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小岩ジェッツ

●2009/06/30 西武vsロッテ10回戦

4:20 10 11
千葉ロッテ 11
埼玉西武 12

埼玉西武vs千葉ロッテ 10回戦 西武ドーム(観衆:11,391人)
埼玉西武ライオンズ 3勝7敗0分

継投:帆足和幸~大沼幸二~三井浩二~岩崎哲也~小野寺力~●星野智樹
敗戦投手:星野智樹 0勝1敗 4.43
ホームラン:中村剛也(24号)、片岡易之(6号)


【ゲームレビュー】
期待された先発帆足投手だったが、4回途中早々と降板してしまった。何よりも先頭バッターへのフォアボールが良くなかった。これはピッチャー出身の渡辺監督が最も嫌うところ。先頭バッターへのフォアボールは50%以上の確率で失点に繋がる。渡辺監督が早々に見切りをつけた気持ちもよく分かる。

しかし渡辺監督はそういう気持ちよりも、「お前はこんなピッチングをしていていいピッチャーじゃないんだ」という無言の檄を帆足投手に伝えたかったのかもしれない。渡辺監督は帆足投手を非常に高く買っているし、何よりもチームで一番強いハートを持ったピッチャーだ。それだけ期待しているからこそ、今日のピッチングが許せなかったのだろう。帆足投手には何とか次回の登板で信頼を取り戻してもらいたいと思う。
(帆足投手は実際には背中に痛みを訴えての降板だったようです)

交流戦の終わり頃から片岡選手のバッティングフォームが昨年のフォームに戻った。今年はWBCのチームメイトだった東京ヤクルト青木選手に打撃理論を教わり、まさに青木選手のようなクラウチングスタイルのバッティングフォームで打席に立っていた。しかしなかなかこれで結果を出すことができなかった。

クラウチングスタイルのメリットは、まずピッチャーにとってのストライクゾーンの高さが狭まるため、どうしてもバッターのベルトの高さ以下で勝負せざるを得なくなる。そうなるとバッターは高目を捨てて目線を下げることができるので、来たボールを狭いゾーンでしっかりと見極めることが出来る。

だが反面デメリットもあり、姿勢が前かがみになるためバットを腰で振り切るのが難しくなる。そのため小柄で非力なバッターが、ミート力をアップさせるためにこのフォームを取り入れることが多い。特に学生野球ではクラウチングスタイルでボールに食らい付いて行くバッターをよく見かける。

だが片岡選手にはこのフォームは合わなかったようである。結果的には目線だけが下に下がり、ストライクゾーンはそのままという形になってしまった。そのため打ち損じた打球のほとんどがポップフライになってしまう。片岡選手の場合足を活かすために転がさなければならないのだが、それがすべて上がってしまっていた。

これは恐らく急激に目線を下げすぎた弊害なのではないかと思う。フォームを戻してもどうしてもポップフライを上げてしまうのは、目線を上方に戻せていないためだと思う。そのせいでどうしてもバットがボールの下から入ってしまう。決してアッパースウィングというわけではないのだが、それが原因で打球が上に上がってしまう。しかし今日の9回土壇場、まさかあの打球がホームランになるとは思わなかった。これは片岡選手の勝利への執念を感じさせてくれる素晴らしい一打だったと思う。

それにしても今日の試合は観ていて本当に疲れた。そしてチームは再び3連敗。上位チームからは離される一方になってしまっている。まずは連敗を止めなければならない。明日は岸投手が先発だ。なんとか完投勝ちを目指してもらいたいと思う。

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2009年06月30日 22:32 




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