●2009/04/30 西武vsソフトバンク6回戦
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | ||
| 福岡ソフトバンク | 1 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 8 | 16 | 0 | |
| 埼玉西武 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 5 | 8 | 1 |
埼玉西武vs福岡ソフトバンク 6回戦 西武ドーム(観衆:15,720人)
埼玉西武ライオンズ 4勝1敗1分
継投:西口文也~●土肥義弘~岩崎哲也~星野智樹~野上亮磨~岡本慎也
敗戦投手:土肥義弘 0勝1敗0S 16.20
ホームラン:中村剛也(9号満塁弾)、G.G.佐藤(3号)
【レビュー】
今日先発した西口投手は6回途中まで投げて被安打10、失点5という内容だった。もう少しいい結果になっても良かった気がする今日のボールだったのだが、最終的には試合を組み立てることができなかった。筆者が見る限り、配球に少々偏りがあったような感じを受けた。というのは銀仁朗捕手のリードが、苦しくなるとアウトコース一辺倒になってしまう傾向が見えたからだ。
アウトコース一辺倒になってしまうと、バッターはアウトコースだけ見ておけばよく、いい球を投げたとしても簡単に合わせられてしまう。そのために普通なら内野ゴロになる打球が内野安打になってしまったりする。
渡辺監督は「銀仁朗でも十分に行ける」とコメントしていたが、やはり本音は違うと思う。捕手は扇の要であり、いい捕手なくして失点を防ぐことはできない。リード面はもちろんのこと、守備面でもそう。例えば今日は野上投手がプロ初登板したのだが、その野上投手が投じた1バウンドになったカーブを、銀仁朗捕手は前に転がすことができなかった。身体の前に来た1バウンドであれば、キャッチャーは絶対にボールを前にこぼしてあげないと、ピッチャーがそのボールを投げにくくなってしまう。
経験の差が大きいため、細川捕手と銀仁朗捕手を単純に比較することはできないが、しかし現段階ではまだ、銀仁朗捕手は細川捕手を脅かす存在にはなれていない。今回のように細川捕手が怪我をしない限りは、細川捕手の正捕手の座は揺るがないと思う。
だが細川捕手の次世代の正捕手候補は、やはり銀仁朗捕手だ。細川捕手が離脱している間にしっかりと経験を積み、少しでも細川捕手に食いついていってもらいたい。そうすれば細川捕手のモチベーションもさらに上がり、細川捕手自身、さらに素晴らしいキャッチャーに成長していけると思う。
ところで、野上投手は5月3日の先発が決まったとされていたが、意外にも今日プロ初登板を飾った。ということは3日の先発は平野投手が行くのだろうか?それとも中2日で野上投手が行くのだろうか。いや、この時期に中2日はまださせないと思う。ということは、3日はやはり平野投手が行くのだろうか。9連戦になり、先発投手を読むのが難しくなってきた。
【明日の予告先発投手:#18 涌井秀章投手 vs ダルビッシュ投手】
2009年04月30日 21:40
○2009/04/29 西武vsソフトバンク5回戦
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | ||
| 福岡ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 | 5 | 1 | |
| 埼玉西武 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 5 | 0 | × | 7 | 7 | 1 |
埼玉西武vs福岡ソフトバンク 5回戦 西武ドーム(観衆:28,855人)
埼玉西武ライオンズ 4勝0敗1分
継投:石井~H大沼~H星野~岩崎~岡本慎
勝利投手:石井一久 1勝2敗 5.30
ホームラン:ボカチカ(6・7号)、栗山(2号)
ヒーローインタビュー:石井一久・ボカチカ
【レビュー】
シーズンが始まって1ヵ月弱。開幕からずっと不振に苦しんでいた栗山巧選手にようやくエンジンがかかった。筆者は宣言します。栗山選手はもう完全復調です!確信しました。その理由はやはり今日の一発、7回2アウト2塁での打席。ホークス神内投手のボールを見事に左中間スタンドに放り込んだ。今シーズン初めて見た栗山選手らしい打球。逆方向にスーッと伸びていく、素晴らしいホームランでした。もちろんホームランを打ったからと言って復調だ、ということはありませんが、しかし昨日の栗山選手のホームランは、その内容が良かったと思うんです。
サウスポーである神内投手に対し、しっかりと右肩で壁を作ることで身体を開かずに振り抜き、逆方向(レフト側)へのホームラン。第1号を放った時は、それほど大きく表情を変えることはなかった栗山選手ですが、昨日は違いました。ホームイン後、ベンチ前でハイタッチをしてダッグアウトに戻ると、とても気合の入った顔で小さなガッツポーズを繰り返していました。きっと栗山選手自身、やっと本来の手応えを感じることができたのではないでしょうか?筆者が見る限り、栗山選手は今日からガンガン打ってくれると思います!
逆に昨日の試合で最も悔しそうだったのが、星野智樹投手でした。7回から引き続き8回にも投げたのですが、川崎・松中両左バッターに対し2安打を浴び、降板後は非常に悔しそうな表情でダッグアウトに戻っていました。するとすぐに渡辺監督が星野投手の方に駆け寄り、笑顔で1~2分何かを話していました。きっと「たまに打たれたことくらい気にするな。明日からまた頼むぞ」的なことを伝えていたのではないでしょうか。星野投手もやはり栗山選手同様、今日の試合も活躍してくれると思います。
【30日の予告先発投手:#13 西口文也投手】
2009年04月30日 10:58
細川亨捕手、一軍登録抹消
今日、細川亨捕手の一軍登録が抹消され、変わりに上本達之捕手が昇格しました。ここのところスタメンを外れる機会の多かった細川捕手ですが、右ひじを痛めての抹消とのことです。昨年傷めた右肩をかばいながらボールを投げていたために、右ひじも傷める結果となり、それが今朝起きて悪化していたため、渡辺監督は抹消を決めようです。細川捕手は優勝するためには絶対に欠かせない正捕手。その細川捕手が抹消され、しばらくは苦戦が続くかもしれませんが、きっと野田捕手・銀仁朗捕手がしっかりとカバーしてくれるはずです!
投手陣の調子がここに来て上がり始めていますから、細川捕手には焦らず、じっくりと治してもらうことにしましょう。どれくらい掛かるかはまだ分かりませんが、交流戦が終わる頃までに完治させて戻ってきてくれれば良いと思います。
2009年04月29日 16:37
グラマン投手ファームで好投
昨日、グラマン投手が戸田でのファーム・ヤクルト戦、7回に登板しました。打者3人に対して三振1つの三者凡退に抑え、順調な回復を見せてくれました。今日も戸田でファーム・ヤクルト戦に登板予定で、明日の肩の張りの状態を見て、一軍昇格を決めるそうです。渡辺監督のコメントによれば、リリーフ陣の調子が悪ければ1日からの札幌遠征に連れて行くとのことでしたが、ここに来て小野寺・大沼・星野・土肥らリリーフ陣が安定感を見せているので、ひょっとしたら無理はさせず、4日からの西武ドームから合流させることになるかもしれません。
しかしまずは今日のグラマン投手の投球結果を待つことにしましょう。
2009年04月29日 16:09
○2009/04/28 西武vsソフトバンク4回戦
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | ||
| 福岡ソフトバンク | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 8 | 3 | |
| 埼玉西武 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | × | 5 | 7 | 2 |
埼玉西武vs福岡ソフトバンク 4回戦 西武ドーム(観衆:16,151人)
埼玉西武ライオンズ 3勝0敗1分
継投:○岸~H土肥~H大沼~S小野寺
勝利投手:岸孝之 4勝0敗 2.67
セーブ:小野寺力 1勝1敗1S 6.43
ヒーローインタビュー:土肥・小野寺
【レビュー】
今夜は両軍合わせて5つのエラーというひどい試合内容になってしまった。しかも合計得点の9点中、4点がエラーがらみでの失点。現在負け越し2で4位に並んでいる両チームの現状が出た試合展開だった。今後もこういう試合が続いてしまうようでは、両チームの上位浮上にはまだ時間がかかるかもしれない。本来ならば首位争いをしていなければならないライオンズとホークス。シーズン序盤とは言え、ちょっと試合内容が悪すぎた。
そんな中で素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたのが、ライオンズの土肥投手だった。7回表、5-4と1点リードした場面でのリリーフ。ホークスの松中・小久保・長谷川というクリーンアップを、見事三者凡退に抑えた。土肥投手は、小久保選手を三振に取った直後にガッツポーズを見せるほどの気合の入り方だった。もちろん場面的には1アウトランナーなしで、ガッツポーズを見せるような場面ではなかった。だがあの気合は、画面からもひしひしと伝わってきた。観ていて、この場面だけはワクワク感を覚えることができた。
ライオンズの投手陣に今必要なものは、まさに今日土肥投手が見せてくれたあの闘志だ!今日の土肥投手のあの闘志が、今後ライオンズの投手陣に広がって行ってくれればと思う。
さて、ここのところ細川捕手が先発を外れる機会が多い。その詳しい理由は分からないのだが、ひょっとしたら昨年傷めた肩の調子が悪いのだろうか?もしそうでないとしたら、これは投手陣の問題かもしれない。
細川捕手と言えば、楽天の野村監督が絶賛するほどの捕手だ。ピッチャーからすれば、「細川のサイン通りに投げていればいい」という考え方になってしまう。この甘い考えが、今年の投壊を招いている可能性がある。だからこそ若い銀仁朗捕手や、野田捕手を多用しているのかもしれない。
現に今日も、土肥投手は二番手の野田捕手に対し、わずか1イニングで10回以上首を振っていた。バッテリーを組むキャッチャーが正捕手でないと、比較的ピッチャー主導になることが多い。そしてピッチャーは、キャッチャーのサインに首を振ることで自分の投球への責任感が増す。渡辺監督は、ひょっとしたらその責任感という自覚を投手陣に求めるため、あえて若い銀仁朗捕手を起用しているのかもしれない。もちろんこれは憶測に過ぎないが。
ともあれ、細川捕手の肩が万全でないことは確かだ。今は無理せずに、勝負どころとなる8~9月に向けてコンディションを上げていってくれれば良いと思う。
【明日の予告先発投手:#16 石井一久投手】
2009年04月28日 21:39
5月3日、野上亮磨投手の先発デビューが決定
5月3日の札幌ドームでの日本ハム戦で、ドラフト2位ルーキー野上亮磨投手の初登板・初先発が決まったそうです。2軍ではこれまで3試合に先発して2勝0敗。防御率は3.94。潮崎コーチによれば、マウンド度胸が素晴らしいそうです。首位を快走する日本ハム相手に、野上投手がどんな投球を見せてくれるか、楽しみですね!ちなみにこの試合で勝ち投手になると、ライオンズでは松坂投手以来の初登板・初先発・初勝利になるそうです。
2009年04月28日 08:43
ワズディン・松永・正津、3投手登録抹消
今日ワズディン投手、松永投手、正津投手の一軍登録が抹消される見込みとなった。変わって昇格するのは野上投手、岩崎投手、土肥投手の3人。明日からは9連戦を控えていて、中継ぎ陣にはいつも以上の出番が予想される。3投手ともロングリリーフが可能なので、試合展開によっては早め早めの継投になるかもしれない。長いシーズン、必ずチーム状態が悪い時期というのがある。ライオンズにとっては今がその時期。この苦境を乗り越えれば、また昨年のように乗っていけるはず。これだけチーム状態が悪い中で負け越しが2なのだから、まだまだ前向きに考えていて問題はないと思う。逆に8月に調子を落とすよりは、この時期に悪い方が優勝するためには好都合でもある。ファンとしてはまずは明日からの9連戦を、しっかり応援していこう!
2009年04月27日 09:29
ワズディン投手、一軍登録抹消へ
開幕4試合に先発して結果を残すことのできなかったワズディン投手が、一軍登録を抹消されることになった。今後は2軍で調整させるとのこと。その穴は恐らく平野投手が埋めるものと思われる。22日に石井一久投手のあとを継いで好リリーフをし、現時点での評価はかなり高い。あの好投で本人も自信を持てたと思う。あとはその自信を自ら信じ、堂々としたマウンド捌きを見せてくれれば、ローテーションの一角を担えるだけの力は持っていると思う。将来的には確実にローテーションに加わるであろうピッチャーなので、今後の投球にも注目していきたい。
2009年04月26日 20:19
●2009/04/26 西武vsロッテ6回戦
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | ||
| 千葉ロッテ | 2 | 0 | 2 | 0 | 1 | 1 | 0 | 5 | 0 | 11 | 11 | 1 | |
| 埼玉西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | 1 | 5 | 10 | 1 |
埼玉西武vs千葉ロッテ 6回戦 西武ドーム(観衆:23,647人)
埼玉西武ライオンズ 2勝4敗0分
継投:ワズディン~松永~岡本慎~正津~小野寺
敗戦投手:ワズティン 0勝2敗0S 5.19
ホームラン:中村剛也(8号)
【レビュー】
オープン戦の数字だけを見ると、ある程度の活躍はしてくれるのではないかと思われたワズディン投手だったが、先発4試合目でも結果を出すことはできなかった。ワズディン投手のピッチングを見ていると、全体的にとにかくボールが高い。剛速球を投げるタイプのピッチャーではないので、ボールが高めに行ってしまうとどうしても合わせられてしまう。合わせられてしまうと、例えばランナーが3塁にいる時に簡単に犠牲フライを打たれてしまう。
そろそろローテーションの再編時期に来ているのかもしれない。このままワズディン投手が目覚めないとなると、使い続けるわけにもいかない。そうなると、平野投手らと入れ替わる可能性が高い。ただ5月に9連戦を控えているので、これが終わるまでは我慢しての起用になるかもしれない。
3連戦の頭は涌井投手、岸投手の2人でしっかり星を取れているので、あとはどうやってもう1つ取るかということになる。優勝するには3連戦を常に2勝1敗以上で戦わなければならない。西口投手と帆足投手が安定し出したので、今後は着実に勝ち星を増やしてくれると思う。そうするとあとは3連戦の3人目の先発投手がポイントになる。
ローテーションは今日現在では以下のようになっている。
表ローテ 1番手:涌井投手、2番手:帆足投手、3番手:ワズディン投手
裏ローテ 1番手:岸投手、 2番手:石井投手、3番手:西口投手
筆者の考えからすれば表の3番手に石井一久投手を置いて、裏の2番手に平野投手ら若手ピッチャーを配置するのがベストのような気がする。今のところ表の3番手は毎週日曜日になっているし、お客さんが多く入る日曜日の西武ドームであれば、一久投手も今まで以上のピッチングを魅せてくれると思う。
3連戦の3戦目を1勝1敗で迎えると、先発ピッチャーにはいつも以上のプレッシャーがかかる。そういう場面を、百戦錬磨のベテラン投手2人に任せるのが理想的じゃないかと思う。何はともあれ、今後ローテーションが再編されることは間違いない。その時のために平野投手、野上投手、木村投手あたりにはしっかりと結果を残し続けてもらいたい。
今日はノックアウトされたあと、松永投手は目に涙をためているように見えた。ベンチでも目を拭っているシーンがあり、きっと相当悔しかったのだろう。これをバネにし、次回の登板では素晴らしいピッチングを期待しよう!
【28日の予想先発投手:#11 岸孝之投手】
2009年04月26日 17:20
●2009/04/25 西武vsロッテ5回戦
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | ||
| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 3 | 7 | 1 | |
| 埼玉西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 2 | 7 | 1 |
埼玉西武vs千葉ロッテ 5回戦 西武ドーム(観衆:23,147人)
埼玉西武ライオンズ 2勝3敗0分
継投:帆足和幸~大沼幸二
敗戦投手:帆足和幸 0勝2敗0S 3.60
今日も昨日に続き、素晴らしい投手戦だった。まさに手に汗握る展開。帆足投手は7回に中島選手のエラーをきっかけに3失点してしまったが、自責点は0。左腕エースの名に相応しい素晴らしいピッチングだっただけに、黒星ではなく、白星を付けてあげたかった。だがたまボールにキスをしているようなシーンも見受けられ、帆足投手の調子の良さもうかがえた。次回の登板もどうやら期待できそうだ。
中島選手は今シーズン初のエラーをしたわけだが、しかしあの打球処理は非常に難しい。打球が飛んだ位置と、セカンドキャンバスが重なったため、中島選手は打球とキャンバスの両方を見ながらプレーする必要があった。あの場面、もしキャンバスにつまづいたり空足を踏んだりしたら大怪我に繋がることもあるので、失点に繋がったとはいえ、とにかく何事もなくて良かった。
だが大沼投手は大丈夫だろうか。8回の登板でファーストにベースカバーに入った際、バッターランナーとの交錯があった。スローモーションで見ると、ランナーに蹴られたのかな、という感じがあり、直後は大沼投手もかなり痛そうな素振りをしていた。だが結果的にはそのまま続投。大沼投手は誰よりも投げたがる性格のピッチャーのため、本当に大丈夫なのかが気になるところ。こちらも無事であればいいのだが。
そして心配と言えば栗山選手だ。復調の兆しがちらほらと出てきてはいるものの、なかなか栗山選手らしさが戻ってこない。栗山選手は好球必打タイプのバッターなのだが、最近は甘いボールを見逃し、難しいボールに手を出してしまうケースが多い。そのためにジャストミートして強烈な打球を打ったとしても、野手の正面をついてしまう。今日は画面で栗山選手の顔がアップにされたのだが、頬が少しこけたように見受けられた。ただそう見えただけなら良いのだが、もし精神的に疲れ始めているとしたら、数試合休ませてあげることも必要かもしれない。
渡辺監督は「栗山は使い続ける」と言っているが、打てない → でも使ってくれる → まだ打てない それでも使ってくれる、という状況は、考え込みやすい性格の栗山選手に、必要以上のプレッシャーを与えかねない。2番を打てるバッターは佐藤友亮選手、赤田選手といるわけなので、栗山選手には少しリフレッシュをさせてあげるのも良いと思う。しかし優勝するためには栗山選手の活躍は不可欠。とにかく一日でも早い復調を期待し待ち続けたい。
【明日の予告先発投手:#37 ワズディン投手】
2009年04月25日 17:24
4/28 片岡安祐美選手が西武ドームに登場!
4月28日の西武vsソフトバンク戦の始球式に、茨城ゴールデンゴールズの片岡安祐美選手が登場します。しかもこの日の試合終了後に行われる、「やきゅ昨年はワールドカップ女子野球の日本代表にも選ばれ、世界一にも輝いた片岡安祐美選手。ぜひその世界一の動きを女子のみなさん、やきゅ
片岡安祐美選手
茨城ゴールデンゴールズ、右投右打、内野手(セカンド)
1986年11月14日生、153cm / 48kg
オフィシャルブログ
2009年04月25日 14:58
涌井投手のコントロールについて
昨日の試合レビューにて、涌井投手のコントロールについて筆者なりの見解を書いたのですが、間違ってました。m(__)m 筆者としてはWBC球の影響と考えていたのですが、そうではなく、涌井投手自身が今シーズンはコントロールよりも球威を重視しているのだそうです。細かいコントロールなどはまったく気にしていないらしく、とにかく球威のアップを目指したらしいです。確かに過去1~2年は「球威がアップしない」という涌井投手やコーチのコメントをたまに聞きました。それで今シーズンは徹底的に下半身を鍛え、走り込みもWBCの与田コーチが感嘆するほど行ったようです。その甲斐もあって脚が去年よりも太くなり、昨年の優勝旅行で買ったジーンズも座った瞬間膝が破けてしまったそうです。
やはり親友であるダルビッシュ投手のあの凄まじい球威を意識しているのでしょうか。しかし涌井投手の球威が今後ますますアップして、そこにコントロールが戻ってきたらまさに鬼に金棒ですね。ひょっとしたら埼玉西武ライオンズとして、初の20勝投手が誕生するかもしれません!
