<< 1軍登録・抹消情報(7/9) | ホーム | ○2009/07/10 西武vsオリックス10回戦 >>
小岩ジェッツ

○2009/07/09 西武vs日本ハム9回戦

3:26
日本ハム
埼玉西武 × 18

埼玉西武vs北海道日本ハム 9回戦 西武ドーム(観衆:12,625人)
埼玉西武ライオンズ 4勝5敗0分

継投:○涌井秀章~三井浩二
勝利投手:涌井秀章 10勝3敗 2.40 プロ通産50勝達成
ホームラン:中村剛也(29号)、G.G.佐藤(12号)
ヒーローインタビュー:涌井秀章、後藤武敏


【ゲームレビュー】
今夜先発した涌井投手を見ると、「今日はそんなに良くないのかなぁ」という印象だった。2回までで5安打され1四球。それでも2回の大ピンチを最少失点で抑えたのは素晴らしかったと思う。その後は6回に、ライトフェンス直撃の打球をG.G.佐藤選手がクッションボールの処理を誤り3塁打にしてしまうと、ショートゴロの間に2失点目を喫してしまった。立ち上がりはどうかと思われた涌井投手だったが、終わってみれば8イニングを投げ切り2失点。上々の内容だった。

涌井投手が素晴らしい点は、やはり試合中の修正能力の高さだと思う。並みのピッチャーであればその日悪いボールがあると、他のボールばかりで勝負しにいこうとする。そこを狙われて痛打されてしまうのだが、涌井投手クラスになるとこれが違ってくる。悪いボールをマウンドで投げながらしっかり修正することができる。この能力の有無こそが、エースになれるかなれないかの分かれ目だと思う。

今夜はライオンズにとっては理想的な展開で勝つことが出来たと思う。下位打線でチャンスメイクをし、上位打線でそれを還す。特に水田選手の活躍は素晴らしかった。今年9年目になる守備固め要因の選手なのだが、今まで2本以上ヒットを打ったシーズンは2度しかなかった。トータルすると9年間でわずかに5安打。その水田選手が、今夜は1試合で2本のヒットを放った。わずか一夜にして、シーズンヒット数の自己記録に並んだわけだ。

昨日のヒーロー上本選手にしろ、今夜の水田選手にしろ、しっかり下積みをしてきた選手たちが連勝中は大いに活躍してくれている。彼らの活躍がレギュラー陣に刺激を与え、更なる奮起に繋がっているように感じる。これでチームは6連勝になったわけだが、今までの連勝と今回の6連勝はその内容が違う。今回の6連勝は投打がしっかり噛み合った6連勝だと思う。先発ピッチャーが早い回で崩れたのも日曜日のワズディン投手のみで、あとの5試合では先発ピッチャーがしっかりと試合を組み立てられている。しかも6勝のうち4勝で先発ピッチャーに白星が付いている。

やはり先発ピッチャーが安定してくるとライオンズは強い。リリーフ陣も、決してシーズンの最初から調子が悪かったわけではなく、グラマン投手が離脱し、しかも先発ピッチャーが早期ノックアウトされる試合が増えたことでリリーフ陣に負担が増え、登板過多気味になることで調子を落としていった。逆を言えば、先発ピッチャーが最低でも6回まで試合を組み立てられれば、リリーフ陣の負担も減り、ベストなパフォーマンスができるようになる。

これで7月は7勝1敗。本格的な7月攻勢に入った。しかも日本ハムが連敗したことで、わずか1週間でゲーム差を5縮め、その差は3.5差にまで縮まった。今後も連勝を伸ばしていけるかは分からないが、しかし最悪でも2勝1敗ペースをキープすることが出来れば、オールスター前に日本ハムを捕らえるチャンスは十分にあると思う。そしてそのためにも、先発陣の力投が不可欠になる。6イニングを3失点以下で抑えられれば、今の打線であればかなり高い確率で勝つことが出来る。

そのためにも明日の先発、石井一久投手には奮起してもらわなければいけない。先週は8イニングを投げて4安打1失点という好投をしているだけに、明日も期待したいところだ。7イニングを投げて3失点、6イニングならば2失点以内であればピッチングコーチからすれば及第点だと思う。

さて、ピッチングコーチといえば今夜は9回表が始まる間際、ちょっとした乱闘騒ぎがあった。イニングの頭にピッチャーが涌井投手から三井投手に代わり、その投球練習中、小野ピッチングコーチが日本ハムベンチに詰め寄るシーンがあった。なぜこの騒ぎが起こったのかは定かではないが、映像を見ている限りでは、日本ハムの清水コーチ(元西武)の野次が小野コーチの怒りを買ったのではないかと推測される。

小野コーチは現役時代から熱血漢として有名だったが、その小野コーチ1人を抑えるために江藤選手栗山選手、後藤武敏選手の3人掛かりだった。それほど小野コーチは激高していた。インプレーではない状況で乱闘騒ぎが起こるのは極めて異例だが、一体何が小野コーチの怒りに火を付けたのだろうか。

それにしてもライオンズの選手は本当に恵まれていると思う。渡辺監督にしろ、昨年のデーブ大久保コーチにしろ、今夜の小野コーチにしろ、選手を守るために全力で体を張ってくれるし、全力で相手に対して怒りをぶつけてくれる。これだけ選手のことを思ってくれる監督・コーチがいれば、選手たちもますます頑張ろうという気持ちが強くなるはずだ。

このような顛末もあり、筆者は明日のゲーム展開にも期待して行きたいと思う。今のチーム状態であればライオンズとバファローズ、分があるのは断然ライオンズだ。7連勝とは言わず、ぜひ9連勝を目指して明日からの3連戦を戦って行ってもらいたい!

【追記】
9回の乱闘騒ぎは、小野コーチと日本ハムの清水コーチの言い争いが発端らしく、7日にライオンズが受けた4死球が原因だったようです。

日刊埼玉西武ライオンズをフォローしよう!
baseball 記事を楽しんでもらえたら、ランキングに1球の投票をお願いいたします。
にほんブログ村 野球ブログ 埼玉西武ライオンズへ

2009年07月09日 22:36 

Baseball Times Online



Copyright(C) 2009-2010 日刊埼玉西武ライオンズ All Rights Reserved.