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○2009/05/09 ソフトバンクvs西武8回戦

埼玉西武 11
ソフトバンク

福岡ソフトバンクvs埼玉西武 8回戦 福岡ヤフードーム(観衆:30,863人)
埼玉西武ライオンズ 5勝2敗1分

継投:帆足和幸小野寺力
勝利投手:帆足和幸 1勝2敗 4.10
ホームラン:中村剛也(13号)
ヒーローインタビュー:帆足和幸


【ゲームレビュー】
今シーズンはなかなか勝ち星に恵まれなかった帆足投手に、6試合目の正直でやっと勝ちが付いた。開幕から5週間、帆足投手にとっては長い長い5週間だったと思う。これまでの5試合はボールがなかなか低めに決まらずに痛打される場面が多かったが、今日の帆足投手は違った。丁寧に低目を衝き、ホークスの強力打線にバットを降らせなかった。力尽きてしまったのか、9回に1失点を喫したが、しかし8回までは散発3安打に抑える見事なピッチングだった。勝ち星が付いたことで、帆足投手も今後一気に乗っていけると思う。これで涌井帆足と、やっと先発3枚がしっかり揃う形となった。

ここまでの5週間は、涌井・岸両投手以外ではなかなか勝てずにいたライオンズ。先発ピッチャーが早い回でノックアウトされてしまうため、中継ぎ陣に負担が掛かり、それが負の連鎖を引き起こしていた。

先発が早い回で崩れる → 中継ぎの出番が増える=疲労がたまる → 中継ぎ陣が疲れると、不調の先発を降ろすタイミングを失う=大量失点
最近のライオンズはこのような状態にあった。

筆者が思うに、今日の1勝はただの1勝ではない気がする。1試合だけで判断することはできないが、やっと自分たちの野球ができたことで、若獅子たちが目覚めたのではないかと思う。中村選手は相変わらず絶好調だし、中島選手もここに来て状態が良さそうだ。そして一時期栗山選手と入れ替わるようにして絶不調に陥っていた片岡選手の打率も回復してきた。となると、あとはG.G.佐藤選手のお目覚めを待つのみだ。

G.G.佐藤選手は、ゴールデンウィークには絶叫モードに入っていると予想していたのだが、しかしまだ本調子とは程遠い状態。筆者が見る限り、ボールを追いかけ過ぎているのが今の状態だと思う。つまり、外に逃げるスライダーを追いかけ過ぎてしまうことでフォームのバランスを崩し、バットを振り切れていないという状態。この状態に陥ってしまうと、体幹でバットを振ることができないため、どうしても“手打ち”になってしまう。いわゆるドアスイングと呼ばれるもの。

ドアスイングとは要するにバットのヘッドが下がってしまっている状態のことで、スイング時にバットのヘッドが水平よりも下がってしまうと、スイングスピードが大幅に遅くなってしまう。今のG.G.佐藤選手はまさにその状態で、今日プロ初ヒット・初打点を記録した坂田選手とは真逆の状態。本来であれば坂田選手よりもG.G.佐藤選手の方がスイングスピードが速くなくてはならないのに、現状では坂田選手のスイングの方がずっと速い。

ドアスイングを直す一番かんたんの方法は、オープンスタンスにすること。師匠であるベンちゃん(現中日の和田一浩選手)の以前のバッティングフォームだ。オープンスタンスにすることでバットを自然と下半身で振れるようになり、そうなるとドアスイングも自然と修正される。

ライオンズが今後勝って行くためには5番G.G.佐藤の活躍が不可欠なだけに、復活が待ち遠しいところ。坂田選手の初ヒット・初打点も素晴らしかったが、ファンは一日でも早い今年の初“キモティ~!”を待ち望んでいる。

【明日の予告先発投手:#20 野上亮磨投手

2009年05月10日 00:35

ドアスイング

ドアスイングとは、スイング時にバットのヘッドが下がってしまうことで、スイング始動からミートに掛けてバットを遠回りさせてしまっている状態のこと。ドアスイングになってしまうと、外角のボールを引っ掛けてしまうことが増え、そのままスランプに陥ってしまう可能性が高くなる。