2009年04月25日 09:52
○2009/04/24 西武vsロッテ4回戦
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | ||
| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 1 | |
| 埼玉西武 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | × | 3 | 6 | 0 |
埼玉西武vs千葉ロッテ 4回戦 西武ドーム(観衆:12,618人)
埼玉西武ライオンズ 2勝2敗0分
継投:○涌井秀章・完投
勝利投手:涌井秀章 3勝1敗0S 2.10
ホームラン:中村剛也(7号)、ボカチカ(5号)
ヒーローインタビュー:涌井秀章、中村剛也
【レビュー】
今日は涌井投手と唐川投手の息詰まる投手戦だった。今シーズンのパ・リーグは全体的に打高投低傾向にあるため、なかなか投手戦を見られる機会がなかったのだが、今夜の投手戦は素晴らしかった。
今夜の涌井投手はストレートを中心に奪三振ショーを繰り広げたのだが(自己最多毎回の12奪三振)、しかしコントロールがあまり良くなかった。涌井投手は非常にコントロールの良いピッチャーなのだが、今シーズンはそのコントロールがなかなか定まらない。今夜も3ボールになることが多く、5回までは1イニング平均約20球を投げていた。これでは完投をするにはちょっと球数が多い(計163球・自己最多)。
筆者が思うに、WBC球からNPB球への細かいアジャストがまだできていないのではないかと思う。WBC球はNPB球に比べて若干大きくて重いのだが、その差が涌井投手のコントロールを乱しているのだと思う。
反面ストレートには例年以上の威力を感じるのだが、これもやはり同じ理由で説明ができる。ピッチャーはよく、通常よりも重いボールを投げることで球威を磨くことがあるのだが、これはバッターがネクストバッターズサークルで、バットにウェイトを着けて素振りするのと同じ効果がある。涌井投手は1ヵ月間WBC球を握っていたことで、肩がNPB球を軽く感じ、その結果球威が増している気がする。
今夜の感じを見ていると、コントロールが戻るにはもう少し時間がかかりそうな感じがする。だがWBC球を握った1ヵ月と同じ期間だけNPB球を投げれば、恐らくコントロールは徐々に戻ってくるだろう。コントロールが戻って、今年の球威があれば、涌井投手は一昨年のようにかなりの勝ち星を挙げるのではないだろうか。
【明日の予告先発投手:#47 帆足和幸投手】
2009年04月24日 20:40
#3 中島裕之
#3 中島裕之 - Hiroyuki Nakajima
内野手(ショートストッパー)、右投右打
2000年ドラフト5位
伊丹北高~埼玉西武ライオンズ
兵庫県伊丹市出身、1982年7月31日生、180cm / 84kg
タイトル:最高出塁率(2008、2009)、最多安打(2009)、最多得点(2009)、ベストナイン(2008、2009)、ゴールデングラブ(2008)、
オールスター(2004、2006、2007、2008)、オールスター新人賞(2004)、オールスター優秀選手(2008)、日本シリーズ優秀賞(2008)、最多安打(2009)
2010年推定年俸:2億5000万円
バッティングフォーム:ぶった斬り打法
ニックネーム:ナカジ、ナカジーター
2010年選手会長
中島裕之選手がメジャーリーグで活躍するために
中島裕之選手が遂げた、飛距離・確実性の進化
中島裕之選手が酷評されるアッパースウィング
中島裕之選手が首位打者獲るために足りない物
片岡・中島コンビは今後名手となれるだろうか
中島裕之選手、豪快さの影にある繊細な打撃
中島裕之選手が名ショートと呼ばれるためには
中島裕之選手がトリプルスリーを達成するために
中島裕之選手、年俸2億5000万を保留
中島裕之選手のバッティングフォーム解説
中島裕之選手の最大の魅力は、豪快なバッティングにアグレッシヴな守備。特にバッティングはぶった斬り打法と呼ばれ、バットを上段に構える侍のようなフォームはかなり独特なもの。見た目こそ豪快でホームランを量産しそうなフォームだが、しかし実際には巧打優先の合理的なバッティングフォームなのである。まずバットを最上段に構えることで、バットをボール対して最短距離で出せるようになる。そしてテイクバックを必要としないこのフォームは、スイング中のぶれを回避するのにも効果がある。
中島選手はホームランバッターだと思われがちだが、実はそうではない。もちろん2004年のように27本塁打放つパワーは秘めているが、中島選手自身はホームランよりも率を大切にしているように思う。ぶった斬り打法も、恐らくそこから編み出されたフォームではないだろうか。もし中島選手がホームランにこだわるバッターであれば、バットを立てて構えるバッティングフォームを選んだと思う。バットを立てるとバットヘッドの重みを最大限に活かすことができ、その分多くのパワーをボールにぶつけることができる。しかし中島選手はバットを寝かせて構える。これはレベルスイングをスムーズにするためのフォームで、長距離というよりは、中距離ヒッターに多いフォームである。ただたまに、強引なアッパースイングでボールを飛ばそうとするので、それが豪快なイメージを植えつけているのだろう。
2004年こそは7番という比較的楽な打順を打っていたため、27本塁打を放つことができた。しかし3番を任されている今は、盗塁などの作戦に絡むことが多く、無闇に打つことが許されない場面も多い。そのためにミート中心のバッティングをすることが増えた。2ストライクと追い込まれると、バットを指2本分くらい短く持つこともある。
中島選手は2008年、最後の最後まで首位打者争いに加わり、最終的には.331でリーグ2位の好成績を残した。出塁率に関しては.410でリーグ1位。しかし意外にも得点圏打率が.284とそれほど高くない。これは相手チームに徹底的にマークされているためと思われるが、球界を代表するショートストッパーになるためには、やはり最低.300の得点圏打率が欲しいところだ。
そして屋外球場に強いというのも、中島選手の1つの特徴かもしれない。2008年もその傾向が顕著で、千葉マリン・Kスタ宮城・スカイマークの3球場では、西武ドーム以上の打率を残している。感性で野球ができるタイプのバッターであるため、屋外球場の開放感が中島選手の気分を高めているのかもしれない。
もはや押しも押されぬライオンズの顔となった中島選手。ブレイクした2004年優勝時にはまだ初々しさがあったが、昨年優勝した時の中島選手の顔には、スター選手の堂々たるオーラが感じられた。北京五輪にも選ばれ、WBCにも出場し、年々プレーに対する自信も増しているのだと思う。
守備に関しても長年不安視されて来たが、ゴールデングラブを獲った昨年から飛躍的に安定感が増した。特に送球に対する安定感が増し、守備率もリーグ2位という好成績を残した。ダブルプレーを取れる機会も増え、2007年は140試合出場で73併殺だったのが、2008年は122試合で79併殺を完成させた。片岡選手との二遊間コンビの息もピッタリ。
日の丸を背負い、さらに自信を深めた中島選手には、今年は打率.350、ホームラン25本、盗塁20、打点100くらいを目指してもらいたい。本当はトリプルスリーを目指してもらいたいが、筆者個人としてはそれよりも、まずは首位打者を獲らせてあげたい。
| 打撃成績 Batting Results | ||||||||||||||||||||||
| 試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
|
| 2002 | 4 | 7 | 7 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | .143 | .143 | .143 |
| 2003 | 44 | 98 | 89 | 12 | 23 | 3 | 1 | 4 | 40 | 11 | 1 | 2 | 0 | 0 | 5 | 0 | 4 | 22 | 0 | .258 | .327 | .449 |
| 2004 | 133 | 559 | 502 | 70 | 144 | 22 | 3 | 27 | 253 | 90 | 18 | 2 | 3 | 4 | 39 | 7 | 11 | 108 | 7 | .287 | .349 | .504 |
| 2005 | 118 | 444 | 405 | 56 | 111 | 21 | 2 | 11 | 169 | 60 | 11 | 3 | 3 | 3 | 22 | 3 | 11 | 67 | 17 | .274 | .327 | .417 |
| 2006 | 105 | 459 | 412 | 76 | 126 | 22 | 1 | 16 | 198 | 63 | 14 | 4 | 0 | 4 | 30 | 3 | 13 | 66 | 12 | .306 | .368 | .481 |
| 2007 | 143 | 593 | 533 | 68 | 160 | 28 | 5 | 12 | 234 | 74 | 9 | 4 | 1 | 5 | 41 | 0 | 13 | 134 | 15 | .300 | .361 | .439 |
| 2008 | 124 | 556 | 486 | 75 | 161 | 32 | 0 | 21 | 256 | 81 | 25 | 5 | 0 | 3 | 55 | 3 | 12 | 96 | 15 | .331 | .410 | .527 |
| 2009 | 144 | 648 | 560 | 100 | 173 | 31 | 3 | 22 | 276 | 92 | 20 | 12 | 0 | 3 | 75 | 4 | 10 | 113 | 17 | .309 | .398 | .493 |
| 通算 | 815 | 3364 | 2994 | 457 | 899 | 159 | 15 | 113 | 1427 | 471 | 98 | 32 | 7 | 22 | 267 | 20 | 74 | 608 | 84 | .300 | .369 | .477 |
2009年04月24日 12:48
#37 ワズディン
#37 ジョン・ワズディン - John Truman Wasdin投手(先発、セットアッパー)、右投右打
1993年ドラフト1巡目(オークランド・アスレティックス)
ゴッドビー高~フロリダ州立大~アスレティックス~レッドソックス
ロッキーズ~オリオールズ~巨人~ブルージェイス~レンジャーズ
パイレーツ~埼玉西武ライオンズ
アメリカバージニア州出身、1972年8月5日生、188cm / 90kg
2009年推定年俸:5,000万円
球種:2シーム、カーブ、チェンジアップ
ワズディン投手は2002年に一度巨人でプレーをしている。その時は年俸が2億9,000万円だったのだが、10試合に登板して1勝4敗という成績だった。そしてシーズン途中に怪我で2軍に落ち、そのまま1年限りで退団してしまった。
ライオンズでは6番目の先発投手として期待されているが、やはりワズディン投手はセットアッパーとしての起用がベストだと思う。アメリカでもセットアッパーとしてWHIP 1.11 と素晴らしい数字を残している。桑田真澄投手と巨人時代から親交があり、投球術なども教わったそうだが、何しろ球種が少ない。カーブとチェンジアップはそこそこ良いのだが、スライダー系を投げないとなると、やはり先発投手として結果を出すには厳しいと思う。
だが1~2イニング限定のセットアッパーとなれば、少ない球種でも勝負することは可能だ。それで成功したのが、なんと言っても同僚であるグラマン投手である。ライオンズには西口投手をはじめ、スライダーの使い手が多くいるのだから、早めに覚えた方がワズディン投手のためになると思う。スライダーを投げられるようになれば、もっと楽にカウントを稼げるようになるため、ワズディン投手のように打たせて取るタイプのピッチャーには、かなり有効な武器となる。
ナックルも投げるようだが、筆者自身はまだナックルらしきボールを投げる姿を見たことがない。ということは、勝負できるほど精度は高くないということかもしれない。いや、筆者が単に見落としているだけかもしれないが。それにしても球種がちょっと少なすぎる。バッターから見れば、ストレート・2シームのタイミングと、カーブ・チェンジアップのタイミング、この2つだけ用意しておけばいいため、コントロールがつかないと今後打ち込まれるケースが増えるかもしれない。そのために、やはりスライダーやカッターと言ったファールを打たせたり、カウントを整えるのに有効な変化球が1つ欲しいところ。
ライオンズ首脳陣の理想は、やはり日本人投手だけで先発ローテーションを回し、ワズディン投手をセットアッパーとして起用できる状態だと思う。そうすれば短いイニングを得意とするワズディン投手の持ち味も出せる。開幕してからはまだ本領を発揮していないワズディン投手だが、今後の活躍に期待したい。
| 日 付 |
相 手 |
登 板 |
結 果 |
回 数 |
球 数 |
打 者 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
奪 三 振 |
与 四 球 |
与 死 球 |
失 点 |
自 責 点 |
| 8/6 | F | 先発 | - | 6 | 84 | 27 | 8 | 0 | 3 | 0 | 2 | 2 | 2 |
| 7/11 | Bs | 先発 | - | 6.1 | 96 | 27 | 8 | 0 | 1 | 1 | 0 | 4 | 4 |
| 7/5 | E | 先発 | - | 3.2 | 75 | 20 | 6 | 1 | 2 | 3 | 1 | 3 | 3 |
| 6/28 | H | 先発 | - | 5.2 | 111 | 27 | 8 | 1 | 5 | 3 | 0 | 3 | 3 |
| 6/21 | YS | 中継 | - | 1 | 14 | 5 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
| 6/19 | YB | 中継 | H | 2/3 | 27 | 4 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 1 |
2009年04月24日 02:56
チープウィン
チープウィン(英語:Cheap Win)とは、先発ピッチャーがQSを達成せずに勝ち星を挙げることを言います。例えば先発ピッチャーが10失点しても、味方が11点取ってくれれば勝ち投手になれます。しかしこれは先発ピッチャーとしての勝ち星としてはまったく価値がありません。こういう場合にチープウィンという言葉を使います。
2009年04月24日 02:43
QS
QS(クオリティ・スタート、Quality Start)とは、先発ピッチャーが6イニングを投げて3失点以下に抑えることを言います。メジャーリーグでは、先発投手は勝利数よりも、QSを重視されることが多いようです。というのは、勝利数は打線の援護がなければ増えませんが、QSはピッチャーの成績のみで数えることができるためです。QS数÷先発回数=QS率
QSを満たさずに勝利を挙げることを、チープウィン(価値のない勝ち星)と表現します。
2009年04月24日 02:38
WHIP
WHIP(ウィップ、Walks plus Hits per Innings Pitched)とは、被安打+与四球の1イニング辺りの平均数字のことで、1イニングで平均何人のランナーを出すかを表している。計算方法は、 (被安打+与四球)÷投球回数=WHIP (与死球は含まない)
目安としては、1.00 未満だと球界を代表するエース級、1.20 未満でチームのエース級となる。これが1.40 を上回るようだと、一軍では通用しないレベルとなる。
2009年04月24日 02:30
●2009/04/23 オリックスvs西武6回戦
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | ||
| 埼玉西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 5 | 0 | |
| オリックス | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1× | 2 | 8 | 0 |
オリックスvs埼玉西武 6回戦 京セラドーム(観衆:10,586人)
埼玉西武ライオンズ 3勝3敗0分
継投:西口文也~星野智樹~大沼幸二
敗戦投手:大沼幸二 0勝1敗0S 0.73
ホームラン:G.G.佐藤(2号)
【レビュー】
ライオンズは最近5試合で1勝4敗と苦戦している。試合を見ていると、やはり去年の優勝チームということで去年以上にバッターへのマークが厳しくなっている。打力で勝っていたチームがそれを封じ込められると、やはり苦戦が強いられる。去年は抜群の破壊力で打ち勝ってきたチームが、今シーズンは18試合でチーム打率が.253 これはパ・リーグでは最下位の数字。
チーム防御率こそリーグ2位の数字を残しているが、それでも4.03 という数字になる。優勝するためには、やはり3点台前半のチーム防御率が必要だ。今シーズンは先発投手陣が序盤に大量失点してしまうケースがやや多いのだが、中継ぎ陣は良く頑張っていると思う。解説者たちには中継ぎ陣を酷評されているライオンズだが、しかしそんなことはないと思う。現に今夜サヨナラホームランを浴びた大沼投手も、防御率は9試合に投げて0.73という素晴らしい数字。これは9イニングを投げて、0.73点しか取られないという驚異的な数字だ。
そして左殺しのスペシャリストである星野智樹投手もいい仕事をしている。今日もピンチで登場し、ローズ選手を見事にダブルプレーに仕留めた。また岡本慎也投手も調子を上げ始めているので、これで月末がGWにグラマン投手が帰って来れば、ある程度の計算ができるようになる。
打者陣の方では、先日も書いた通りG.G.佐藤選手を上げてきた。今日も追撃の一発を放ったのだが、ホームランを打ったその打席も、センターフライに倒れた次の打席も、反対方向(ライト側)に大きな打球が飛ぶようになってきた。何よりバットをしっかりと振り抜けているので、ボールを強く叩くことができている。最後のセンターフライも、あと数ミリボールとバットがずれていれば、ホームランになっていたはず。
G.G.佐藤選手が5番に戻ってくれば、ボカチカ選手を去年のように下位で起用できるようになり、打線が繋がるようになるはず。あとは栗山選手の調子がもう少し上がってくれば、得点力もさらに増していくと思う。
さて、明日の先発投手は涌井投手なのだが、実は涌井投手は去年ロッテ相手に4敗を喫している。しかし現状からそんなことを言っている場合ではない。名実共にエースとなった今シーズン、明日はなんとしても涌井投手に完投勝ちしてもらわなければならない!
【明日の予告先発投手:#18 涌井秀章投手】
2009年04月24日 01:26
第2弾サラリーマンナイト開催!
4月30日木曜日の試合終了後、今年第2段となるサラリーマンナイトが開催されます。前回のサラリーマンナイトでは大事マンブラザーズバンドの立川俊之さんが盛り上げに来てくれましたが、なんと今回は遥か遠く宇宙からゲストが盛り上げにやってきてくれます!その彼の名は、宇宙刑事ギャバン!
ギャバンは1982~1983年に放送されていた戦隊ヒーローで、確かギャバンの他にシャリバンとかシャイダーがいたと思います(名前があっているかは自信ありません
30代のサラリーマンのみなさんにはしびれちゃうほどのスペシャルゲストになるのではないでしょうか?
ちなみに第2弾でノックを打ってくれるOBは高木大成さん、橋本武広さん、シバタオーこと柴田博之さんの3人です。柴田さんは前日29日の祝日にもキッズノッカーとして登場してくれますので、ぜひお子さんを連れてプロのノックを受けてみてください
そしてノックで疲れた身体を、足湯で癒しちゃってください
2009年04月23日 08:20
西武ドームで足湯
4月18日に初登場して好評だった西武ドームの足湯が、4月29日の祝日に再登場することになりました。天然温泉のお湯で足湯を楽しむことができ、家族連れなどのファンのみなさんに大好評だったそうです。 足湯を楽しめるのは試合開始3時間前~試合終了後30分で、無料で楽しむことができます。29日のプレーボールは14時ですので、11時から足湯をお楽しみいただけます。ゴールデンウィークですし、ぜひご家族やお友達、カップルで西武ドームの足湯を堪能してください!
