくはない!

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2009年08月17日 01:14 


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