修正法としては、まずは下半身でバットを振ることを意識する必要がある。上半身でバットを振る手打ち状態を続けると、ドアスイングが癖づいてしまい、結果ボールをバットの芯で捕らえられなくなる。ドアスイングに陥りやすい選手の特徴としては、力でボールを飛ばそうとするパワーヒッターや、右打ちを意識するバッターなどがある。

最もかんたんな修正法はオープンスタンスで打つこと。オープンスタンスにすることで、自然とバットスイングが下半身の始動に付いて来るようになる。下半身でバットを振れるようになると、ボールを引き付けて打てるようになり、強い打球を飛ばすことができる。基本的にバッティングフォームは、下半身が先に始動し、後からその動きにバットが付いていくフォームが望ましい。

下半身でバットを振れるようになれば、それはイコール、ドアスイングを修正できたことになるため、バットのヘッドも自然と上がってくる。バットのヘッドが上がってくれば強い打球を打てるだけではなく、打球に角度も付くようになり、長打やホームランを打てるようにもなる。

バッターがスランプに陥っている時は、だいたいがこのドアスイングに原因がある。ドアスイングにさえ気をつけていれば、スランプになる可能性も低くなるため、バッターに対しては自他ともども注意をしていきたいところである。

2009年05月10日 00:34

●2009/05/08 ソフトバンクvs西武7回戦

埼玉西武
ソフトバンク 2X

福岡ソフトバンクvs埼玉西武 7回戦 福岡ヤフードーム(観衆:29,611人)
埼玉西武ライオンズ 4勝2敗1分

継投:涌井秀章~グラマン
敗戦投手:グラマン 0勝2敗3S 5.40
ホームラン:中島裕之(3号)


【ゲームレビュー】
これで結果的にチームは3連敗となってしまった。この試合も9回裏までは3-2とリードしていたのだが、守護神グラマン投手がまさかの逆転サヨナラホームランを喫してしまった。結果論から言えば、いつもであれば涌井投手に続投させる場面だった。しかし渡辺監督の判断は、守護神グラマン投手の投入。

戦列に復帰したグラマン投手に、早くセーブを付けてあげたいという気持ちがあったようですが、結果が伴いませんでした。もちろんそんな親心以上に、復帰したばかりのグラマン投手が1点差ゲームでどういうピッチングをするのかを確認したかった、というのもあったと思います。見た感じでは、ファームに行く直前の状態とそれほど変わっているようには見えませんでした。

まだ肩が痛いということはないと思います。しかし回復したばかりということで、再発を恐がるあまりに腕を振り切れていないというのはあると思います。筆者も学生時代はピッチャーをやっていて、肩痛の経験もあるので、こういう回復直後という状況でのピッチャー心理は、多少なりとも分かるわけです。

しかしチーム状況が悪い時というのは、何をやってもダメですね。これがもし勝っている時期であれば、問題なく涌井投手の続投だったはずです。しかし勝っていないために、グラマン投手の復活に期待し、結果的に少しずつ歯車が狂ってしまう。まさに負の連鎖です。ですが年間を戦っていれば、必ずこういう時期というのはあるんです。どんなに強いチームであっても、一年中勝ち続けることはできません。

そんなわけで、負けているからと言って選手批判などは絶対にしないようにしましょう。選手だって負けようと思って負けているわけではありません。当然ライオンズは伝統的に“負け癖”があるチームではありませんので、負けたことに悔しがらない選手もいないんです。特に負けん気の強い涌井投手は、この試合はなおさら悔しかったはずです。

ちなみにグラマン投手は試合後、涌井投手のところに行って「ゴメンナサイ」と日本語で謝ったそうです。昨年はあれだけ大車輪で頑張ってくれたグラマン投手です。2回や3回リリーフに失敗したからと言って、その信頼をチームメイトやファンが失うことはないはずです。

それと最後に後藤武敏選手の情報ですが、小野寺力投手のブログによると、まだもう少し時間が掛かりそうとのことです。患部が腰だけに、やはり長引いてしまっているのかもしれませんね。ムリをしない程度に、一日でも早い復帰を期待しましょう!