2009年04月23日 08:07
#47 帆足和幸
#47 帆足和幸 - Kazuyuki Hoashi投手(先発)、左投左打
2000年ドラフト3位
福岡県立三井高~九州三菱自動車~埼玉西武ライオンズ
福岡県小郡市出身、1979年7月15日生、180cm / 77kg
2009年推定年俸:7,500万円+出来高1,500万円
球種:パーム、スライダー、カーブ、チェンジアップ、シュート
帆足和幸投手は、15勝できる力を持っている
ライオンズ投手陣の中で、最もハートの強いピッチャーが帆足和幸投手。スリークォーター気味の独特のピッチングフォームで、パームボールを決め球として使っている。解説者の中ではこのパームボールのことをスライダーと言っている人も多いが、しかし握りは確かにパームボールである。ただ、たまにスライダーに似た軌道で曲がることがあるので、それをスライダーと言われることが多いようだ。
パームボールが決め球だけあって、帆足投手の好不調のバロメーターはパームボールにある。パームボールが低めに決まっていると、その日の帆足投手は調子が良いということになるが、逆に高めに浮いていると、痛打されることが多くなる。パームボール自体は球威がある球種ではないため、目線に近い高さだと、いくらボールが揺れても見極められてしまうことが多くなる。だがパームボールが低めに決まると、バッターとしてはかなり厄介だ。特にアウトローに揺れて落ちていくパームボール(またはチェンジアップ)は、脅威とも言える。
そんな帆足投手は2006年に肩を壊している。その影響で2006~2007年は帆足投手らしい強気のピッチングを見ることができなかった。筆者が見る限り帆足投手のピッチングフォームは、フォロースルーで左腕を突っ張った状態で右腰の手前で止める癖がある。これが左肩に負担を与えたのではないかと思っている。人間の動作において最も負担のかかる動きが、動作を止めることであって、それが左腕ということもあるので、今後も帆足投手の肩の故障が心配でならない。
ただ去年からは痛みからも解放され、再発の恐怖もなく投げられているようだ。そのお陰で去年は帆足投手らしさが戻ってきて、バッターの内角を強気にどんどん衝いていき、抜群の安定感で11勝を挙げた。防御率2.63も、これはパ・リーグでは4位の好成績で、一時は岩隈・ダルビッシュ両投手と防御率争いをしていたほどだった。
ライオンズのサウスポーエースと言って思い出されるのは、やはり現横浜の工藤公康投手だと思う。帆足投手もその大先輩に強い憧れを抱いており、2006年シーズンからは工藤投手が背負っていた47番を、細川捕手から譲り受けた。ちなみにその細川捕手も2007年、入団以来尊敬していた伊東捕手の背番号27を背負うことを、当時の伊東監督から許されている。
帆足投手と細川捕手は同級生で仲も良く、この2人がバッテリーを組むと見ていて安心できる。お互い最善の策を気兼ねなく言い合えるので、常にお互いのベストを尽くすことができている。しかもそれが背番号47と27のバッテリーであるからなおさらだ。これでもし41番(渡辺監督の現役時代の番号)を背負う木村投手が本領を発揮し出したら、往年のファンにとっては至極幸せであるに違いない。
帆足投手は性格が非常に明るく、チーム内では誰からも好かれる存在のようだ。あのチャラ男こと平尾選手にも絡んでいけるほどで、その性格は投手陣の中から強い信頼を集めている。年齢的にも今年で30歳、そして選手会副会長でもあるので、ライオンズ投手陣のまとめ役でもある。「困った時には帆足!」と思えるほど頼りになる九州男児・帆足和幸投手は、きっと今年も優勝に大きく貢献してくれるはずだ。
| 投球成績 Pitching Results | |||||||||||||||||||||||
| 登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
|
| 2001 | 8 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | - | .250 | 125 | 23.0 | 38 | 3 | 20 | 0 | 1 | 21 | 1 | 1 | 32 | 23 | 9.00 |
| 2002 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | - | - | 37 | 9.0 | 12 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 | 6 | 6 | 6.00 |
| 2003 | 34 | 9 | 0 | 0 | 0 | 4 | 7 | 1 | - | .364 | 431 | 95.2 | 105 | 11 | 45 | 2 | 7 | 73 | 3 | 1 | 50 | 49 | 4.61 |
| 2004 | 24 | 14 | 1 | 0 | 0 | 10 | 3 | 0 | - | .769 | 475 | 104.2 | 117 | 11 | 47 | 2 | 5 | 80 | 1 | 0 | 59 | 50 | 4.30 |
| 2005 | 26 | 26 | 3 | 2 | 0 | 13 | 8 | 0 | 0 | .619 | 677 | 158.2 | 179 | 13 | 31 | 1 | 8 | 121 | 4 | 0 | 81 | 71 | 4.03 |
| 2006 | 17 | 11 | 0 | 0 | 0 | 5 | 2 | 0 | 1 | .714 | 334 | 75.1 | 92 | 11 | 19 | 0 | 6 | 50 | 4 | 0 | 41 | 39 | 4.66 |
| 2007 | 14 | 12 | 1 | 1 | 0 | 2 | 7 | 0 | 0 | .222 | 333 | 79.2 | 83 | 9 | 13 | 0 | 3 | 40 | 2 | 0 | 41 | 38 | 4.29 |
| 2008 | 27 | 26 | 3 | 3 | 0 | 11 | 6 | 0 | 0 | .647 | 724 | 174.2 | 169 | 13 | 38 | 1 | 5 | 115 | 5 | 0 | 59 | 51 | 2.63 |
| 2009 | 25 | 25 | 5 | 2 | 2 | 9 | 6 | 0 | 0 | .600 | 692 | 163.0 | 175 | 10 | 40 | 1 | 5 | 126 | 3 | 0 | 70 | 65 | 3.59 |
| 通算 | 178 | 127 | 13 | 8 | 2 | 55 | 42 | 1 | 1 | .567 | 3828 | 883.2 | 970 | 81 | 253 | 7 | 40 | 632 | 23 | 2 | 439 | 392 | 3.99 |
2009年04月23日 02:58
●2009/04/22 オリックスvs西武5回戦
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | ||
| 埼玉西武 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 6 | 0 | |
| オリックス | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | × | 6 | 7 | 1 |
オリックスvs埼玉西武 5回戦 京セラドーム(観衆10,805人)
埼玉西武ライオンズ 3勝2敗0分
継投:●石井一久~平野将光
敗戦投手:石井一久 0勝2敗 7.11
【レビュー】
今日の石井一久投手は良いところが1つもないまま1イニングで降板してしまった。3試合目にして、またもや初勝利はお預け。これでもし来週の登板でも内容が悪いようであれば、ローテーションの再編もあるかもしれない。今日2回以降を最後まで投げ切った平野投手は、1軍に上がってきてからしっかりと結果を出している。今日も7イニングを投げて散発3安打1失点の好投。8回裏の1失点は自身のワイルドピッチでの振り逃げによる失点。
平野投手は2年目のピッチャーだが、去年から即戦力として期待されていたピッチャー。ここに来てやっと自分の投球を発揮できるようになったのか、マウンドでの姿が去年よりも堂々として見えた。将来は先発ローテを任されるであろう逸材なので、もし現ローテピッチャーの誰かが抜ければ、恐らく平野投手が6番手としてローテに抜擢されると思う。そのためにも平野投手には、これからもしっかり結果を出し続けてもらいたい。
さて、明日の先発は西口文也投手。西口投手は以前は京セラドームを非常に得意としていて、ドームが開場した1997年~2003年の5月までは、十数度先発して、一度も負け投手にならなかったほどの相性の良さ。ただ去年は京セラドームで1試合投げて5回途中4失点で降板している。
オリックスに対しては主に後藤選手、ラロッカ選手にかなり打ち込まれているので、この2人の前にランナーを貯めることだけは避けたい。特にラロッカ選手は今カード2試合連続でホームランを放っているので、歩かせてもいいくらいの気持ちで際どいコースを衝いていかなければならない。
一方オリックスの先発・中山投手は、昨年1試合だけ西武戦に登板していて、その時は西武打線がしっかりと打ち込んでいる。中山投手は先週の日本ハム戦で5回6失点でノックアウトされているので、ライオンズとしてはなるべく早いイニングで仕掛け、中山投手のペースを乱していきたいところだ。とにかく2カード連続で負け越すわけには行かないので、明日はなんとしても勝ちに行ってほしい。
【明日の予告先発投手:#13 西口文也投手】
2009年04月23日 02:03
#18 涌井秀章
#18 涌井秀章 - Hideaki Wakui
投手(先発)、右投右打
2004年ドラフト1巡目
横浜高~埼玉西武ライオンズ
千葉県松戸市出身、1986年6月21日生、185cm / 85 kg
タイトル:最多勝(2007、2009)、月間MVP(2006年6月)、
クライマックスシリーズMVP(2008)、沢村賞(2009)、
ゴールデングラブ賞(2009)
2009年推定年俸:1億2,500万円
球種:スライダー、カットボール、カーブ、フォーク、チェンジアップ、シュート
涌井秀章投手を支えるのは球界一の走り込み量
涌井秀章投手、エースの自覚
涌井投手、念願のゴールデングラブ賞を受賞
涌井秀章投手のピッチングモーション~良い点について
涌井秀章投手のピッチングモーション~悪い点について
涌井秀章投手、11完投16勝で沢村賞を受賞!
筆者が始めて先発ピッチャーとしての涌井投手を見たのは、2004年の夏だった。横浜高校のエースとして出場した甲子園でのマウンド。準々決勝で駒大苫小牧に敗れてはいるのだが、ピッチャーとして非常に優れた能力を持っているとすぐに分かった。とにかくピッチングフォームのバランスが良く、肩スタミナも高校生離れしていた。筆者は「この選手には絶対にライオンズに入って欲しい!」と思ったのだが、そう思ったのは高木大成さん以来のことだった。
ドラフト1巡目でライオンズに入団すると、その期待の大きさから背番号16を与えられた(2009年からは松坂投手が背負った18番に変更)。高卒ルーキーにこれだけの番号が与えられることは、余程でなければない。さらにそこから活躍する選手は本当に一握りのみ。ライオンズの近年の高卒ルーキーで言えば松坂大輔投手が18番、眞山龍投手が24番、涌井投手が16番、中崎雄太投手(2009年ルーキー)が21番を与えられたが、活躍を見せているのは松坂投手と涌井投手のみ。眞山投手は一軍登板がないまま戦力外通告され、現在では2軍のサブマネージャーを務めている。
(18番は郭泰源投手、16番は松沼雅之投手・潮崎哲也投手、21番は東尾修投手・西崎幸広、24番は稲尾和久投手が背負ってきたエースナンバー)
涌井投手がプロでこれだけの活躍をすることは、筆者は彼が横浜高校で投げていた頃から確信していた。その理由は、まず球離れの遅さにある。リリースポイントがバッターに非常に近いところにあり、これだとバッターが球種を目視によって予測することが非常に難しい。予測できたとしても、通常のピッチャーよりもボールの滞空距離が短いため、振り遅れて空振りになる可能性が高い。
それに加えピッチングフォームが常に一定で、どの球種を投げる時でもフォームが変わることがない。これもやはりバッターに球種を読ませないためには絶大な効果がある。ピッチャーの中には球種によってリリースポイントや腕の角度が変わる人がいて、これではどんな素晴らしい球種を持っていたとしても、ピッチャーとしては通用しない。プロではS級の球種を持っていたとしても、その球が来ると分かっていればバッターは打つことができる。それがアマチュアとの大きな違いなのだ。
涌井投手には実は一点だけフォームに微妙な点がある。それは、左足の上げ方が2段モーションに見えること。メジャーや国際試合では問題ないと思うのだが、日本のプロ野球で導入されたルールを厳密に適用すると、涌井投手のフォームは2段モーションになる可能性がある。これについては楽天の野村監督も以前言及したことがあった。
全体的にみて涌井投手のピッチングフォームには無理がなく、非常にバランスがいい。これだけ無理のないピッチングフォームで投げていれば、恐らく今後20年は大きな故障をすることはないだろう。そしてその間も勝ち続けるだろうから、200勝を達成できる大きな可能性も秘めている。
さて、そんな涌井投手。これほどギャップの激しい選手も珍しいと思う。涌井投手はマウンドに立つとまるでベテランのような巧みな投球術で次々とバッターを料理していく。しかしいったんマウンドを降りると、まるで普通の若者に戻ってしまう。例えば涌井投手はゲームが大好きなのだが、練習中もゲームの話ばかりしていて、2009年のWBCのキャンプではそのことを松坂大輔投手に注意されている。
また、まだ2軍にいて2軍監督が渡辺監督だった頃は、ミーティング中に無駄話をして渡辺監督の逆鱗に触れたこともあった。その時はミーティングの場から監督に引きずり出され、かなり強い口調で説教を受けたようだ。このように、マウンドとそうでない場ではかなりのギャップがある。ロッカールームでも地べたに座ってマンガを読んでいたりもする。
筆者が不思議なのは、普段はこれだけ不真面目なのに、なぜあれだけの投球術を持っているかということ。チームと高校の先輩である松坂投手は、野球に関する本を本当にたくさん読んでいることで知られる。例えば、これは筆者も読んだことがあるのだが、ノーラン・ライアンのピッチャーズバイブル
だがそれは恐らく、勉強よりもむしろ練習量から来ているのかもしれない。涌井投手は高校時代から非常に練習する選手で、横浜高校の野球部部長曰く、「松坂よりも我慢し、辛い練習に耐え、乗り越えてきた」らしい。やはりこの努力が、今の素晴らしい成績を支えているのだろう。松坂投手も「相当な努力をしたと思う」と涌井投手を評価したことが以前にあった。
エースピッチャーは、エースピッチャーと投げ合う機会が多いため、勝つことが非常に難しくなる。だが優勝を目指すためには、涌井投手がエース対決で勝っていかなければならない。そして涌井投手がエース対決を制し、15勝以上を挙げられれば、ライオンズのV2もグッと近づくはずだ。
| 投球成績 Pitching Results | ||||||||||||||||||||||
| 年 度 |
登 板 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
S | H | 勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
| 2005 | 13 | 0 | 0 | 0 | 1 | 6 | 0 | 0 | .143 | 253 | 55.1 | 62 | 11 | 23 | 0 | 4 | 57 | 2 | 0 | 45 | 45 | 7.32 |
| 2006 | 26 | 8 | 1 | 2 | 12 | 8 | 0 | 0 | .600 | 734 | 178.0 | 161 | 16 | 53 | 0 | 8 | 136 | 7 | 1 | 79 | 64 | 3.24 |
| 2007 | 28 | 11 | 1 | 3 | 17 | 10 | 0 | 0 | .630 | 877 | 213.0 | 199 | 14 | 50 | 3 | 8 | 141 | 7 | 0 | 71 | 66 | 2.79 |
| 2008 | 25 | 5 | 0 | 1 | 10 | 11 | 0 | 0 | .476 | 738 | 173.0 | 173 | 16 | 51 | 4 | 8 | 122 | 11 | 0 | 80 | 75 | 3.90 |
| 2009 | 27 | 11 | 4 | 0 | 16 | 6 | 0 | 0 | .727 | 863 | 211.2 | 162 | 12 | 76 | 2 | 9 | 199 | 5 | 0 | 57 | 54 | 2.30 |
| 通算 | 119 | 35 | 6 | 6 | 56 | 41 | 0 | 0 | .577 | 3465 | 831.0 | 757 | 69 | 253 | 9 | 37 | 655 | 32 | 1 | 332 | 304 | 3.29 |
| リーグトップ |
2009年04月22日 01:02
○2009/04/21 オリックスvs西武4回戦
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | ||
| 埼玉西武 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 7 | 10 | 1 | |
| オリックス | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 6 | 0 |
オリックスvs埼玉西武 4回戦 京セラドーム(観衆10,326人)
埼玉西武ライオンズ 3勝1敗1分
継投:岸孝之~岡本慎也
勝利投手:岸孝之 3勝0敗0S 2.22
ホームラン:栗山巧(1号)
ヒーローインタビュー:G.G.佐藤
【レビュー】
今日も岸投手は素晴らしいピッチングを披露してくれた。ストレートで右バッターの内角を丁寧に衝き、そしてアウトコースへの緩いカーブ。これらをしっかり決められると、やはりバッターとしてはなかなか対応し切れない。オリックスのほとんどのバッターが、自分のスイングをまったくさせてもらえないでいた。
今日の岸投手は三振とフォアボールがそれぞれ3つずつだったが、これは別に調子が悪いわけではなかった。今日のプレートアンパイアの山村さんが、いいコースをボールと判定する場面が多かったためで、もしアウトコースでストライクを取ってくれるアンパイアであれば、恐らく三振5のフォアボール1くらいだったと思う(インコースは比較的ストライクを取っていた)。ちなみに岸投手は最終回にフェルナンデス選手の打球を右足に当てて降板したが、症状は大したことはなく、しびれて力が入らない状態だから交代しただけだそうです。恐らく次回の登板に影響はないと思われます。
さて、しかし今日は好投した岸投手以上に、G.G.佐藤選手が輝いていた。4打数2安打4打点は、まさに好調時のG.G.佐藤選手のバッティング。しかも今日一番良かったのが、しっかりと自分のスイングをしていたということ。今シーズンはヒットこそ出ているものの、自分のスイングをできない状態でたまたまヒットになったものも多かった。しかし今日はバットをきれいに振り切る場面が多く、打球の角度もとても良かったと思う。恐らくゴールデンウィークにはホームランを量産しているはず。今日はそんなことを確信させてくれるG.G.佐藤選手のバッティング内容だった。
そして守備も素晴らしかった。スライディングキャッチを2つ決め、しかも2つ目はスライディング後にすぐに体を回転させ、セカンドに返球するというスーパープレーを魅せてくれた。あのプレーは考えながらではなかなかできないプレーで、恐らく打球に向かっている間からそのプレーの流れをイメージしていたのだろう。そうでなければあれだけの流れるようなプレーはなかなかできない。このプレーを見れば、G.G.佐藤選手がどれだけ守備が上手いかが分かるはず。
そんなG.G.選手は守備の好プレーからバッティングの調子を上げることもあるので、やはり月末からG.W.に向けてのG.G.選手のバッティングには、ファンなら当然期待してしまうところ。そしてファンが待っているのは、やっぱりあれですよね?今年の初「キモティー!」。筆者の予想では、5月4~6日の西武ドームでの楽天戦あたりでそれが出るんじゃないかと思っています。ということで今後のG.G.佐藤選手にはさらに期待していきましょう!そして一日でも早く5番に復帰してもらいましょう!
