太田秀和・西武球団副社長、6月に退任決定
埼玉西武ライオンズ副社長の太田秀和氏の退任が決まったそうです。正式には6月の株主総会で承認される予定で、退任後はプリンスホテルの監査役に就くのだそうです。ファンとしてはちょっと残念です。太田副代表は、恐らく坂井保之氏以来の、ファンに親しまれた経営陣だったのではないかと思います。今シーズン、筆者はすでに数試合西武ドームで観戦しているのですが、太田副社長は必ず3塁側スタンドの様子を見に来られていました。ここまでファンに接した西武球団の経営陣は本当に珍しいと思います。
思い出されるのは2007年西武ドームでの開幕戦。西武球団はこの開幕直前、アマチュア選手への裏金問題が公になり、ファンの信頼を大幅に裏切ることになってしまいました。そして開幕戦のオープニングセレモニー、いつもなら大々的に盛り上げる演出を行うところ、この時はそれを自粛し、太田球団社長(当時)のファンへの謝罪からシーズンをスタートさせました。
筆者も西武ドームにてその謝罪を見ていたのですが、太田社長の謝罪はまさに誠意溢れるもので、直後には球場全体に「太田コール」が沸き上がったほどです。その後この問題の責任を取る形で副社長に降格しているのですが、しかし実際太田社長に責任は1つもありませんでした。つまりすべての問題は、太田社長が就任する前の出来事だったのです。
太田社長は球団社長兼オーナー代行に就任して以来、毎試合西武ドームでの開場時にゲートでファンを出迎えていました。筆者としてはこれからもずっと西武球団を支えて欲しい一人だと思っていたので、太田副社長の退任は本当に残念でなりません。
昨年の日本シリーズの優勝決定戦、太田副社長はファンと共に西武ドームでのパブリックビューイングに参加していました。優勝が決まった瞬間、太田副社長は渡辺監督よりも先にファンに胴上げをされていました。これだけファンに愛されているスタッフを退任させてしまう方針にはちょっと理解を示すことはできませんが、しかしプリンスホテルに移ったあとも、太田副社長の活躍を願うばかりです。
西武球団が一番大変な時期に就任してしまいましたが、本当にお疲れ様でした。ライオンズファンはきっと、太田副社長のこれまでの頑張りを決して忘れません。
ファンサービス宣言(前編)
ファンサービス宣言(後編)

2009年05月14日 20:02

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