【5月9日の予告先発投手:#47 帆足和幸投手

2009年05月09日 14:32

黄金時代のホーム用ユニフォームが復活!

今年から西鉄時代の黒、西武時代の青を融合させたレジェンドブルーを基調にしたユニフォームで戦っているライオンズ。去年は西鉄のユニフォームを着て戦う“ライオンズクラシック”を催し、一昨年も黄金時代の全身ブルーのビジターユニフォームで戦いました。そして第三弾となる今年は、黄金時代のホームユニフォームを着て戦うことになりました。

着用期間は交流戦明けの6月26日、大宮でのホークス戦から10数試合だそうです。ライオンズの黄金時代を知るファンにとっては、このオールドユニフォームの再登板は感慨深いものがありますね。

黄金時代の戦績
1982、1983、1985、1986、1987、1988、
1990、1991、1992、1993、1994年に優勝
4連覇1回、5連覇1回の素晴らしい成績でした。
何と1982~1994年の13年間で、11回も優勝していたんです。
この頃の西武は、V9時代の巨人よりも強いと評価されていました。

2009年05月08日 10:15

西武ドーム観客動員数大幅アップ!

パ・リーグは今日、それぞれのチームの1試合平均の観客動員数を発表しました。その結果によれば、今年は西武ドームの観客動員数が大幅にアップしています!ファンとしては負け越し3と低迷していますが、ひとまず朗報です。

西武ドームの今シーズンの1試合平均の観客動員数は21,950人で、これは昨年の同時期と比べて33.5%の増加だそうです。1位はYahoo!ドーム(ホークス)、2位が札幌ドーム(ファイターズ)、3位が京セラドーム・スカイマーク(オリックス)で、4位が西武ドームでした。

それでもパ・リーグ4位というのはちょっと寂しいですが、しかしこれからまた調子を上げ、昨年のような快進撃を魅せることができれば、今後さらに動員数は増加していくと思います。週末はいつでもお客さんで一杯ですが、問題は平日です。平日に西武ドームに足を運ぶお客さんが増えれば、観客動員数はグーンと上がるはずです!ちなみに筆者が西武ドームに行く時は、いつも仕事終わりの平日です。baseball

2009年05月07日 20:48

#1 栗山巧

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#1 栗山巧 - Takumi Kuriyama

外野手(レフト、センター)、右投左打
2001年ドラフト4順目
育英高校~埼玉西武ライオンズ
兵庫県神戸市西区出身、1983年9月3日生、177cm / 78kg
タイトル:最多安打(2008)、ベストナイン(2008)
2010年推定年俸:7100万円

栗山巧選手の4番は、先制点を取るために有利
一本足に目覚めた栗山巧選手、首位打者争いへ

ライオンズの選手は他のチームよりも多く練習をすることで知られているが、その中でも栗山選手は一番練習をしている選手の一人。野球に対して本当に真面目で、真摯な姿勢を崩さない。以前は野球がおろそかになるかもしれないという理由で、恋愛や結婚は当分しないとまで言い切ったほど。

デーブ大久保コーチが考案し、2008年から導入されたアーリーワークにも毎日必ず参加してバッティング練習などをしている。そして練習や試合を終えて帰宅してからも、部屋で黙々とバットを振っている。そんな栗山選手を、筆者は背番号52番の頃から応援している。

最初に1軍に上がって来たのは2004年だった。そして翌2005年には1軍に定着して84試合に出場し、打率.297という素晴らしい数字を残した。しかしこの頃はまだ守備に難があった。打球の憶測を誤り、外野フライで済むところを長打にしてしまったり、クッションボールに手間取ることもあった。それは一部のファンに「栗山はDHでしか使えない」と言われていたほどだった。

だがそういうことを言うファンに対し、筆者はいつも反論していた。「栗山選手は必ず素晴らしい主力選手に成長する!」と言い続けてきた。そう信じ続けてきた甲斐もあり、今では押しも押されぬライオンズの2番バッターに、そしてチームの顔に成長した。誰よりも野球に対し真面目に取り組み、誰よりも練習を重ねてきた栗山選手なのだから、主力に成長するということは疑いようもなかった。