【明日の予告先発投手:#16 石井一久投手】
2009年04月21日 21:14
石井一久投手、ボンバーマンとコラボ
石井一久投手とボンバーマンがコラボすることになったらしいです。ボンバーマン石井投手はこの件に関して、「敵をどう追い詰めようかとか、野球に通じるところがある。僕もボンバーマン
ちなみに石井投手曰く、ライオンズのボンバーマンラインキングは涌井投手と小野寺投手が横綱、岸投手と石井投手が大関とのことです。そして西武の球団スタッフのコメントによれば、ライオンズのユニフォームを着たボンバーマンも登場するかもしれない、とのことです。
2009年04月21日 06:09
#16 石井一久

#16 石井一久 - Kazuhisa Ishii
投手(先発)、左投左打
1991年ドラフト1位
東京学館浦安高~ヤクルト~L.A.ドジャース~N.Y.メッツ~ヤクルト~西武
千葉県千葉市若葉区出身、1973年9月9日生、183cm / 85kg
タイトル:最多奪三振(1998、2000)、最優秀防御率(2000)、最高勝率(1995)、 月間MVP(1995年8月、1997年9月)、月間最優秀新人(2002年4月メジャー)
2009年推定年俸:2億8,000万円
球種:スライダー、カットボール、フォーク、チェンジアップ、ツーシーム
配偶者:木佐彩子夫人(フリーアナウンサー)
石井一久投手が今季9勝止まりだった原因
石井一久投手が、とにかく面白いエピソードの多い選手であることは間違いない。まず日本シリーズ。2001年にヤクルトが日本一になった瞬間、誰よりも早くベンチを飛び出し、古田捕手よりも先に胴上げ投手の高津臣吾投手に抱きついた。普通はまず胴上げバッテリーが抱き合うのだが・・・。そして2008年に埼玉西武ライオンズで日本一を達成した瞬間も、フライング気味にベンチを飛び出し、胴上げ投手のグラマン投手に真っ先に抱きついた。
近年胴上げする際、胴上げには背を向けて、カメラに向かって万歳するのが流行っているが、これを最初にやり始めたのが石井一久投手だった。そして胴上げ後にグラウンドで記念撮影して回るのも、やはり石井投手らが最初にやり出したと言われている。
また、プロ野球史上まれに見るほどのイタズラ好きで、2001年の胴上げではヤクルトの同僚であった石井弘寿投手と共謀し、小柄な若松監督を空中で一回転させた。古田捕手曰く、胴上げ前からやる気満々だったとのこと。その他では同僚選手の携帯電話の着信を勝手に変えたり、GPSを勝手に登録して、その選手の行く先々に先回りして現われたり、「今家に着きましたね?」と危険な匂いのするメールを送ったりもしていたらしい。これらは以前、古田敦也さんが話していたことなので、すべて事実だと思う。
ちなみに当時フジテレビのアナウンサーだった彩子夫人と結婚した際の会見では、記者に好きな手料理を聞かれ、「生野菜」と答え会場の大爆笑を誘った。しかし家に帰ってからは、彩子夫人に相当叱られたらしい。さらにメジャーに移籍した際には「僕の妻はカリフォルニア人です」と発言し、やはり会場を笑いの渦に巻き込んだ。
そしてゲーム好きでも知られていて、ヤクルト時代は『ウィニングイレブン』、西武では『ボンバーマン』にハマっている。ちなみに西武では現在ボンバーマンが大流行していて、涌井投手や小野寺投手らと一緒にWBC(ワールド・ボンバーマン・クラシック)を開催している。
日本に復帰してからの近年は引退をほのめかす発言も多く、引退後はテレビ局のADや、バンドを結成したいと言っている。しかし最近では、「不況だし、プロ野球選手はお給料も良いのでもう少し野球を続けようと思う」という発言もしている。
こんなお茶目な石井投手であるが、野球となるとやはり真摯な姿勢を崩さない。味方がイージーミスをするとあからさまに嫌な顔をするが、これはミスをなぁなぁに済ますことが勝利には繋がらないと理解してのことらしい。そして全盛期は154kmのストレートを投げていた石井投手だが、近年は140km前後までスピードは落ち込んでいる。しかし奪三振率は依然として高く、これには「三振の奪り方は分かっている」と、自信に満ちたコメントを残している。
2007年オフ、前年から取得していたFA権を行使し、古田プレイングマネージャーの退団を折りにヤクルトから埼玉西武ライオンズに移籍してきた。その際ヤクルトのファンに向け、「埼玉で新しい友達を作ってきます」と発言していたが、どうやら友達はたくさんできたようだ。千葉生まれの千葉育ちでありながら現在では「所沢っ子」を自称しており、その名の通り西武ドームでの勝率は非常に高い。
2008年、ライオンズが優勝できたのは石井投手の功績が大きい。前述した通りおちゃらけているだけではなく、ミスには厳しい姿勢をとることが、若い選手の多いライオンズを引き締めている。今年も優勝するためには石井投手の活躍は欠かせない。西口投手に次ぎ200勝に最も近い選手であるだけに、少しでも長く現役を続け、西口投手と共にライオンズで200勝をダブル達成してもらいたい。
2009年04月21日 03:25
沢村賞
沢村賞とは、日本プロ野球において先発ピッチャーに贈られる、最高峰の賞のことである。これは戦前巨人軍で活躍した沢村栄治投手を称えて設立された賞で、その年に活躍したピッチャーに贈られる。沢村賞の候補に挙がるためには、ピッチャーは以下の条件を満たさなければならない。1.登板試合数・・・25試合以上
2.完投試合数・・・10試合以上
3.勝利数・・・15勝以上
4.勝率・・・6割以上
5.投球回数・・・200イニング以上
6.奪三振・・・150個以上
7.防御率・・・2.50以下
この条件を満たし、初めて候補になれる。
沢村投手は現役のさなかに戦地に送られてしまい、ピッチャーであったことから毎日何百個もの手榴弾(野球ボールの3倍ほどの重さ)を投げ続けされられた。それが原因で肩を壊してしまい、最初の兵役後は、以前のような剛速球は投げられなくなってしまった。そして三度目の兵役時、乗っていた輸送艦が台湾沖でアメリカ潜水艦の雷撃を受け、戦死(享年27歳)
筆者は京都に行ったら、ぜひ訪れたい場所がある。それは京都学園高校。そこには沢村栄治投手の銅像が飾られているのだ。沢村投手は巨人時代14番を背負っていたがこれは永久欠番で、巨人の選手は誰も背負うことができない。
実際に沢村投手の投げる球を見たことのある青田昇氏や千葉茂氏が計測したところ、沢村投手は全盛期、165kmもの剛速球を投げていたらしい。ベーブ・ルースやルー・ゲーリックが三振したのも納得である。
2009年04月21日 02:48
#11 岸孝之
#11 岸孝之 - Takayuki Kishi
投手(先発)、右投右打
2006年希望入団枠
宮城県名取北高等学校~東北学院大学~埼玉西武ライオンズ
宮城県仙台市太白区出身、1984年12月4日生、180cm / 68kg
タイトル:優秀新人賞(2007)、月間MVP(2008年8月)、
日本シリーズMVP(2008)
2010年推定年俸:1億2000万円
球種:カーブ、チェンジアップ、スライダー、フォーク、カットボール、2シーム
50mタイム:6.0秒
岸孝之投手が更に飛躍するために必要な集中力
岸孝之投手のカーブが魔球と呼ばれる所以
岸孝之投手こそ、すべてのピッチャーのお手本
岸孝之投手のピッチングフォームについて
岸孝之投手はアマチュア時代、西口二世と呼ばれ、みちのくローカルにおいて高い注目を浴びていた。ドラフト時も西武の他、地元である楽天や巨人などが獲得に動いていたが、しかし当初から目を掛けてくれ、尊敬する西口文也投手がいることから、最終的に西武への入団を決めた。
岸投手の代名詞と言えば大きく曲がるカーブ。2008年にはこのカーブで巨人打線を翻弄し、MVPにも輝いた。しかし岸投手の勝負球はカーブだけではなく、西口二世と言われていただけあって、スライダーの切れも一級品である。そしてストレートもMAX152kmを計測し、カーブとのコンビネーションで40km以上の緩急を付けられると、バッターは手も足も出せなくなってしまう。
日本シリーズで大活躍したことから、大舞台に強い印象があるが、しかし実際には極度の緊張症で、大事な試合の直前には吐きそうになるほどらしい。そしてマウンドに上がってからも、投球時に左足を上げて片足立ちになると、倒れそうになるほど足が震えることもあるらしい。日本シリーズでの活躍を見るといささか信じられないが、しかしそれが本人曰く事実らしい。だが岸投手のすごいところは、それだけナーバスになっても自分の投球を失わないということだ。これは自分の中で、投球スタイルが確立されていることを意味する。
2009年のWBCでは、最終候補メンバーに残るも惜しくも選考からは漏れてしまった。これはWBCで使用されるメジャー仕様球に対応できなかったためだが、その理由はダルビッシュ投手が言ったように筋力不足であったと思う。メジャー仕様球は日本のボールよりも若干大きく、そして重い。つまりしっかりとした筋力がなければ、その重さに筋力がついていけなくなってしまう。この失敗を反省してか、最近の岸投手はウェイトトレーニングを始めたようだ。
180cm、68kgという体型で152kmを投げるのだら、もし岸投手がダルビッシュ投手のような筋力をつけたら、一体どれだけスピードアップするのだろうか?まだ24歳の岸投手の将来が、本当に楽しみで仕方がない。
そんな岸投手は、チームメイトの涌井投手と非常に仲が良く、去年なども涌井投手が運転する車で一緒に西武ドームに通っていたほど。だが2人は決して仲が良いだけではなく、非常に良いライバル関係にもある。チーム内でこのような競争があるとチームが活性化され、より強く切磋琢磨されていく。ぜひ他の若手投手陣にもこの2人を見習って、激しい競争を繰り広げていってもらいたいと思う。
岸投手は入団以来11勝、12勝と来ていて、今年は西口投手の背番号である13勝を目標にしているらしい。今これを書いている現在ですでに2勝しているから、残りは11勝。しかしこのペースで勝っていけば13勝どころではなく、15勝以上を挙げ、ひょっとしたら西口投手のように沢村賞を受賞するまでになるかもしれない。そしてファンとしてもそれを期待してこれからも応援し続けたい。
| 投球成績 Pitching Results | |||||||||||||||||||||||
| 登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
|
| 2007 | 24 | 24 | 2 | 2 | 1 | 11 | 7 | 0 | 0 | .611 | 650 | 156.1 | 131 | 16 | 55 | 1 | 8 | 142 | 2 | 0 | 62 | 59 | 3.40 |
| 2008 | 26 | 26 | 4 | 2 | 0 | 12 | 4 | 0 | 0 | .750 | 695 | 168.1 | 151 | 12 | 48 | 0 | 5 | 138 | 4 | 0 | 65 | 64 | 3.42 |
| 2009 | 26 | 25 | 2 | 1 | 0 | 13 | 5 | 0 | 0 | .722 | 755 | 179.2 | 168 | 25 | 53 | 2 | 5 | 138 | 3 | 1 | 73 | 65 | 3.26 |
| 通算 | 76 | 75 | 8 | 5 | 1 | 36 | 16 | 0 | 0 | .692 | 2100 | 504.1 | 450 | 53 | 156 | 3 | 18 | 418 | 9 | 1 | 200 | 188 | 3.35 |
2009年04月21日 02:14
グラマン投手、キャッチボールを再開
左肩の張りで16日に一軍登録を抹消されたグラマン投手が、キャッチボールを再開したそうです。大阪遠征には加わらない先発投手陣の西武ドームでの練習に参加し、ワズディン投手を相手にキャッチボールをしたとのこと。グラマン投手があと1週間で帰って来れば、投手陣はかなり安定を取り戻すと思います。でも無理はして欲しくないですよね。きっとグラマン投手も3連敗という現状を踏まえ、ひょっとしたら少し無理をしているのかもしれません。でもそれだと再発の恐れがあるので、やはりここは完治してから戻ってきてもらいたいところです。潮崎コーチも同様の心配をしているようです。でも現状を見ると、やはりグラマン投手の不在は相手チームに勇気を与えてしまっています。いればライオンズの野球は8回で終わらせられるのに、いないことで9回になって相手に勢いを与えてしまう。だけど明日からのオリックス3連戦は、きっと小野寺投手がしっかり試合を締めてくれるはずです!期待しましょう!
2009年04月20日 21:41
1イニング3二塁打を浴びた小野寺力投手
昨日の試合、最終回に3本の二塁打を打たれ逆転を許した小野寺力投手、親友である赤田選手のブログにある通り、ショックはかなり大きいようです。しかしグラマン投手が不在であるチーム状況、9回を任せられるのは小野寺投手しかいません。打たれたあとでも渡辺監督もそう明言しています。昨日の小野寺投手は、ストレートに関してはいいボールを投げていました。しかしスプリットとフォークが少しずつ高めに入り痛打される場面が多くなってしまいました。小野寺投手の生命線と言えばフォークボール。キャッチャーのサインを見る時も、ボールをフォークの握りで持っているほど。それほどプライドを持っているボールが決まらなかったのだから、きっと小野寺投手は昨夜は眠れなかったはず。今日が休みで本当に良かったと、ファンながら心配してしまいました。
明日からは大阪でのオリックス戦。当然勝っていれば9回のマウンドには小野寺投手が登るはず。でも昨日のような1点差ゲームだと精神的にもきついと思うので、できれば3点差で勝っている少し楽なゲーム展開で投げさせてあげたいですね。
本来なら有無を言わさず守護神の座に君臨していなければならない小野寺投手、昨日の悔しさをバネに、明日また炎のピッチングを魅せてもらいましょう!
2009年04月20日 09:04
#60 中村剛也
#60 中村剛也 - Takeya Nakamura
内野手(サード)、右投右打
2001年ドラフト2巡目
大阪桐蔭高校~埼玉西武ライオンズ
大阪府大東市出身、1983年8月15日生、175cm / 102kg
タイトル:本塁打王(2008、2009)、打点王(2009)
ベストナイン(2008、2009)、オールスター(2008)
2009年推定年俸:7,000万円
ニックネーム:三瓶(主にチームメイトから)、おかわり君
好きな言葉:おかわり
中村剛也選手が今季、50本塁打打てる理由
片岡易之選手+中村剛也選手=最強のランナー
中村剛也が48本塁打できた秘密
中村剛也選手は高校時代は大阪桐蔭の4番として83本塁打を放った。これは中田(F)、大島裕行(L)に次いで史上3位の数字。このパワフルなバッティングで「浪速のカブレラ」と呼ばれ、2001年ドラフトの最注目選手としてライオンズに入団した。
プロ入り後は粗いバッティングでなかなか結果を残せなかったが、2005年の交流戦でホームランを量産し、交流戦の本塁打王(12本)を獲得したことで最初のブレイクを果たした。それ以降は守備に難のあったホセ・フェルナンデス選手をサードからDHに追いやり、サードのレギュラーを奪取。計80試合の出場で22本塁打を放った。
だが2006~2007年は出場機会が激減。2年間で16本塁打と精彩を欠いた。これは「三振と体重を減らせ」という首脳陣の指示で、三振を恐れるあまりに持ち前の思い切りの良さがなくなってしまったためだった。この頃からバッティングフォームに悩み始め、バットを立てたり寝かせたり、試行錯誤を繰り返すようになる。
だが2008年は、周知の通り大ブレイクを果たすことになった。デーブ大久保コーチと二人三脚でホームランを量産し、46本塁打で単独の本塁打王に輝いた。この結果はやはりデーブコーチの指導によるところが大きい。今までは三振を恐れて持ち味を失っていたが、デーブコーチは「三振はいくつしてもいいから、とにかくホームランを打て!」という指導を続けた。そしてシーズン当初はバットを寝かせ、コンパクトなスイングをしていたのだが、交流戦以降はバットを立てて構えることにより、より遠くまでボールが飛ぶようになった。また体重に関しても「減量厳禁令」が出され、心置きなくおかわりができるようにもなった。
46本塁打の代償がシーズン162個という歴代7位の三振の多さだったが、しかし2008年は主に6番を打っていたため、これでもよかった。そして得点圏打率の低さにも目をつむることはできた。だが4番を任されるようになった2009年シーズンはこれではいけない。4番バッターとして、4番バッターの仕事をしなければいけない。ホームランを狙うだけではなく、得点圏では確実にランナーを還すバッティングが必要になる。
2008年も101打点を記録したが、もし得点圏打率がもう少し高ければ、130打点は挙げられて2冠王になれているはずだった。今シーズンは4番バッターとしては上々のスタートを切っている。三振も目立つには目立つが、しかしチャンスで巧打する場面が増えた。この成績を維持し、今後訪れるであろうスランプの期間を短くしていけば、今年こそ2冠王になれると思う。そして中島選手が首位打者、片岡選手が盗塁王、栗山選手が最多安打で打撃タイトルを西武勢で独占すれば、V2は一気に近づくはずだ。
さて、そんな中村選手は2008年7月に結婚した。中村選手が結婚会見で「一般の女性なので氏名・職業は伏せたい」とのことだったので、日刊埼玉西武ライオンズでも名前と職業は伏せておきたいと思う。しかし優勝旅行の時の新聞写真を見る限り、細身の美女であることは周知の事実。あれだけ美人の姉さん女房をもらえば、去年の成績もうなづけるというものだ。ちなみにプロ野球界には、姉さん女房をもらうと活躍できるというジンクスがある。中村選手はまさにそのジンクスを地で行く形となった。
細身の夫人と並んだ姿はいかにもアンバランスだが、しかし寄り添う姿は微笑ましかった。ちなみに2009年シーズン、日本人選手で体重100kgを超えているのは中村選手と、楽天の山崎選手のみ。こう見ると足が遅そうな印象が付きまとうが、しかし決してそんなことはない。走り出しこそそれほど速くはないが、しかしスピードが乗った時のトップスピードは俊足選手にも劣らないほどである。事実大阪桐蔭時代は、一学年後輩の西岡選手(現ロッテ)より足が速かったと言われている。盗塁技術もかなりレベルの高いものを持っており、コーチからはライオンズで栗山選手に次ぐ2番目に高い評価を得ている。ちなみに3番目は片岡選手だった。だが初速が遅いあまり、盗塁数を増やすことはできない。
中村剛也選手は、とにかく将来を大きく期待された選手だ。昨オフ、球団はブラゼル選手に代わる外国人バッターの獲得を目指していたが、渡辺監督が「中村を4番として育てたい」と言ったことで、最終的に外国人獲得が見送られたほどだった。渡辺監督曰く、「4番としてはまだ軽い」が、しかしこれから経験を積んでいくことで、ライオンズでは清原選手以来の不動の日本人4番バッターに育っていくと思う。
だがホンモノの4番バッターになるためには、もう1つ守備力を向上させなければいけない。捕球に関しては問題ないのだが、送球に関してはまだ不安定さが否めない。捕球自体は上手い部類に入ると思う。足首と手首の使い方が非常に柔らかく、かつフットワークもいいので、ゴロやライナーを捕るところまでは安心して見ていられる。しかし送球がショートバウンドになってしまうことが多いのだ。コントロールは肘を使って行うものなので、肘の使い方さえマスターできれば、ホットコーナーと呼ばれるサードを安心して任せられるようになるはず。そしてそうなった時、中村選手は本当の意味でスターの仲間入りを果たすと思う。
2009年04月20日 01:46
ホットコーナー
ホットコーナー(英語:Hot Corner)とはサードのことを言います。サードは、右バッターが放つ火の出るような速い打球が多く飛んで来ることからそう呼ばれています。
2009年04月20日 01:37
ピボットマン
ピボットマン(英語:Pivot Man)とは、素晴らしいセカンドフィールダーのことを言います。ダブルプレーの際、セカンドはサードやショートからの送球を走りながらセカンドベース上で受け、そして同時に体を旋回(Pivot)させながらファーストに送球しなければなりません。これには非常に高い技術が必要で、このプレーを上手くこなせるセカンドだけがピボットマンという称号を得ることができます。ちなみにライオンズでは辻発彦選手が歴代ナンバー1のピボットマンでした。そして現ライオンズで言えば、片岡選手がピボットマンであると言えます。
2009年04月20日 01:30
iPod や iPhone でライオンズを持ち歩こう!
iPod や iPhone を持っていると、2008年からの西武ドームで行われた試合のダイジェストをすべて持ち歩けちゃうんです!そう言う筆者も実際に iPhone にダイジェスト映像をたくさん入れて持ち歩いています。しかも持ち歩けるのはダイジェストだけではなく、テレビではすべて映らなかったビールかけや、キャンプ映像も見れちゃいます。これはライオンズファンにとっては欠かせないアイテムになること間違いなし!昨オフには中村選手、片岡選手、赤田選手が銀座のアップルストアに訪れ、これに関するトークショーが行われました。さぁ、iPod や iPhone であなたもライオンズを携帯しちゃいましょう!
