○2009/05/23 西武vs横浜2回戦
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | ||
| 横浜 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 2 | 6 | 8 | 2 | |
| 埼玉西武 | 2 | 3 | 0 | 0 | 1 | 1 | 3 | 0 | × | 10 | 17 | 0 |
埼玉西武vs横浜 2回戦 西武ドーム(観衆:24,471人)
埼玉西武ライオンズ 1勝1敗1分
継投:帆足和幸~岡本慎也
勝利投手:帆足和幸 2勝2敗 4.13
ヒーローインタビュー:帆足和幸、栗山巧
【ゲームレビュー】
今日の帆足投手は昨日の大敗もあり、初回からかなり気合が入ったピッチングを見せてくれた。特に2回、吉村選手を見逃し三振に取った場面では、闘志溢れるマウンド捌きを見せてくれた。さすがはライオンズで1番ハートの強いピッチャーだけのことはある。決して本格派の速球投手ではない帆足投手だが、しかしその姿には速球派顔負けの堂々たるオーラが漂う。
ただもったいなかったのは7・8回に浴びた2本のホームランだった。試合としてももう仕上げのイニングだったし、もう少し丁寧にコーナーを衝いて欲しかった。佐伯選手のホームランは仕方ないにしても、金城選手に打たれたホームランは、防げたホームランだったと思う。しかしそれでも、内容的にはトータルとしては上々だったと思う。帆足投手に関しては、次回の登板も期待できそうだ。
そして打線の方は5月に入り、一気に調子を上げてきたように思える。渡辺監督も言っている通り、やはりライオンズは2番が打ち出すと打線がよく機能する。この試合も栗山選手が3安打放ち、帆足投手と共にお立ち台に登っている。
この試合に関しては、相手の先発ピッチャーが昨年まで日本ハムにいたグリン投手だったことも幸いしたと思う。ライオンズ打線は比較的グリン投手を得意としていて、昨年のクライマックスシリーズでもよく打った記憶がある。そういういいイメージも影響して、2回までに5点を奪うことができた。あとはこの調子の良さを、好投手を相手にした時にどれだけ発揮できるかだと思う。相手チームのエース級からも3~4点取ることができれば、この調子の良さは本物だと言って間違いない。
打線の調子が良いからこそ、投手陣はもっと踏ん張らなければいけない。先発陣が少しずつ調子を上げてきている中、救援陣への不安を払拭することが未だできない。筆者はこのブログでも何度か書いているのだが、ワズディン投手をリリーバーとして1軍に帯同させるべきだと思う。1軍と同日の5月23日のファームで先発をしているのだが、巨人を相手に7イニング3失点の好投を見せている。先発として今後1軍で通用するかは分からないが、しかしリリーバーとしてならワズディン投手はある程度の結果は出せると思う。
救援陣に不安を抱えたままでは、接線になった時に勝負に出ることができない。代役守護神である小野寺投手などはボール自体は走っているのだが、しかし安定感に欠く。だがこれは筆者が見る限り、銀仁朗捕手のリードに疑問を覚えることがある。
銀仁朗捕手はマリナーズの城島捕手を師事しているだけあり、リードの仕方も城島捕手によく似ている。しかし城島捕手のリードは、パワーピッチャーが投げていればこそのリードなのだ。小野寺投手のように、速いストレートを持っていても球質が少し劣る場合は、やはり緩急をつけてリードをしてあげなければいけない。しかし銀仁朗捕手はストレートが走っていると見るや、ストレート一辺倒のリードをしてしまう。それで小野寺投手が痛打される場面も多々あった。
キャッチャーを育てることは大切である。しかし試合に勝つことはそれ以上に大切。ここは首脳陣も、数試合野田捕手をスタメンに使ってみてはどうかと思う。投手をリードすることに関しては、経験的にも年齢的にも野田捕手の方がずっと上だ。野球は扇の要にぐらつきがあると、なかなか勝ちに行けないスポーツ。首脳陣には育てるということ以上に、勝つことにもっともっとこだわっていってもらいたいと思う。

2009年05月25日 10:13
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