そして誰よりも強いハートを持っている。それは2006年8月1日ロッテ戦での出来事だった。栗山選手は空振りで右手首を傷めてしまったのだが、その直後も痛みを押して出場し、何とその試合、当時ロッテの守護神だった小林雅英投手から満塁ホームランを放った。その日はアイシング治療などで様子を見たが、翌日病院で検査をすると、骨折だったことが判明した。これが原因でしばらくはファームで回復に努めたが、シーズン終盤には再び戦列に復帰し、プレーオフでも1番バッターとして出場している。

栗山選手は、チーム1の俊足でもある。本気でタイムを競ったら、恐らく片岡選手よりも栗山選手の方が足は速いのではないだろうか。それでも栗山選手の盗塁数が片岡選手に及ばないのは、2番バッターであるため。2番は出塁をすると、必ずクリーンアップを迎えることになり、クリーンアップが打席に立つ時は、単独スチールなどの作戦はあまり用いられない。

ちなみに打席から1塁までのタイムは、片岡選手の4.15秒に対し、栗山選手は3.90秒と若干早い。もちろん右打席・左打席の違いはあるが、同じ左打ちのソフトバンク川崎選手の3.97秒を上回り、ヤクルト青木選手の3.80秒と比べても引けを取らない。もし栗山選手が1番や6番以下を打っていたなら、きっと片岡選手に並ぶ盗塁数を記録しているはずだ。

そんな栗山選手は兵庫県出身だけあって、子どもの頃はオリックスのファンクラブに入っていたらしい。イチロー選手のサインボールも持っているらしく、プロ野球選手になるのは子どもの頃からの夢だったそうだ。そして常に全力プレーの栗山選手は今、プロ野球選手を夢見る少年から、少年少女たちに夢を与えるプロ野球選手となった。きっと栗山選手は、これからも子どもたちに夢を与え続けてくれるに違いない。ライオンズの背番号1と言えば、現ホークスの秋山幸二監督が背負っていた由緒ある背番号だ。これからもその背番号に恥じない活躍をし続けてくれるはずです。栗山選手のこの紹介文を目にされたら、これからぜひ、今まで以上に栗山選手を応援してあげてください!



4月9日オリックス戦で、ヒーローインタビューを受ける栗山選手
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2009年05月07日 15:18

●2009/05/06 西武vs楽天6回戦

東北楽天
埼玉西武

埼玉西武vs東北楽天 6回戦 西武ドーム(観衆:31,440人)
埼玉西武ライオンズ 3勝3敗0分

継投:西口文也~土肥義弘~岩崎哲也
敗戦投手:西口文也 2勝1敗 6.67


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結局この9連戦を4勝5敗という数字で終えたライオンズ。今は我慢の時かもしれない。まるで昨年の夏場のようなチーム状態だ。残塁も2桁となり、打線がまるで繋がってこない。しかし1年間戦えば、必ずこういう時期はある。それが前半に来たということは前向きに考えて良いと思う。

しかしたまに映る西武ベンチを見ると、ちょっと元気がなさ過ぎるような気がする。去年であれば、デーブ大久保コーチが勝っていても負けていてもベンチ内に活気を与えていた。だが今日はその活気がまったく感じられなかった。9回裏に中村選手の2点タイムリーが出た直後でもそうだった。いつもなら押せ押せの場面ではあるが、逆転できる雰囲気がまるでなかった。

これでひとまず9連戦は終わったことになる。明日の休みを有意義に使って、しっかりリフレッシュして、金曜日からのホークス戦に挑んでもらいたい。

2009年05月06日 16:35

清水崇行、1軍登録抹消へ

開幕戦で3打数3安打の活躍をし、完全復活かと思われた清水崇行選手ですが、今日再調整のため1軍登録を抹消されることになりました。打率も.200まで落ち込み、調子が上がってくる気配が感じられないため、渡辺監督も決断したようです。

清水選手に替わり1軍に上がってくるのは、ルーキーの坂田遼選手です。清水選手同様左打ちで、ファームでは主に指名打者とレフトで試合に出ていました。ファームでの成績は打率.317、3本塁打、10打点。ファームとは言え、ルーキーでこれだけの数字を出せるのは立派だと思います。入団時には「左のおかわり君」の異名を取った選手ですので、パワフルなバッティングに期待しましょう!