これは実際に iPhone の画面をキャプチャーしたものです。
2009年04月20日 01:13
【ファーム】 野上投手初勝利をマーク
4月17日、浦和でのファームロッテ戦、野上亮磨投手が好投してファームでのプロ初勝利をマークしました。9イニングを投げて9安打1失点。153球という球数、被安打9こそ少々多めなものの、ランビン・堀・大塚・塀内という一軍の主力級が名を連ねるロッテ打線を抑えたのは評価できると思います。野上投手は即戦力ルーキーとして期待されているので、これからさらに調子を上げて、早く西武ドームでその勇姿を見てみたいですね。
2009年04月19日 22:34
グラマン投手の左肩の状態
登録抹消中の守護神グラマン投手の続報ですが、渡辺監督のコメントによれば左肩の軽い炎症で、長期離脱にはいたらないようです。とりあえずは10日間様子を見て、昇格はそれから判断するとのことです。最短で26日に登録が可能になりますが、早ければ28日からの西武ドームでのホークス戦から戦列復帰してくれるかもしれません。無理はして欲しくありませんが、でもグラマン投手の一日でも早い戦列復帰を期待しましょう。
2009年04月19日 22:26
●2009/04/19 西武vs日本ハム3回戦
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | ||
| 日本ハム | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 3 | 4 | 14 | 0 | |
| 埼玉西武 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 6 | 1 |
埼玉西武vs北海道日本ハム 3回戦 西武ドーム(観衆22,315人)
埼玉西武ライオンズ 0勝3敗0分
継投:ワズディン-平野-H星野-H岡本-H大沼-●小野寺
敗戦投手:小野寺力 1勝1敗0S 9.00
【レビュー】
一時調子を落としていたライオンズの打線が、日本ハム戦を迎えて徐々に上向きになってきた。特にランナーがいる時の中島・中村両選手の集中力は素晴らしい。今日も2人ともランナーがいる場面で2安打ずつ放ち、中島選手の打率もまた3割台に戻ってきた。しかしそれでも勝ち切れないのは、5番打者を固定することができていないためだろう。昨年はG.G.佐藤選手が不動の5番打者としてチームを牽引したが、しかし今シーズンはまだ調子が上がらず、彼本来のスイングができていない。
だがG.G.佐藤選手に関しては故障の影響で出遅れていたため、この不調はある程度予想できていた。しかし予想できなかったのが後藤武敏選手と、グラマン投手の故障だ。この2人が登録抹消されたことで、ライオンズは苦戦を強いられている。
まず後藤選手だが彼は4番も打てるバッターなだけに、5番を打たせてもしっかりと結果を出してくれると思う。特に中村選手の後ろという、ピッチャーにとっては一瞬気を抜いてしまう5番であれば、後藤選手なら普通に打ってくれればかなりのポイントゲッターになってくれていたはず。
そしてグラマン投手不在の大きさは、昨日・今日の試合を見れば一目瞭然だ。昨日も今日も本来なら勝てていた試合で、グラマン投手がいれば恐らくこのカード、2勝1敗で乗り切れていたはずだった。だが結果はスウィープされた。同一カード3連敗。優勝を目指しているチームにとって3連敗はともかく、同一カード3連敗は痛い。ちなみに優勝した昨年は、スウィープされたことは一度もなかった。
グラマン投手の代役としてクローザーを務めている小野寺投手に関しては、今日は勝負どころでボールが高めに行ってしまった。坪井選手に打たれたアウトローは仕方ない。あれは打ったバッターを誉めるべきだと思う。しかしその後の金子選手。打たれたボールは絶好調である金子選手に対して投げるべきではないボールだった。ストライクゾーンからストライクゾーンへのスプリット。あれでは打ってくださいと言っているようなものだ。例え代役と言えどもクローザーを任されているのだから、あのような失投は許されない。小野寺投手には早く守護神として復活してもらいたいのだが、これにはもう少し時間がかかりそうだ。
そしてあと1つ今日のポイント。それは2回の中村選手のエラーだ。記録としては中村選手のエラーとなった。もちろんショートバウンド送球してしまった中村選手が悪いのだが、しかしあのショーバンは、ファーストの石井義人選手は捕ってあげなければいけなかった。体から大きく逸れたボールなら仕方がないが、体の前に来たショーバンなのだから、ファーストは絶対に捕ってあげなければいけない。なぜならそれを捕れないことで、サード・ショートに「絶対にいいボールを投げなきゃ」というプレッシャーがかかってしまい、余計悪送球をしてしまうという悪循環に陥ってしまうためだ。もしこのエラーがらみの2失点がなければ、9回表の時点でも同点だったことになる。
中島選手に関しては去年辺りから劇的に送球が安定しだしたが、しかし中村選手はまだまだ不安定なところがある。守備自体は中村選手は上手いのだが、だが送球にはまだ難があるのだ。
例えば黄金時代のライオンズは内野手のエラーが本当に少なかったのだが、しかしそれは内野手それぞれが上手いという以上に、ファーストの清原和博選手の捕球技術が非常に高かったためだ。ショーバンを投げても清原選手が捕ってくれる、そういう安心があるため、野手も思い切りのいい送球をファーストに送れていた。
現状のライオンズではファーストと、リリーバー不足が穴だといえる。ここを突かれてしまったら、しばらくは苦戦が続くことになるだろう。ちなみにグラマン投手の戦列復帰は、早くて3週間後になるらしい。一方の後藤選手はまだファームでも出場していない状況なので、もう少し時間がかかるかもしれない。
とにかくしばらくは苦戦が続きそうなライオンズだが、こういう時こそ頼りになるのがベテラン選手だ。江藤選手、平尾選手、清水選手らに期待することにしよう。
【火曜日の予想先発投手:岸孝之投手】
2009年04月19日 19:02
●2009/04/18 西武vs日本ハム2回戦
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | ||
| 日本ハム | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 1 | 6 | 10 | 0 | |
| 埼玉西武 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | 9 | 1 |
埼玉西武vs北海道日本ハム 2回戦 西武ドーム(観衆28,525人)
埼玉西武ライオンズ 0勝2敗0分
継投:帆足-●正津-星野-大沼
敗戦投手:正津英志 0勝1敗0S 27.00
ホームラン:ボカチカ(4号)、片岡(3号)
【レビュー】
この試合は西武ドームでもテレビでも観戦できませんでしたので、レビュー記事はお休みさせていただきます。
【明日の予告先発投手:#37 ワズディン投手】
2009年04月19日 06:18
スウィープ
スウィープ(英語:Sweep)とは、同一カードを全勝すること、または全敗させること。例えば同一カード3連戦で3連勝した場合、「スウィープさせた」という風に使う。スウィープには「一掃する」という意味があり、それを野球に応用させたのがこの言葉。
2009年04月19日 01:48
●2009/04/17 西武vs日本ハム1回戦
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | ||
| 日本ハム | 0 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 11 | 1 | |
| 埼玉西武 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 | 0 |
埼玉西武vs北海道日本ハム 1回戦 西武ドーム(観衆15,181人)
埼玉西武ライオンズ 0勝1敗0分
継投:涌井秀章-星野智樹-大沼幸二-岡本慎也
敗戦投手:涌井秀章 2勝1敗0S 2.57
ホームラン:ボカチカ(3号)
【レビュー】
今日はまず皆さんに謝罪しなければなりません。昨日の記事で予想した今日のゲーム展開が、まるで違うないようでした。失礼しました。
しかし渡辺監督は、監督として本当に的確で、勇気があると思う。今日はまさか栗山選手とボカチカ選手をスタメンで起用するとは思わなかった。なぜなら2人とも、ダルビッシュ投手に対しまったく打てていなかったからだ。しかしボカチカ選手は追撃のソロホームランを放ち、栗山選手もしっかりフォアボールを選びホームに還ってきた。2人ともとても良い仕事をした。
G.G.佐藤選手に関しては、今日はまるでダルビッシュ投手には合っていなかった。しかしG.G.選手の気持ちは買いたい。パワーヒッターであるG.G.選手が3打席目、バットを半グリップ短く持っていた。これはダルビッシュ投手の速球に振り遅れないための、パワーヒッターとしてはプライドをかなぐり捨てたプレーだった。結果三振に倒れたとは言え、G.G.佐藤選手のこの意気込みには拍手を送りたいと思う。
それにしても今日は、異様な雰囲気の中での試合だった。涌井投手とダルビッシュ投手の勝利への執念もさることながら、チームメイトたちのピッチャーを勝てせてあげたいという気持ちがものすごかった。西武のバッターは「涌井を勝たせるんだ!」と一致団結し、日本ハムのバッターからは「ダルビッシュに勝たせるんだ!」という強い気持ちが感じられた。本当に素晴らしい一戦だったと思う。
今日は涌井投手が先にマウンドを降りてしまったが、順当に行けば5月1日にも通算5度目の涌井vsダルビッシュの対決が実現する。その時こそは涌井投手に勝ち星を付けさせてあげたい。
【明日の予告先発投手:#47 帆足和幸投手】
2009年04月17日 21:24
○2009/04/16 ソフトバンクvs西武3回戦
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | ||
| 埼玉西武 | 1 | 0 | 1 | 3 | 3 | 0 | 4 | 0 | 0 | 12 | 11 | 0 | |
| ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 5 | 8 | 0 |
福岡ソフトバンクvs埼玉西武 3回戦 ヤフードーム(観衆25,538人)
埼玉西武ライオンズ2勝0敗1分
継投:西口-松永-H正津-S平野
勝利投手:西口文也 2勝0敗0S 7.94
セーブ投手:平野将光 0勝0敗1S 0.00
ホームラン:片岡(2号)、平尾(1号)、中村(5、6号)
ヒーローインタビュー:中村剛也
【レビュー】
今日の試合はそれほど書く必要はない気がする。西口投手にもう少しいいピッチングをしてもらいたかったのはあるが、どうやらまだエンジンが掛かって来ないらしい。グラマン投手が抹消されているだけに、先発陣がもう少し長いイニングを投げなければいけないのだが、6回1アウトでの降板だった。
さて、今日のことはもういい。明日の試合のことを書くことにしよう。なんと言っても涌井投手vsダルビッシュ投手の親友対決なのだから。去年の親友対決が凄まじかっただけに、今年の対決も期待が膨らむばかり。
まず涌井投手について。涌井投手は、日本ハム打線を全体的にはよく抑えているのだが、田中賢介選手と稲葉篤紀選手にはよく打たれている。田中選手には去年.471と徹底的に打ち込まれ、稲葉選手にも.313とよく打たれている。この二人はハムの1・3番であるため、もし田中選手を先頭バッターで出塁させるようなことがあれば、かなり厄介なことになりそうだ。
ちなみに田中選手は、西武のピッチャーをかなり得意としていて、帆足投手からは.533、星野投手からは.571と打ち込んでいる。決して左ピッチャーを得意としているバッターではないのだが、西武の左ピッチャーに関してはカモにしている。
涌井投手は、田中・稲葉両選手以外のハム打線は、森本・糸井・小谷野・高橋・金子誠ら主力を軒並みよく抑えている。涌井投手が明日ダルビッシュ投手に勝つためには、とにかく田中・稲葉両選手を徹底的にマークしなければいけない。逆にこの2人に打たれるようなことがあれば、試合展開はかなり苦しいものになるだろう。
一方のダルビッシュ投手は、片岡・中村コンビを苦手としている。中村選手からは特に昨年、2本塁打を浴びているほどだ。だが明日の試合でライオンズがダルビッシュ投手を撃ち崩す鍵になるのは、筆者はG.G.佐藤選手だと考えている。
その理由としてはまず、ハムバッテリーは今日おかわりして好調の中村選手をとにかく執拗にマークしてくるはず。ダルビッシュ投手も苦手としている中村選手には、かなり気を遣うはずだ。ピッチャー心理として、苦手としてるバッターを神経を使って抑えると、次のバッターになかなか気持ちが入っていかないものなのだ。するといくらダルビッシュ投手と言えど、次のバッターには多少なりとも気の緩みが出てくる。その油断を、G.G.佐藤選手がしっかりとモノにできるか、できないかだ。ちなみに去年のG.G.選手はダルビッシュ投手に対しては10打数で2安打。もしこれが10打数の3安打だったら結果としてはかなり違ってくるため、紙一重と言えるだろう。
ダルビッシュ投手をはじめ、ハム投手陣を苦手としている栗山選手は、明日も恐らくベンチスタートになると思う。そうすると、相性を買われてスタメンは片岡・佐藤友亮・中島・中村・G.G.佐藤・石井・清水・細川・赤田あたりになるのではないだろうか。
一年に一回あるかないかの親友対決。これを見逃すわけにはいかない。きっと西武ドームにも普段の平日以上のファンが詰め掛けるはずだ。勝つにしろ負けるにしろ(もちろん涌井投手に勝って欲しいが)、とにかく素晴らしい好ゲームを期待したい!
【明日の予告先発投手:涌井秀章投手vsダルビッシュ有投手】
2009年04月16日 23:59
一軍登録・抹消情報
▲登録#19 平野将光投手
#26 正津英志投手
▼抹消
#54 アレックス・グラマン投手(左肩に張り)
#45 水田圭介内野手
再登録は4月26日以降
2009年04月16日 17:23
グラマン投手、左肩に強い張りで登録抹消へ
不動のクローザーであるグラマン投手が、左肩に強い張りを訴えて今日一軍登録を抹消されることになった。グラマン投手が言うには今シーズンはずっと万全ではなかったらしく、昨日のホークス戦でのブルペンで強い張りを感じたらしい。ライオンズはリリーバー陣に不安を抱えるだけに、グラマン投手の抹消はかなり痛い。代わりに登録されるのは正津投手と平野投手のようだが、野手でもう一人、水田選手が登録抹消されることになった。
また、グラマン投手不在の間は、クローザーは小野寺投手に任せると渡辺監督は明言している。
2009年04月16日 07:15
△2009/04/15 ソフトバンクvs西武2回戦
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R | H | E | ||
| 埼玉西武 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 9 | 1 | |
| ソフトバンク | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 6 | 0 |
福岡ソフトバンクvs埼玉西武 2回戦 ヤフードーム(観衆26,498人)
埼玉西武ライオンズ 1勝0敗1分
継投:石井一久-星野-H小野寺-H大沼-岡本慎
【レビュー】
今日はもし石井義人選手が落球をしなければと考えたら、勝てたかもしれない試合だった。それは2回裏、1アウト3塁・1塁で森本選手を打席に迎えた場面、石井一久投手は森本選手をファーストへのファールフライに打ち取ったのだが、しかし石井義人選手がそのフライを落球してしまった。ファールになったためエラーにはならなかったが、ピッチャーとしては捕って欲しいフライだった。
そして打ち直した森本選手は、次のボールをレフトに打ち上げ、それが犠牲フライになりホークスが先制。石井一久投手が次の本多選手を打ち取っていただけに、もし森本選手がファーストへのファールフライで終わっていれば、失点は防げていた。もちろん野球に「もし」は存在しないが、しかしここ数試合でエラーを連発している石井義人選手だけあって、他の一塁手だったらなぁ、と考えざるを得ない。
ところで、今日の石井一久投手は本当に素晴らしいピッチングだった。絶好調という感じではなかったが、しかしずいぶんとリラックスして投げていたように見えた。力を抜くところは抜いて、要所になるとどんどん内角を衝いていく。ピッチングの王道とも言える投球内容だ。
去年石井投手はこんなことを言っていた。「細川が僕の良いところを引き出してくれるんです」。今日の試合はまさにそんな感じだった。細川捕手のリードは今年一番とも言えるほどに冴えていたと思う。絶好調ではなかった石井投手にあれだけ素晴らしいピッチングをさせたことが何よりの証拠だろう。
画面で見ていても、140km台前半のストレートが150km近くに感じられた。それはカーブを有効に使ったからだと思う。そして今日はそのカーブのコントロールが素晴らしかった。左バッターの膝元からストライクゾーンに食い込んでいくカーブをあれだけ決められたら、バッターは手も足も出せない。そしてそのカーブに狙いを付けると、今度は遠い外角に逃げていく宝刀スライダー。カーブで内角を意識させられた後に、スライダーを外角に流されたら左バッターではなかなか手が届かない。
そしてそういうピッチングを引き出したのが、細川捕手だった。やはり細川捕手は楽天の野村監督の仰る通り、球界一のキャッチャーに成長したのだと思う。古田敦也さんのように、クリーンアップを打ててリードも超一流であれば文句の付けようはないが、しかし細川捕手のリードの良さであれば、例え最終打率が.250以下でも十分に満足できる。だが今日の細川捕手は3打数1安打1打点。7回に放ったレフトへのタイムリーヒットは、打球が鋭すぎてシングルヒットに終わってしまったが、本当に火の出るような打球だった。だがそんな細川選手、実はチャンスにめっぽう強いのだ。ランナーが3塁にいる時の打率は.360以上で、それが満塁になると.556とよく打っている。
ちなみに4番中村剛也選手の得点圏打率は、去年は.250にも満たなかった。
ライオンズ打線はここ数試合でかなり調子を落としているように見えるが、こんな時こそ細川捕手の好リードでチームを勝利に導いてもらいたい。1-0で勝てるような試合展開を期待したい。だがそのためには、石井義人選手がエラーをしないということが絶対条件になってくる。たまにエラーするのは仕方ないが、ここまで連発してしまうと、ピッチャーから信頼されなくなってしまう。そこが心配なのだ。
【明日の予告先発投手:西口文也投手】
西口投手は去年、ソフトバンクに対し2戦2勝。本多選手以外はほとんどのバッターをしっかり抑えていました。
2009年04月15日 23:40
ライオンズ前選手会長、小関竜也選手引退
元西武ライオンズ主力の小関竜也選手が引退してしまった。西武退団後は巨人、横浜とチームを渡り歩いたが、昨シーズンで横浜を自由契約になり、2度目のメジャー挑戦をしていたが、4月14日、正式に引退表明がされた。筆者が初めて小関選手を西武ドームで見たのは、確か98年の開幕戦か、開幕直後の試合だったと思う。背番号はその頃まだ51番で、主に9番ライトで出場していた。抜群の守備力を誇り、シュアなバッティングに正確なバントは、98・02・04年のチームの優勝に大きく貢献した。当時のライオンズは松井・大友・高木大成の三羽ガラス全盛期で、そこに小関選手が加わり、1~3、9番の俊足カルテットは他球団を脅かした。
だが成績が残せなかった2005年オフ、小関選手は大幅減俸を強いられ、その球団の評価に納得ができず退団という形に繋がってしまった。2005年は確かに数字は残せなかった。しかし選手会長としてチームを引っ張った功績は大きい。小関選手は、一年ダメなだけで手放していいような選手ではなかった。当時の伊東監督もこの時、「(2006年は)小関は若手と競わせるつもりだった」と残しており、フロントと現場の意思疎通ができていないことも浮き彫りになった。
西武退団後、小関選手はメジャー移籍を目指してトライアウトなどに参加していた。この時は安定した守備力を買われてミルウォーキー・ブルワーズとのマイナー契約がまとまりかけたのだが、しかしその後、ブルワーズ・マイナーの外国人選手枠が埋まっていることが判明し、契約は白紙に戻されてしまった。その他ビザの問題もあったと言われている。
そして2006~2007年は巨人、2008年は横浜でプレーしたが、小関選手の本来の実力を発揮することはできなかった。
古い西武ファンなら当然覚えていると思うが、小関選手の登場時は、西武ドームで最も盛り上がる瞬間だった。「ジーパンのテーマ」を登場曲に選び、そしてファンはそれに合わせて「オ・ゼ・キー!」と声援を送る。筆者も小関コールをしたのをよく覚えている。あれはまさに鳥肌モノの応援だった。
若い頃の小関選手は、まだオリックスにいたイチロー選手と比較されるのを嫌がった。背番号も同じ51番で、左打ちのライトという点でも同じだった。それで2000年以降は、自身が憧れていた掛布雅之と前田智徳が背負っていた31番に変更している。その後の大活躍に関しては、周知の通り。
ちなみに国学院栃木高時代はエースで4番を打っていて、その時の控えピッチャーは現ロッテの渡辺俊介投手だった。
この引退のニュースは西武ファンにとっては本当に寂しいニュースだった。本来なら小関選手は今もライオンズのユニフォームを着ていなくてはいけない選手だったのだから。
だがいつかまた、指導者としてライオンズに帰ってきてくれたらと思う。それまではスポーツジャーナリストとして、野球解説者としてさらに野球知識を貯めこみ、将来のライオンズのために修行を続けていて欲しい。そしていつか必ず、小関選手にはライオンズに帰って来てもらいたい。それがファンの総意だと思う。
小関竜也選手オフィシャルブログ NEVER BE DEFEATED(決して負けない)
2009年04月15日 02:59
○2009/04/14 ソフトバンクvs西武1回戦
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | ||
| 埼玉西武 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 5 | 7 | 2 | |
| ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 7 | 3 |
福岡ソフトバンクvs埼玉西武 1回戦 熊本(観衆14,451人)
埼玉西武ライオンズ 1勝0敗0分
継投:○岸孝之
勝利投手:岸孝之 2勝0敗0S
ヒーローインタビュー:岸孝之
【レビュー】