2009年05月06日 10:19

ストライクゾーン

バッターが打つ姿勢をとった時の肩上部と、ユニフォームのズボン上部の中間点の高さが上限で、膝頭の下部が下限。この高低範囲内のホームベース上の空間が、ストライクゾーンとなる。

ストライクゾーンはバッターの打つ姿勢や身長によって異なります。しかしストライクゾーンを狭めるためにバッターがわざといつもと違う屈んだ姿勢で構えても、審判はこれを無視して通常のゾーン内でストライクをコールすることができます。

以下は、高低がストライクゾーン内だった場合のホームベース上の軌道。

1.ストライク
zone1.gif

2.ストライク
zone2.gif

3.ボール
zone3.gif

4.ボール
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2009年05月05日 17:42

●2009/05/05 西武vs楽天5回戦

東北楽天 13
埼玉西武

埼玉西武vs東北楽天 5回戦 西武ドーム(観衆:33,908人)
埼玉西武ライオンズ 3勝2敗0分

継投:石井一久~岩崎哲也~土肥義弘~岡本慎也
敗戦投手:石井一久 1勝3敗 6.56
ホームラン:中村剛也(12号)


【レビュー】
毎年必ず一年に何度かあるのだが、今日の試合は審判のジャッジに泣かされてしまった。最初は4回の表、2アウト3・2塁という場面。石井一久投手は打席の嶋選手をカウント2-2から空振りの三振に斬って取った。しかしプレートアンパイア山路のジャッジは何とファール。すかさず渡辺監督がベンチを飛び出してきた。

筆者はYahoo!動画で観戦していたため、スローモーションで見ることができたのだが、あれは何度見ても空振りにしか見えない。現に嶋選手でさえ空振り三振だと思い、すぐにベンチへ帰ろうとしていたくらいだ。その後は次の一球でピッチャーゴロになり大事には至らなかったが、嶋選手は打席に戻った際に苦笑いを浮かべるほどのジャッジだった。だが審判も人間である。ミスジャッジは仕方がない。

だが今日はもう1つ不可解なジャッジがあった。それは7回裏のライオンズの攻撃。先頭バッターの片岡選手はセーフティバントを試みた。一塁線間際に転がす素晴らしいバントで、タイミング的にはギリギリアウトだったのだが、小山投手の送球をファーストのセギノール選手が落球し、セーフになったと思われた。しかし一塁塁審は片岡選手にアウトを宣告した。

理由は恐らく(恐らくというのは、審判団から何の説明もなかったため)、片岡選手がスリーフットラインのフェア側を走ったからだと思う。だが映像で見る限りは、アウトにするほどフェア側は走っていなかったように見える。しかも片岡選手は野手とは誰とも接触していない。もしアウトを宣告するなら、楽天側のアピールプレーがあってから、というのが普通だと思う。しかし楽天側からは何のアピールもなく、落球したセギノール選手も、渡辺監督が審判に再び抗議している間は談笑しているほどだった。

片岡選手のように良いランナーというのは、常にギリギリのプレーをしようとする。今回の場合は、スリーフットラインのギリギリのところで送球線上を走り、あわよくば送球が片岡選手の背中に当たってボールが転がっている間に一塁を陥れようというプレーだった。このような積極果敢なプレーをアピールプレーなしでアウトを宣告されては、プロ野球でこそ見ることのできるギリギリのプレーができなくなってしまう。

審判のミスジャッジによってかは分からないが、結果的には石井投手もリズムを崩し、直後に2本塁打を浴びてノックアウトされてしまった。今日のゲームは、7-3で敗れたこと以上に後味の悪いゲームとなってしまった。

【明日の予告先発投手:#13 西口文也投手

2009年05月05日 17:00

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