今日の岸投手は、比較的データ通りのピッチングとなった。去年ソフトバンクに対し、松中選手に打ち込まれ、本多選手はしっかりと抑えていたわけだが、今日の試合、松中選手にはホームランを浴び、本多選手からは4三振を奪った。この辺りの分かりやすさは、岸投手らしいと言えば、らしい気がする。
8イニングを投げて6安打3失点は、先発投手としてはしっかりと責任を果たしたと思う。そして涌井投手に並ぶ2勝目を挙げ、さらなる存在感を示してくれた。きっと次回の登板でも安定したピッチングを見せてくれることだろう。
打つ方では、平尾選手に今シーズン8打席目にしてやっと初ヒットが生まれた。しかもそれが先制2点タイムリーヒットになり、チームの勢いを加速させる結果となった。今日の平尾選手は、片岡選手の代役としてのセカンド出場だったが、しっかりとアピールすることができたと思う。やはりこういう時こそベテランが頼りになる。
試合には勝ったのだが、しかり石井義人選手が5・6回に連続してエラーを記録した。1つのエラーが好投しているピッチャーのリズムを大きく崩してしまうこともあるので、やはりつまらないエラーは避けたいところ。石井選手は元々守備力の高くない選手ではあるが、しかしグローブを持ってグラウンドに立っている以上は、確実な守備を見せてもらいたい。石井選手が本当の意味でレギュラーになるためには、守備力の向上は欠かせないところだろう。そうしないと、絶対に勝たなくてはいけない試合になった時、いくらヒットを打てたとしても監督としては起用しづらくなってしまう。
もし石井選手の守備力が向上すれば、打撃に関してはセンス抜群であるため、間違いなくレギュラーを張れるだろう。だが守備力が安定しないため、石井選手はなかなかレギュラーを掴みきれないでいる。今後後藤武敏選手の腰が治り、一軍に戻ってきた時、今の守備力では石井選手の出番は減ってしまうかもしれない。
【明日の予告先発投手:石井一久投手】
2009年04月14日 21:09
デーブ大久保略式起訴
2008年日本シリーズ終了直後に発覚した、デーブ大久保コーチの女性への暴行事件。その内容は2008年8月、デーブコーチが30代の知人女性に暴行し、腕に軽傷を負わせたというものだった。発覚したのは2008年11月だったが、しかし報道ばかりが先行してファンに真実は見えないままだった。「警察の判断で真実が分かるだろう」と潔白を主張していたデーブコーチの言葉を信じるより他なかった。しかし今年3月27日、東京簡易裁判所はデーブコーチに対し、20万円の罰金を支払うという簡易命令を出した。ということは、デーブコーチは女性の主張を認めたということなのだろうか。球団もデーブコーチから報告を受けておらず、詳細については未確認らしい。結局のところファンは未だに真実が分からない。とは言え、マスコミの記事を鵜呑みにするわけにもいかない。
この問題の責任を取る形で、デーブコーチは今シーズン、打撃コーチからプロ担当スカウトに転属した。他球団とのトレードを画策するのが職務で、以前は潮崎哲也コーチなどが引退後に務めていた。噂によれば球団は1~2年の冷却期間を置いて、再びコーチに復帰させる予定らしいが、実際のところは今オフになってみないと分からない。
昨年のライオンズは198本塁打という驚異的な破壊力で日本一を達成した。これまで眠っていた若獅子たちを目覚めさせ、ここまでの打線に育てたのは、やはりデーブコーチの手腕だ。2007年までのコーチたちの指導が、デーブコーチによって花咲かせられた。毎日一番早く球場に入り、そして最後まで球場にいた。家に帰ってもデータを見直し、次の試合の打線を練ったり、選手に与えるアドバイスを寝ずに考えたりもしていたそうだ。
火のないところに煙は立たないと言うから、デーブコーチと女性の間には何らかのいざこざはあったのだろう。またマスコミが報じた隠し子問題に関しても、やはり悪いイメージが付きまとってしまう。だがこれらの問題だけでデーブコーチを判断してはいけない。デーブコーチはそれこそ命懸けで渡辺監督に仕え、チームを1992年以来の完全優勝での日本一に導いたのだ(2004年はシーズン2位から、プレーオフでの日本シリーズ進出)。この功績は決して小さくはない。
自分が指導した選手が活躍すると、肉離れを起こすほど飛んで喜んでくれるコーチ、これほどまでに選手を思ってくれるコーチが他にいるだろうか?いや、筆者が思い出す限りデーブコーチ以外には思い当たらない。
以前、工藤公康投手、渡辺監督、デーブコーチの3人で食事をした際、デーブコーチは2人に対しこう言ったそうだ。「もし二人のうちどちらかが監督になったら、自分が命懸けでコーチをやります」。その通りデーブコーチは、命懸けで渡辺監督を支えたのだった。デーブコーチがどれだけ野球に対して真摯かは、渡辺久信監督の著書『寛容力
筆者としてはぜひ来年、新しいユニフォームをデーブコーチ着させてあげたい。そしてまたサヨナラ勝ちの場面で肉離れを起こす姿を見てみたい。
2009年04月13日 23:30
やきゅウーマンナイト
サラリーマンナイトが好評な西武ドームに、今度は女性向けイベント“やきゅ4月28日のソフトバンク戦終了後に開催予定で、OLの方なら誰でも参加オッケー!参加希望の方は試合終了後、1・3塁ブルペン、またはバックスクリーン裏に集合しましょう。
やきゅ
2009年04月13日 19:30
片岡選手、福岡遠征にも帯同
11日の楽天戦、左足甲にデッドボールを受けて12日の試合を欠場した片岡選手ですが、ひとまず登録抹消はされないようです。怪我の方も骨には異常はなかったらしく、12日は腫れが引かなかったための欠場でした。ファンにとっては一安心ですね。明日からは熊本・福岡への遠征になりますが、片岡選手も帯同し、14日以降もベンチ入りして患部の様子を見ながら出場を決めるようです。週末の西武ドームまでには、何とか完全復活してもらいたいところです。足と言えば、昨日は打球をキックして失点に結び付けてしまったボカチカ選手に対し、渡辺監督はたいそうお冠のようです。確かに我々ファン目線でも、接戦でのボカチカ選手の守備は心もとないものがあります。現に昨年はパ・リーグの外野手で最多の7エラーですからね。相手先発投手が左の場合、今シーズンのボカチカ選手はDHに回る機会が増えそうです。
(右投手が相手の場合は、清水選手がDH)
2009年04月13日 06:52
#14 小野寺力
#14 小野寺力 - Chikara Onodera投手(リリーバー、クローザー)、右投右打
2002年ドラフト4巡目
埼玉県立鴻巣高校~常磐大~埼玉西武ライオンズ
埼玉県越谷市出身、1980年11月26日生、188cm / 92kg
タイトル:月間MVP(2006年7月)
2010年推定年俸:4100万円 ニックネーム:リキ、荒ぶる貴公子
オフィシャルサイト / ブログ・努力なくして力なし
小野寺力投手は、こころ優しき守護神
小野寺投手のボールが簡単に打たれる理由
守護神候補の小野寺投手は、なぜB班なのか?
小野寺投手が肩を故障、その原因
小野寺投手が復活するために必要なこと
小野寺投手の魅力はなんと言ってもMAX153kmのストレートと落差の大きいフォークボールだろう。速球と縦の変化球は現代野球のクローザーにとっては必須の球種だ。この点から言っても、小野寺投手はクローザーの資質を十分に持ち合わせていると言える。だが2006年にクローザーとして大活躍して以来、2007年以降は安定感に欠けるピッチングを続けている。
その原因は、2段モーションの禁止が影響したのではないだろうか。小野寺投手も以前は2段モーションで投げていた。つまり投球時に一度上げた左足を軽く下して、再度上げ直してから投げるフォーム。これは投げる際にタメを作ったり、投げ急ぎを防いだり、コントロールを安定させるのに役立つ。国際ルールに合わせて日本でも適用されたと言われているが、しかし日本で禁止された2段モーションは、国際試合やメジャーでは問題なかった。このルール適用は、日本のピッチャーを混乱させるだけに終わった感がある。
小野寺投手も、このルール変更の煽りを受けてフォーム変更を余儀なくされた。その他には横浜・三浦投手、楽天・岩隈投手らがフォーム変更をしている。ピッチャーにとって投球フォームは生命線であり、フォームを固めるために何百回、何千回もシャドーピッチングをして体に動きを叩き込むのである。だがそれが根本から禁止されてしまったことで、小野寺投手もかなり苦労をしている。
元々はコントロールは決して悪くない印象があったが、しかしここ最近の小野寺投手を見ていると、あまりにコントロールがバラけてしまっている気がする。ストライクが取れないと、ストライクを取りに行ってしまうようになり、コースが甘くなって痛打される結果に繋がる。2008年の小野寺投手もそれで5敗を喫し、先発投手の勝ちを消してしまう試合も多々あった。
小野寺投手の師が豊田清投手(小宮山悟投手に並び、日本で最もコントロールの良いピッチャーの一人)であることから、小野寺投手も本来はコントロールは悪くないピッチャーなのだ。それなのになかなか安定感が戻って来ないのは、やはりピッチングフォームの影響だろう。2009年春季キャンプでもフォーム改造に取り組んでおり、今なおフォームには苦労しているようだ。
コントロールが悪くなるとボールを置きに行ってしまい、その結果腕が振れなくなる。腕をしっかり振れないとストレートが走らなくなり、ストレートが走らないと、変化球の効果がなくなってしまう。つまりどんなピッチャーにとっても、ストレートという球種は本当に大事な球種なのだ。特に小野寺投手のように剛速球を投げられるピッチャーが腕を振れないと、ボールになるフォークはすべて見送られ、ストライクゾーンに来る急速の落ちたストレートだけを狙われてしまう。
小野寺投手が完全復活するには、フォームをしっかりと固めて、ストレートを磨くしかない。2005年には「156kmを投げます!」と宣言したほどのピッチャーなのだ。ファンとしてもやはり空振りを取れる小野寺投手のストレートが見たいところ。そしてそれを楽しみに西武ドームに足を運ぶファンもとても多いのだ。
小野寺投手は地元埼玉で生まれ育った選手であり、本来はライオンズの顔にならなくてはいけない選手。ライオンズの顔になるためには、やはりグラマン投手からクローザーのポジションを奪い取るようでなくてはいけない。もし小野寺投手が真のクローザーになれたらグラマン投手は8回に回り、そこに星野智樹投手を加えれば、それこそサンフレッチェ時代(鹿取・潮崎・杉山)のような最強のリリーバー陣となる。
2009年こそは小野寺投手に胴上げの瞬間にマウンドに立っていてもらいたい。それがファンの想いなのだ。
| 投球成績 Pitching Results | |||||||||||||||||||||
| 年 度 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
| 2003 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | -- | ---- | 21 | 3.1 | 7 | 1 | 4 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 4 | 4 | 10.80 |
| 2004 | 27 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | -- | .667 | 139 | 32.0 | 26 | 3 | 19 | 1 | 0 | 24 | 2 | 0 | 13 | 12 | 3.38 |
| 2005 | 30 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 1 | .333 | 184 | 42.0 | 50 | 5 | 11 | 0 | 1 | 30 | 0 | 0 | 21 | 20 | 4.29 |
| 2006 | 59 | 0 | 0 | 7 | 3 | 29 | 2 | .700 | 247 | 60.2 | 51 | 2 | 18 | 1 | 3 | 52 | 4 | 0 | 19 | 19 | 2.82 |
| 2007 | 44 | 4 | 0 | 4 | 5 | 13 | 3 | .444 | 295 | 64.1 | 85 | 7 | 23 | 2 | 1 | 48 | 4 | 0 | 39 | 37 | 5.18 |
| 2008 | 50 | 0 | 0 | 5 | 5 | 1 | 9 | .500 | 243 | 55.2 | 54 | 3 | 22 | 0 | 4 | 38 | 3 | 0 | 26 | 22 | 3.56 |
| 2009 | 47 | 0 | 0 | 3 | 5 | 16 | 7 | .375 | 230 | 54.1 | 49 | 5 | 24 | 1 | 1 | 45 | 5 | 0 | 24 | 24 | 3.98 |
| 通算 | 259 | 5 | 0 | 22 | 21 | 59 | 22 | .512 | 1359 | 312.1 | 322 | 26 | 121 | 5 | 10 | 238 | 19 | 0 | 146 | 138 | 3.98 |
2009年04月12日 19:36
2段モーション
2段モーションとは、ピッチャーが投球フォームを2段階の動作にし、打者のタイミングを意図的に外すモーションのことで、これはボークの一種になる。日本では、ピッチャーが投球時に上げる足を、上げた後で上下させる行為が2段モーションとされている。このルール適用は国際ルールに準じたとされているが、しかし実際には国際試合でもメジャーでも、この動作でボークを取られることはなかった。これは英語のルールブックを、日本で誤訳されたことが原因だと見られている。
国際試合やメジャーにおける2段モーションはと言えば、足が上がった状態で一度静止し、再度投球動作に戻ることが禁止とされている。あとは静止していないにしても、上げた足を上下させる動きが投球ごとに違うと、ボークを宣告される。またはロッキングと言って、ワインドアップモーションで振りかぶった際、グローブを静止させることも禁止されている。ただしロッキングに関しては選手からの反発が多く、これに関してのルールは撤廃された。
2段モーションのルール改変により苦労したピッチャーとして小野寺力投手、楽天・岩隈投手、横浜・三浦投手、前広島・高橋投手などがいた。もちろん他にも多くのピッチャーがこのルール改変の煽りを受けている。
2009年04月12日 19:01
●2009/04/12 楽天vs西武3回戦
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | ||
| 埼玉西武 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 1 | |
| 東北楽天 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | X | 4 | 11 | 0 |
東北楽天vs埼玉西武 3回戦 Kスタ宮城(観衆17,477人)
埼玉西武ライオンズ2勝1敗0分
継投:●ワズディン-小野寺-大沼-松永
敗戦投手:ワズディン 0勝1敗0S
ホームラン:中村剛也4号ソロ
【レビュー】
今日のポイントは、小野寺投手の登板だったと思う。毎回ヒットを打たれながらも要所をしっかり抑えて来たワズディン投手に代わり、6回2アウト3塁・2塁という場面での登場。スコアはこの時点で1-1の同点。小野寺投手としては、ヒットどころか犠牲フライも打たせてはいけない場面で、渡辺監督は三振を取ってもらうために小野寺投手をマウンドに送ったはずだった。しかしカウント1-1からの3球目、小野寺投手が投じたのはインハイのストレート。小野寺投手としてはベテラン磯部選手に対し、速い球で空振りを狙いに行ったのかもしれない。だが結果はライトへの犠牲フライ。G.G.佐藤選手の強肩を持ってしても、2失点目を防ぐことはできなかった。
その後は藤井選手をレフトフライに抑えて6回を終えたが、しかし7回、小野寺投手は先頭バッターにフォアボールを与えてしまう。先頭バッターのフォアボールは、50%以上の確率で失点に結びつく。案の定この回にも2点を奪われ、スコアは1-4。今日の楽天ラズナー投手の出来から言えば、致命的な2失点だった。
今日、小野寺投手が最も悔しかったことは、恐らく失点をしたことではないと思う。7回に先頭バッターを歩かせ、送りバントで2塁に進められ、左バッターで当たっている鉄平選手を敬遠で歩かせ、塁を埋め、その後“右”の4番中村紀洋選手のところで、“右ピッチャー”の大沼投手に交代させられたことだと思う。このピッチャー交代は、小野寺投手がどれだけ信頼されていないかを証明するものになってしまった。
これがもし、左の鉄平選手のところで左の星野投手や松永投手に代えられるのならピッチャーとしても納得がいく。左打者には左投手、右打者には右投手というのが野球のセオリーだからだ。だが今日は鉄平選手を敬遠で歩かせる指示の後、お役ご免の交代劇。もしこの交代を小野寺投手が悔しがっていなかったら、小野寺投手はこの先、決して一流のピッチャーにはなれないだろう。
だが埼玉西武ライオンズにとって小野寺投手は、こんな不甲斐ないピッチングをしてもらっては困るピッチャーなのだ。小野寺投手が2006年のような安定感を見せていれば、グラマン投手がクローザーになることもなかったはず。本来ならライオンズの9回のマウンドには、小野寺投手が立っていなくてはいけない。しかしこのままでは、モップピッチャーへの降格も強いられかねない。
“荒ぶる貴公子”と呼ばれる小野寺投手だが、彼は貴公子のままではいけない。彼は荒武者になる必要がある。マウンド上で紳士として振舞う必要はない。バッターの胸元えぐり、ただ目の前のバッターを討ち取る。だがそこには冷静さも欠かせない。そう、小野寺投手の師匠である豊田清投手のように。小野寺投手が9回のマウンドを任せられるようになった時、ライオンズは本当の意味での新たな常勝時代を迎えると思う。
ちなみに今日は小野寺投手のお母さんの命日だったそうです。
【4月14日の予想先発投手:岸孝之投手】
2009年04月12日 16:40
死球の片岡選手、仙台市内の病院で検査
今日の試合1回の1打席目、長谷部投手から左足甲にデッドボールを受けた片岡選手は足を引きずりながらもプレーを続行していたが、痛みが引かずに4回の守備から水田選手に交代。その後片岡選手は検査のため、仙台市内の病院に直行したそうです。レオの核弾頭として必要不可欠な選手だけに、打撲のみの軽症で済んでくれるといいのですが、あれだけ痛がる姿を見てしまうと心配ですね。
2009年04月11日 19:03
○2009/04/11 楽天vs西武3回戦
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | ||
| 埼玉西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 | 5 | 6 | 1 | |
| 東北楽天 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 8 | 0 |
東北楽天vs埼玉西武 2回戦 Kスタ宮城(観衆17,835人)
埼玉西武ライオンズ 2勝0敗0分
継投:帆足-H星野-○小野寺-Sグラマン
勝利投手:小野寺力 1勝0敗0S
セーブ投手:グラマン 0勝1敗2S
ヒーローインタビュー:佐藤友亮
【レビュー】
今日最も輝いていたのは2安打4打点1得点だった佐藤友亮選手だ。今季初スタメンだった友亮選手だが、起用した監督の期待に見事に応えた。ヒーローインタビューでも「チャンスに回ってくるといいなぁって思ってました」と、口も滑らかだった。もし友亮選手がプロ野球選手ではなく、この明るい性格で弁護士になっていたら、間違いなくフィッシュ&ケイジ法律事務所に入って、アリー・マクビールの同僚になっていたはずだ。
それにしても今日のライオンズの野球は素晴らしかった。フォアボールでもらったチャンスをしっかりと物にし、しかも2度の送りバントを2度とも得点に結びつけた。この的確な戦術こそが野球の醍醐味だ。ホームランで豪快に得点を重ねる野球も観ている分にはとても楽しいが、しかし野球は、戦術あってこそのスポーツ。そういう意味ではわずか6安打で5点を取った今日のライオンズには、楽天野村監督も脱帽のはずだ。
そして前回の登板では試合を作れなかった帆足投手も上々のピッチングを披露してくれた。立ち上がりこそはコントロールがばらつき、ピンチも招いたが、中盤に差し掛かる頃には落ち着いたピッチングになっていた。キャッチャーが同級生で仲の良い細川捕手であることも立ち直れた1つの要因だったが、しかし今日はそれ以上に、小野ピッチングコーチが上手く間を取って帆足投手を落ち着かせていた。今日は勝ち投手にこそなれなかったが、次回の登板も安心して見ていられそうだ。
今日の5点目は、楽天小山投手のボークによるものだった。クローザー候補だったピッチャーが、しかも切羽詰った9回に絶対にしてはいけないプレーだ。ライオンズの投手陣ではボーク癖のあるピッチャーはいないと思うが、しかし接戦では致命傷になるミスだけに、ライオンズの投手陣にも十分注意して欲しいところだ。
【明日の予告先発投手:#37 ワズディン】
2009年04月11日 18:14
ボーク
ボーク(英語:Balk、略BK)とは、ランナーがいる際のピッチャーの反則投球(イリーガルピッチ - Illegal Pitch)のこと。ボークになった場合、全ランナーに1つずつの進塁が与えられる(この場合はボールデッドとなり、投球はノーカウント)。ただしイリーガルピッチを打者が打ってヒットになった場合や、継続プレーによりランナーが進塁、または野手がエラーした場合は、ボークのペナルティは適用されない。【ボークの主な種類】
・ピッチャーがセットポジション時、両手を一度、体前面で静止しないで投球した場合。
・ピッチャーがセットポジション時、上げる方の足(軸足と逆の足)の角度がピッチャーズプレートの後縁を越えたにも関わらず、3塁、もしくは1塁に牽制球を投げた時。ただし2塁へのピックオフプレイ(牽制球)は許される。
・ピッチャーが、ピッチャーズプレートに触れずに投球した時。
・ピッチャーが投球時、上げる方の足を一度上げて下し、もう一度上げて投げた場合(二段モーション)。
・ピッチャーが軸足をプレートから外さずに、ピックオフプレイをした場合
などが、ボークになる代表例です。
2009年04月11日 17:38
#10 佐藤友亮

#10 佐藤友亮 - Tomoaki Satoh
外野手(ライト、センター、入団時は内野手だった)、右投右打
2000年ドラフト4位
慶應義塾高校~慶應義塾大学~埼玉西武ライオンズ
1978年6月13日生、178cm / 72kg
タイトル:2008年アジアシリーズMVP
ニックネーム:エリート、グランドの諸葛亮孔明
佐藤友亮選手は、今でこそライオンズの外野陣を代表する存在になったが、しかし入団当時はまだ内野手登録だった。2001年のライオンズは、高木浩之選手の不調などでセカンドのレギュラーが固定されていない状態だった。そのため当時の東尾監督は、友亮選手を新人ながら、2番セカンドとして開幕スタメン出場させた。その時の布陣は、1番ライト小関、2番セカンド佐藤友亮、3番ショート松井稼頭央、4番DHカブレラ、5番レフト高木大成、6番ファースト鈴木健、7番サードマクレーン、8番キャッチャー和田、9番センター河田、先発ピッチャーは松坂大輔だった。
当初まだ守備が不安視されていた友亮選手だったが、しかしセカンドの守備を無難にこなし、しかも翌日には2番ライトでスタメンに名を連ねた。外野手としても捕殺を記録し、学生時代ピッチャーとして鳴らした強肩も披露している。
そして友亮選手の代名詞と言えばやはり右打ちだ。右打ちさせたら、ライオンズでは友亮選手以上のバッターはいないだろう。右ピッチャーの逃げていく変化球を巧く追っ付け、そして左ピッチャーの向かってくるボールに対しても、肘をたたんでしっかりとコンタクトさせてくる。3塁・1塁にランナーがいる時(1・2塁間が広くなる)には迎えたくないバッターだ。
2004年ライオンズが日本一になった時は、友亮選手と赤田選手の1・2番コンビが大活躍した。当時まだ若かった二人が台頭したことにより、当面はトップバッターに困ることはないと思われた。だが不運なことにその後、両選手とも肩を故障し、低迷してしまう。
(2005年4月2日、Kスタ宮城(当時はフルキャストスタジアム)での楽天戦、外野フェンスに激突してしまい、左肩の脱臼、左足首内踵骨骨折の重傷を負ってしまう。その後9月に戦列復帰)
友亮選手と言えば、プロ野球選手でナンバー1のIQを持っているといわれている。それは学歴からも分かることだが、もしプロ野球選手になれなかったら、本人は弁護士になるつもりだったらしい。とにかく頭が良く、常に状況に応じた柔軟なプレーができるのが、佐藤友亮という選手なのだ。
性格も明るくて、ライオンズカラーにマッチしている。2004年に優勝した際もビールかけの最中のインタビューで、タメ口ではしゃぎ回り、大学の先輩である内田恭子アナが番組中に「(後輩が)バカですいません」と苦笑しながらコメントするほどだった。しかしその時の日本シリーズの友亮選手の打率は.394で、これははしゃぎ回るには十分過ぎるほどの成績だった。
2005年限りで高木大成選手が引退をすると、友亮選手は2006年から背番号を30から10に変更した。これは、大学時代の同期だった吉田翼さんが理由だった。吉田さんは卒業後明治安田生命に入ったのだが、職務中に交通事故により瀕死の重態になり、選手生命を絶たれてしまった。友亮選手は、「吉田の分まで野球を頑張る」という気持ちのもと、大学で吉田さんが背負っていたキャプテンナンバーの10を背負う決意をしたのだった。
人間的にもとても素晴らしい選手である佐藤友亮選手、2009年はベテラン選手としてライオンズの外野陣をさらに強固にまとめ上げてくれるはずだ。
2009年04月11日 17:27
○2009/04/10 楽天vs西武1回戦
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | ||
| 埼玉西武 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 2 | 6 | 11 | 1 | |
| 東北楽天 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 |
東北楽天vs埼玉西武1回戦 Kスタ宮城(観衆15,990人)
埼玉西武ライオンズ 1勝0敗0分
継投:○涌井秀章―大沼幸二
勝利投手:涌井秀章 2勝0敗0S
ホームラン:ボカチカ2号ソロ
【レビュー】
今夜のゲームは、何を置いてもまず涌井投手のピッチングが最高だった。特に低めのストレート。低めに速い球を投げるのは非常に技術がいるのだが、それを投げ急ぐことなく、丁寧な球持ちで投げ込んでいた。涌井投手の特徴は球持ちの長さにあるのだが、ボールがあれだけ指から離れるのが遅い状態で、低めに速い球を決められたら、バッターとしてはほとんど手が出せない。8イニングを投げて3安打7奪三振無失点は当然の結果だと思う。
やはり18番を背負った涌井投手は一味違う。涌井投手は今年から入団以来背負っていた16番を石井一久投手に譲り、松坂大輔投手が背負っていたエースナンバー18に変更した。つまり名実共に、ライオンズのエースになったというわけだ。開幕から2試合に投げて防御率も1.29という素晴らしい安定感。見ている方も、涌井投手が打たれる気がしない。
打線の方もそんなエース涌井を援護した。11安打6得点。ホームランによる得点はボカチカ選手の1点だけで、あとの5点はすべてタイムリーによるもの。タイムリーヒットでこれだけ得点できるということは、ライオンズ打線が好調であることを示している。中村剛也選手も開幕から3本塁打放ちながらも、打率.400をキープ。今日もレフト前ヒットにライトへの2ベース、そしてフォアボールを2つ選び2打点、4番の仕事をきっちりこなした。
あとはG.G.佐藤選手の調子が上がってくればクリーンアップをしっかり固定することができ、それはつまり打線の軸がぶれないことを意味する。打線の軸がぶれなければ、クリーンアップ前後を打つバッターにとっても、自分の仕事がしやすくなる。例えば1・2番であればヒットでもフォアボールでもとにかく塁に出て、1つでも先の塁へランナーを進める。下位打線であれば、例えアウトになってもファールで球数を稼ぎ、ピッチャーを疲れさせ、上位打線につなげていく。
野球というスポーツは不思議なもので、ホームランバッターが9人いても決して勝てないスポーツなのだ。なぜなら野球というスポーツは、戦略や戦術がメインのスポーツだから。戦略を立てられないチームは、例えばバッターの調子が落ち込んだ時にパタリと勝てなくなってしまう。しかし戦略が立てられ、戦術を実行できるチームであれば、バッターが調子を落としたとしても戦術で得点を奪うことができる。例えばヒットエンドランや、バスター、スクイズなどがその代表例。
今年の西武打線は、ただホームランを打つだけのチームではなく、しっかりとした戦術を実践できるチームに育っていると思う。この一週間のような野球をきっちり続けていけば、今年の秋も西武ファンにとってはバラ色になるに違いない。
【明日の予告先発投手:#47 帆足和幸投手】
2009年04月10日 21:45
モップピッチャー
モップピッチャー(英語:Mop Pitcher)とは、いわゆる敗戦処理投手のこと。大差で負けている試合は主力を温存し、若手ピッチャーにチャンスを与えることが多くなります。若手ピッチャーはモップピッチャーとして結果を出し、モップピッチャーから勝ち試合での中継ぎに昇格し、そこから先発ピッチャーやクローサーへと育っていきます。
2009年04月10日 20:44
明日の予告先発投手
東北楽天vs埼玉西武 2回戦 クリネックススタジアム宮城埼玉西武ライオンズ #47 帆足和幸投手
東北楽天ゴールデンイーグルス #20 長谷部康平
2009年04月10日 19:21
第2回WBC優勝トロフィー
第2回ワールド・ベースボール・クラシック優勝トロフィー(ティファニー製)
2009年04月10日 01:10
○2009/04/09 西武vsオリックス3回戦

埼玉西武vsオリックス 3回戦 西武ドーム(観衆9,813人)
埼玉西武ライオンズ2勝1敗1分
継投:○西口文也―小野寺力―松永浩典―星野智樹
勝利投手:西口文也 1勝0敗0S 通算160勝目
ホームラン:片岡1号ソロ、清水1号3ラン、中村3号ソロ
ヒーローインタビュー:西口文也、栗山巧
【レビュー】
今日の西口投手の3回までのピッチングは素晴らしいものがあった。まるで全盛期に戻ったかのような球の切れようだった。3回までで4奪三振。バッターを寄せ付けない素晴らしいピッチング。だが4回以降、西口投手の悪い癖が出てしまった。西口投手は、大量援護をもらうと打ち込まれてしまう傾向にあるのだが、それが見事に出てしまった。味方の援護は3回までで11点。これはさすがに西口投手でなくても、ピッチャーがリズムを崩しやすい状況だ。やはり野球は、守る時間が長すぎても、攻める時間が長すぎてもいけない。グラウンドでリズムが取れないためだ。
最終的に西口投手は6イニングを投げて、9安打5失点という内容。先発ピッチャーとしては、試合を組み立てることはできなかった。だがそれでも西口投手はヒーローインタビューのお立ち台に上がった。なぜなら、通算160勝を達成したからだ。これは現役パ・リーグ投手では最多勝利数。そして念願の200勝まであと40勝。
今日の試合は結果だけ見ると、西口投手にとってはあまりいい内容ではなかった。しかし1~3回までのような素晴らしいピッチングができるということは、これからさらに調子を上げ、緊張感のある試合展開を増やせれば、二桁は確実に勝てるだろう。今日の西口投手の立ち上がりは、それを確信させるほどの内容だった。もし11-0ではなく、3-0くらいのスコアであれば、西口投手ももっといいピッチングをしてくれていたはず。
バッターの方では、栗山選手にやっと1本のヒットが出た。今シーズン27打席目の初ヒット。オープン戦は絶好調で首位打者だっただけに、この27打席は本当に長く感じたことだろう。ヒットが出ないことで眠れない夜が続き、昼夜関わらず自宅でもバットを振り続けたらしい。ただでさえ練習量の多いライオンズの中で、最も練習量が多い栗山選手。試合後のヒーローインタビューでは「このヒットは一生忘れられません」と語っていた。ファンも一生忘れないと思う。
そのファンもこのヒットに応えた。状況的には拍手をする場面ではなかったが、栗山選手が初ヒットを打った直後、場内は「栗山コール」で包まれ、栗山選手も手を振りそれに応えた。ファンもこの1本を待ちに待っていたのだ。さぁ、栗山選手にもいよいよ開幕が訪れた。きっと明日からの杜の都では大暴れしてくれるに違いない。
明日の試合は涌井秀章投手と、楽天は岩隈投手との投げ合い。タフなゲームになることは必至だが、しかし涌井投手は明日の岩隈投手、そして来週投げ合うであろう親友ダルビッシュ投手に勝って、4月の月間MVP獲得宣言をしている。だからきっと明日は、涌井投手が開幕戦以上のピッチングを披露してくれるはずだ。期待しよう!
【明日の予告先発:涌井秀章投手】
2009年04月09日 23:59
一軍登録・抹消情報
▲登録#13 西口文也投手
#24 松永浩典投手
▼抹消
#34 長田秀一郎投手
#57 谷中真二投手
2009年04月09日 17:09
#13 西口文也
#13 西口文也-Fumiya Nishiguchi
投手(先発)、右投右打
1994年ドラフト3位
県立和歌山商業高校~立正大学~埼玉西武ライオンズ
2010年推定年俸:1億2000万円
1972年9月26日生、182cm / 76kg
愛称:「オツ」山梨学院大のマラソンランナー、ジョセフ・オツオリに似ていると当時の東尾監督が呼び始めた。
球種:スライダー、フォーク、チェンジアップ、シュート、カーブ
西口投手の左手が、涌井投手の球速アップの鍵
明暗が分かれた西口投手と、小野寺投手
西口文也投手が今年調子を落とした要因
まだ松坂大輔投手がライオンズにいた頃、西口投手は二人でエース争いを繰り広げていた。どちらがライオンズの真のエースなのか、この話題はいつでも熱を帯びていた。しかし当時まだライオンズにいた絶対的守護神豊田清投手によれば、「松坂は怪物、エースは西口」、これがチーム内での評価だったようだ。マスコミはライオンズのエースは松坂大輔だと書きたて続けたが、しかし今年から共にメジャー移籍した川上憲伸投手や、上原浩治投手に言わせれば、松坂投手在籍時も「ライオンズのエースは西口」だった。
西口投手の全盛期は、まさに沢村賞の名に恥じない活躍ぶりだった。先発ピッチャーとして勝率6割超えは当たり前で、97年の.750と2005年の.773を含めると、8回に渡り勝率6割を超えている。そしてこれだけ長年に渡りしっかりチームに貢献しているからこそ、一流ピッチャーたちにライオンズの真のエースだと評されている。
(西口投手が勝率5割を下回ったのは、2007年のみ)
クロス気味に投げる投球フォームのせいで、内転筋にやや弱点があり、たまにこれが原因で登録を抹消される。しかし本格的に長期離脱したのは2003年のみで、それ以外は大きな怪我は一切していない。
西口投手が入団した当初のライオンズのビジターユニフォームは、全身ブルーだった。そのためプロ野球選手の中で随一の細さを誇る西口投手は、OBたちから「青鉛筆」と揶揄されていた。当時、その青鉛筆がここまでの大活躍をするとは、東尾監督以外で誰が予想しただろうか。ちなみに評論家の一部は西口投手のピッチングフォームを「タコ踊り」と酷評していた(西口投手のピッチングフォームについては、また後日詳しく書こうと思う)。
全盛期の頃は、福岡ダイエーホークス(現ソフトバンク)の強打者たちが揃いも揃って全員が、「今年は西口投手から打ちたい!」と目標を掲げていた。小久保選手、松中選手、井口選手、村松選手など、彼らは今でも第一線で活躍しているスター選手たちだ。そしてチームメイトであり同級生の高木浩之選手などは「こいつのために何とかしてやろうと言う気になる」というコメントを残すほど、人望も厚い。
2008年までのシーズンで、西口投手は159勝を上げている。200勝まであと41勝。現役投手で最も名球会入りに近い投手の一人だ。しかしここ3年は一桁勝利で止まってしまっている。今年はなんとしてでも完全に復調し、最低でも二桁勝利を挙げなければならない。そうしないと、年齢的に200勝が難しくなってしまう。
プロ野球選手の誰しもがリスペクトする西口投手だが、私生活ではオーラのかけらもないようだ。試合がなかった日曜日、西武ドームの隣にある西武遊園地に娘さんを連れて行ったことがあった。しかし日曜で混み合った遊園地、しかも地元の遊園地にいても、周りの人はそこに「ライオンズのエース」がいることに誰も気付かなかったらしい。西口投手とは、そういう人物なのだ。
また全盛期でまだ独身時代、あるパーティーで穴の開いた革靴で登場し、東尾監督の度肝を抜いたこともあった。結婚してからはファッションセンスはずいぶんと向上し、ファンブックに登場する姿も年々オシャレになっている。
西口投手に関しては、鬼門である東京ドームのこと、幾度もノーヒットノーランを逃していること、ピッチングフォームのことなど、まだまだ書きたいことがあるので、また別の日にさらに面白い記事を書いてみようと思う。ということで、今回の西口投手の記事は、ここまでということで。
| 投球成績 Pitching Results | |||||||||||||||||||||||
| 年 度 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
| 1995 | 9 | 4 | 1 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | -- | 1.000 | 183 | 45.1 | 43 | 2 | 10 | 1 | 0 | 34 | 0 | 0 | 15 | 10 | 1.99 |
| 1996 | 31 | 27 | 13 | 2 | 2 | 16 | 10 | 1 | -- | .615 | 849 | 210.1 | 172 | 21 | 74 | 1 | 2 | 173 | 4 | 0 | 77 | 74 | 3.17 |
| 1997 | 32 | 26 | 10 | 0 | 2 | 15 | 5 | 1 | -- | .750 | 871 | 207.2 | 187 | 20 | 68 | 3 | 5 | 192 | 1 | 0 | 85 | 72 | 3.12 |
| 1998 | 33 | 25 | 8 | 5 | 1 | 13 | 12 | 4 | -- | .520 | 757 | 181.0 | 160 | 16 | 73 | 0 | 4 | 148 | 1 | 1 | 80 | 68 | 3.38 |
| 1999 | 29 | 27 | 7 | 3 | 0 | 14 | 10 | 0 | -- | .583 | 732 | 179.1 | 141 | 20 | 55 | 2 | 3 | 141 | 3 | 0 | 72 | 68 | 3.41 |
| 2000 | 24 | 20 | 4 | 2 | 1 | 11 | 5 | 0 | -- | .688 | 618 | 145.2 | 136 | 22 | 59 | 0 | 3 | 131 | 2 | 0 | 62 | 61 | 3.77 |
| 2001 | 28 | 28 | 1 | 0 | 0 | 14 | 9 | 0 | -- | .609 | 730 | 165.1 | 156 | 18 | 85 | 0 | 6 | 143 | 6 | 0 | 85 | 80 | 4.35 |
| 2002 | 29 | 29 | 3 | 2 | 0 | 15 | 10 | 0 | -- | .600 | 753 | 182.0 | 166 | 25 | 51 | 1 | 5 | 180 | 3 | 1 | 76 | 71 | 3.51 |
| 2003 | 14 | 14 | 0 | 0 | 0 | 6 | 3 | 0 | -- | .667 | 349 | 76.1 | 85 | 19 | 31 | 1 | 3 | 69 | 1 | 0 | 60 | 58 | 6.84 |
| 2004 | 21 | 21 | 0 | 0 | 0 | 10 | 5 | 0 | -- | .667 | 506 | 117.1 | 97 | 19 | 56 | 1 | 4 | 112 | 4 | 0 | 50 | 42 | 3.22 |
| 2005 | 25 | 25 | 3 | 1 | 0 | 17 | 5 | 0 | 0 | .773 | 701 | 172.0 | 157 | 13 | 34 | 0 | 9 | 137 | 5 | 0 | 55 | 53 | 2.77 |
| 2006 | 26 | 26 | 2 | 0 | 0 | 9 | 9 | 0 | 0 | .500 | 767 | 177.1 | 175 | 22 | 65 | 2 | 9 | 154 | 0 | 0 | 76 | 70 | 3.55 |
| 2007 | 25 | 25 | 0 | 0 | 0 | 9 | 11 | 0 | 0 | .450 | 648 | 153.2 | 149 | 18 | 44 | 1 | 6 | 103 | 2 | 0 | 78 | 73 | 4.28 |
| 2008 | 22 | 21 | 0 | 0 | 0 | 8 | 6 | 0 | 0 | .571 | 517 | 116.1 | 125 | 18 | 48 | 2 | 4 | 92 | 5 | 0 | 69 | 65 | 5.03 |
| 2009 | 25 | 16 | 0 | 0 | 0 | 4 | 4 | 0 | 3 | .500 | 423 | 93.1 | 110 | 14 | 38 | 2 | 4 | 60 | 3 | 0 | 55 | 53 | 5.11 |
| 通算 | 373 | 334 | 52 | 16 | 6 | 163 | 104 | 6 | 3 | .610 | 9404 | 2223.0 | 2059 | 267 | 791 | 17 | 67 | 1869 | 40 | 2 | 995 | 918 | 3.72 |
2009年04月09日 03:00
【ファーム】 ○2009/04/08 楽天戦
利府で行われた西武vs楽天の2軍戦は、7-6で西武が辛勝した。先発したのはルーキーの野上投手。一軍投手陣の調子がなかなか上がってこない中、テコ入れとして小野コーチが指名していた期待のピッチャーだった。しかし今日の試合は4イニング投げて8安打3四球6失点。一軍に上げられる状態ではなくなってしまった。だがオープン戦では好投を続けていたため、次回の登板でしっかり調整ができれば、4月中の一軍昇格も見えてくるかもしれない。打線の方では、中堅の大島選手が3安打猛打賞、そしてルーキー坂田選手が4安打1本塁打と大暴れした。坂田選手は外野手であるため、活躍してもすぐに一軍に上がるのは難しい。なんと言っても一軍の外野争い自体が熾烈なので。しかし将来的にはクリーンアップを打てるかもしれない逸材。今後にも期待です。
2009年04月08日 23:59
●2009/04/08 西武vsオリックス2回戦
埼玉西武vsオリックス 2回戦 西武ドーム(観衆10,001人)埼玉西武ライオンズ1勝1敗0分
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
| オリックス | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 1 | 2 | 1 | 2 | 10 | 18 | 0 |
| 埼玉西武 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 3 | 0 |
継投:●石井一久-長田-谷中
敗戦投手:石井一久 0勝1敗0S
ホームラン:中村剛也2号ソロ
【レビュー】
今日の石井一久投手は、ボール自体は決して悪くなかった。しかし観ていると、ある瞬間から気持ちが乗っていないように感じられた。それは4回、大引選手がサードへの内野安打を放った時。記録上これは内野安打となったが、しかしエラーが付いてもおかしくはなかった。というのは、サードの中村剛也選手がボールをグローブで触っていたからだ。確かにギリギリのプレーだし、純粋にエラーだったとも言えない。だがピッチャーからすれば打ち取った当たりだし、サードも一度はボールに追いついているのだから、あれはアウトにして欲しいところ。
このプレーまでの石井一久投手は、実に素晴らしい老獪なピッチングを披露してくれていた。変化球はあまり良くなかったが、しかし右バッター膝元へのストレートには威力があった。オープン戦の時ほど投球にバラつきはなかったように見えるので、恐らく次回の登板ではチームを勝利に導いてくれるはず。
それにしても今日の試合は、中継ぎ陣があまりにひどかった。ラロッカとフェルナンデスのいないオリックス打線に対し、長田・谷中両投手で計4イニング12安打6失点を喫した。これではいくら劣勢とはいえ、あまりに策を打てなくなってしまう。ライオンズの最たる弱点は中継ぎ陣。ビハインドの展開で、いかに試合を立て直せるかがV2への鍵になると思う。個人的には、今日は長田投手ではなく、小野寺投手を登板させても良かったような気もする。
さて、明日はいよいよ満を持して西口投手の登場だ。オープン戦ではやはり結果を出せなかったピッチャーの一人だが、しかし西口投手は西口投手。しっかりと調整してくれているはず。昨日の岸投手のような快投を期待しよう!
【明日の予告先発投手: #13 西口文也投手】
2009年04月08日 21:10
明日の予告先発投手
2009年4月9日 オリックス3回戦 西武ドーム予告先発ピッチャー:#13 西口文也投手
2009年04月08日 17:15
一軍登録・抹消情報
▲登録#16 石井一久投手
▼抹消
#43 原拓也内野手
2009年04月08日 16:38
ホーム・スティール
ホーム・スティール(英語:Steal Home)とは盗塁の一種で、ランナーが3塁にいる際、キャッチャーがピッチャーに返球するに際に隙を狙ってホームを陥れるための作戦です。もしくは、バッテリーがスクイズなどを経過してピッチトアウトした時の隙を狙って3塁ランナーがホームを陥れることもあります。ピッチトアウトされると、キャッチャーがホームベース上のタッチプレイに戻るのに時間が掛かるためです。
2009年04月08日 16:00
ダブル・スティール
ダブル・スティール(英語:Double Steal)とは、塁上にランナーが2人いる際に、同時に盗塁をすることです。この作戦を取るための優位条件は、俊足ランナーが2塁にいて(1塁ランナーはそれほど俊足でなくても良い)、キャッチャーが3塁に送球しにくい右バッターが打席にいて、ピッチャーが緩い変化球を投げる際、などがあります。基本的には三盗と同じです。ただしランナーが2塁・1塁にしても、常にダブル・スティールを狙うわけではありません。ランナー3塁・1塁にして、ヒットゾーンを広げるために2塁ランナーのみを盗塁させることもあります。特にバッターが功打者であるある時に、この作戦を用います。なぜならランナーを3塁・2塁にしてしまうと、敬遠やフォアボールでせっかくの功打者を歩かされてしまうこともあるからです。
2009年04月08日 15:52
ディレード・スティール
ディレード・スティール(英語:Delayed Steal)とは、盗塁の一種。通常の盗塁は、ピッチャーの投球間に次の塁を陥れますが、ディレイド・スティールの場合、走り出すスタートを遅らせてキャッチャーがピッチャーに返球する際に走り出します。キャッチャーは、ピッチャーに山なりのボールを返すことが多いので、その隙を狙って走り出します。
またはランナーが2人いる際、ピッチャーがどちらか片方のランナーばかりに気を取られているうちに、マークされていないランナーが、ピッチャーが牽制球を投げたり偽投している隙に次の塁を狙います。
ライオンズでは、中島裕之選手がたまにディレード・スティールを見せてくれます。
2009年04月08日 15:45
盗塁(スティール)
盗塁(英語:Steal or Steal Bags)とはヒットやフォアボールなどで塁に出塁したランナーが、ピッチャーの投球間に次の塁へ走り出し、進塁をすること。普通の盗塁の他に、ディレイド・スティール、ダブル・スティール、ホーム・スティールなどがある。
2009年04月08日 15:40
今年の西武ドームはユーザビリティが違う!
西武ドームに新設されたフードコーナーは、こんな風になってました。下4フロアがフードショップ(ファンクラブのカードを提示するとポイントが貯まります)で、一番右上に見えるのが、階段とエレベーターの入り口です。フードショップの他、授乳室などもあって、ユーザビリティがかなり向上しました。フードショップの店員さんもすごく雰囲気が良かったので、行ってみて損はないと思いますよ。
ちなみに下の写真は「ライオンズバーガー」です。セットで¥1,160、だったかな?単品だと¥700~¥800だったと思います。すみません、詳細は忘れました。

そして今年のBLUE WINDSは、こんなところで『マカレナ』を踊っちゃいます。まるでメジャーリーグのスタジアムショーみたいですね。
2009年04月08日 01:49
○2009/04/07 西武vsオリックス1回戦

埼玉西武vsオリックス 1回戦 西武ドーム(観衆24,011人)
埼玉西武ライオンズ1勝0敗0分
継投:○岸-岡本慎
勝利投手:岸孝之 1勝0敗0S
ホームラン:石井義人1号ソロ
ヒーローインタビュー:岸投手、石井義人選手
【レビュー】
2009年西武ドーム開幕戦の先発を飾ったのは、当初の予想通り岸投手だった。オープン戦はなかなか結果を出せずに心配されたところだったが、しかし自身の開幕にはしっかりと照準を合わせてきた。オマケに今日勝ったことで、昨年からオリックス戦5連勝という相性の良さも、岸投手を支えたに違いない。
8イニングを投げて6奪三振4安打1四球は、オープン戦とはまさに別人の投球だ。今日はとにかくカーブが要所で決まっていた。細川捕手も積極的にカーブのサインを出していたし、それが見事にオリックス打線を翻弄した。
筆者はこの試合、西武ドームで観戦していたのだが、圧巻だったのは片岡選手の盗塁だった。6回に渋いセンター前ヒットで出塁すると、すかさずスチールを決めた。しかもオリックスバッテリーがそれを予測し、ピッチトアウトしたにも関わらず、片岡選手は完璧にピッチャーのモーションを盗み、難なく2塁を陥れた。「これぞ野球!」というスピード感溢れる素晴らしい走塁だった。
さて、ファンにとって心配なのはやはり開幕4試合で未だノーヒットの栗山選手だろう。この日もフォアボールを1つ挟んで4打数ノーヒット。しかし心配は無用だと思う。なぜなら、凡打の内容がしっかりしているからだ。4・5打席目の外野フライ2つは、しっかりとボールを捕らえてのアウトだったし、もしピッチャーの投球がもう少し甘くなっていたら、右中間・左中間を深々と破っていただろう。結果こそ出ていないが、オープン戦の好調は持続していると筆者は見ている。
一方で心配なのはG.G.佐藤選手だ。G.G.選手は今日、5打席目でレフトへの2ベースヒットを放ったが、相手は仁藤投手という実績のないモップピッチャーで、しかも打線に火がついた状態での打席だった。その前の打席までは3打席連続三振だったのだが、その内容があまりにも悪すぎるように見えた。自分のスイングをまったくできない状態での3三振。たまたまピッチャーとの相性が悪すぎたのか、たまたま3回連続で意表を衝かれたのかは分からない。しかし空振りの仕方があまりにG.G.選手らくしなかった。この辺りがひょっとしたらキャンプで出遅れ、渡辺監督が6番に据えている理由なのかもしれない。
これで涌井・岸と、計算できるピッチャーが2人揃った。明日・明後日は順当に行けば石井一久・西口文也両投手の先発だと思う。二人ともオープン戦では打ち込まれたが、しかし西武ドームでの開幕シリーズとなれば、気持ちの入り方も格別なはずだ。ベテラン2人で連勝して、一気に波に乗ってもらいたい!
【明日の予告先発:石井一久投手】
2009年04月07日 23:58
【ファーム】 ●2009/04/07 楽天戦
2-9という大差で敗れました。先発は、渡辺監督の期待も高い木村投手でしたが、しかし初回、2安打・5四球で1アウトも取れずに自滅してしまいました。木村投手はここ数試合、ファームでもまったく結果を出せていません。やはり現代野球では、もう少し変化球の精度を上げられなければ、活躍は難しいかもしれませんね。しかし素材はとてもいい物を持っているだけに、何とか早く一皮向けて、一軍で投げる姿を見てみたいですね。
2009年04月07日 22:19
一軍登録・抹消情報
▲登録#11 岸孝之投手
#14 小野寺力投手
#34 長田秀一郎投手
2009年04月07日 18:02
#46 G.G.佐藤

#46 G.G.佐藤
G.G.佐藤・愛の名言集2009
外野手(ライト)、右投右打
1978年8月9日生まれ、千葉県市川市出身、184cm / 98kg
2003年ドラフト7巡目
桐蔭学園高校-法政大学-フィリーズ1A-埼玉西武ライオンズ
登場曲:「My Way」Def Tech、「theme of G.G.toward to love 30th」高橋伸明
G.G.佐藤選手が復調するために必要なこと
G.G.佐藤選手がスタートダッシュの起爆剤
G.G.佐藤選手の契約更改は越年必死
2009/10/16 G.G.佐藤選手、またもや阪神に狙われる
2009/08/22 西武の4番に相応しいのは誰だ?筆者独自の4番哲学
2009/06/09 阪神、野田の次はG.G.佐藤獲りへ動く
G.G.佐藤選手の代名詞と言えば、やはり筋肉たちだろう。彼は西武ドームで試合が終わったあと、それがナイターであっても毎日横浜のジムまで通ってトレーニングを決して怠ることをしない。だが大学時代までは今とはまるで違って、投手体型と言えるほどに細かった。それこそ岸投手のような体型だ(というのは言いすぎだろうか)。
アマチュア時代は内野を守っていたG.G.佐藤選手、法大を卒業するにあたってもプロ野球からは声が掛からず、単身アメリカマイナーリーグに挑んだ。フィラデルフィア・フィリーズの1Aに所属したのだが、そこで強肩を買われてキャッチャーにコンバートした。その後2003年秋、西武ライオンズの入団テストで当時の伊東勤新監督の目に留まり、その年のドラフト7巡目でライオンズに入団した。いわゆる“逆輸入”という珍しい肩書きを持つ選手なのである。
一応キャッチャーとしてライオンズに入団したわけだが、しかしキャッチャーとしての能力はとてもプロレベルとは言い難かった。筆者もその頃のG.G.佐藤選手の守備練習を見たことがあるが、捕球技術は、細川・野田両捕手とは比較にならないほどだった。だが逆にそれが良かったのかもしれない。内野手、そして外野手へとコンバートし、打撃で開眼することができたのだから。
そして今のG.G.佐藤選手があるのは、恐らく和田一浩選手の影響が大きいだろう。今はFA宣言して中日に移籍してしまったが、2007年まではライオンズの不動の5番打者だった。G.G.佐藤選手は和田選手に弟子入りし、日々打撃の腕を磨いた。一時は和田選手のようなオープンスタンスにしていたこともあったと思う。
2009年は、主に中村剛也選手が4番を任されているが、筆者としてはG.G.佐藤選手(もしくは後藤武敏選手)こそ4番に相応しいバッターだと以前から思っている。春季キャンプで4番争いが繰り広げられていた頃、G.G.佐藤選手にはもっとガンガン出てきて欲しかった。中村選手は確かにホームランは量産できる。しかし三振が多いのも事実。黄金時代、あれだけホームランを打っていた秋山選手が、どうしても4番を清原選手から奪えなかった理由と同じだ。つまり、三振が多すぎるのだ。
一方のG.G.佐藤選手は、ホームランも打てるし、率も残せる。リーチもあるので外のボールにもしっかりと手が届く。それでいて相手を萎縮させるようなあの鋭い眼光。あれこそ4番打者の姿ではないだろうか。4番打者とは、ただ立っているだけで相手ピッチャーをびびらせる存在でなくてはいけない。G.G.佐藤選手には、そのオーラがあると筆者は感じている。G.G.佐藤選手は、それだけのスラッガーに成長したのだ。
さて、G.G.佐藤選手は打撃もさることながら、外野手として守備も非常に上手な選手なのである。現に2007年は規定打席に到達した選手の中では、G.G.佐藤選手とホークスの大村選手だけが守備率10割を達成している。また捕殺でもリーグ4位という強肩ぶりなのである。
2009年は6番としてシーズンをスタートさせたG.G.佐藤選手だが、もちろん彼は6番を打っていていいバッターではない。クリーンアップを打っていなくてはいけないバッターだ。筆者個人としては、3番中島裕之選手、4番G.G.佐藤選手、5番中村剛也選手というクリーンアップが最も強力だと思う。ピッチャーとしては中島選手、G.G.佐藤選手に気を遣うだろうから、この二人を抑えたらちょっと気を抜いてしまうことがある。そこで来た失投を、中村選手がスタンドインさせればいいのだ。その方が中村選手にとっては良いような気がする。
さて、G.G.佐藤選手だが、インターネットで彼のことを調べてみると、ある出来事に関しての記事しか出てこない。ファンとしては非常に悲しいことだ。というわけで、日刊埼玉西武ライオンズでは、G.G.佐藤選手の例の件については、今後も一切触れないことにしようと思う。あれだけのせいで、G.G.佐藤選手を判断してもらいたくはないからだ。だから最後にもう一度言っておくことにしよう。G.G.佐藤選手は、非常に守備が上手く、レーザービームも持った素晴らしい外野手なのである。
2009年04月07日 07:16
明日の出場選手登録予想
今日は許投手と後藤選手が登録抹消になりましたが、これで一軍枠が3つ空いたことになりました。明日先発する岸投手の登録は間違いないところですが、恐らくピッチャーであと一人、小野寺投手が登録されるようです。バッターの方は誰が上がってくるかはまだ分かりません。もしくは誰も上げないかもしれませんね。とりあえずは明日・明後日・明々後日の先発投手がまだ一軍登録されていないわけですから、少なくとも3枠は確保しておく必要があります。岸・小野寺両投手が登録されることで残りの枠はあと1つ。そうなると、さらにあと2人が明日からのカードで登録抹消されることになりますので、やはりバッターの登録はないかもしれません。
一軍枠当確線上にいるのは谷中投手、野田捕手、原選手、水田選手あたりになるでしょうか。ただ野田選手の場合打線優先で考えるなら、キャッチャーに代打を送れるようにキャッチャー3人体制になるので登録抹消されることはないでしょう。ですが打線が好調の今、キャッチャー3人体制を必要とするか否かは、渡辺監督のみぞ知るところではあります。
とにかく今は、腰痛の後藤選手の復帰を待つことにしましょう。最短で16日に再登録される可能性があります。
2009年04月06日 23:18
サラリーマンナイトに立川俊之さん登場
「それが大事」のヒットで知られる大事MANブラザーズオーケストラの立川俊之さんが、4月9日試合終了後のサラリーマンナイトに登場するそうです。しかも「それが大事~完全版~」を歌ってくれるんだそうです。完全版がどんなバージョンなのか楽しみですね!4月9日のサラリーマンナイトでノックを打ってくれるOBは、東尾修元監督、大塚光二さん、高木大成さんです。さぁ、サラリーマン&OLの皆さん、今こそグローブを持って西武ドームに集結しましょう!
2009年04月06日 22:35
Lismが期間限定で無料配布
通常¥100のマッチカードプログラム『Lism』が、期間限定で無料配布されるそうです。対戦成績や、選手の個別成績、インタビュー、写真など読み応え満点の内容ですので、期間限定とはいえ無料配布されるのは嬉しいですね。今季からはスコアブックも付いているらしいので、スコアをつけながら観戦するのもまた楽しいかもしれません。なお無料配布期間は、4月7日~5月6日までの5カード分だそうです。今季第一号の表紙は渡辺監督がつとめています。さぁ、明日はいよいよ西武ドームでの開幕戦です!全国のライオンズファンのみなさん、明日からがいよいよ本番です!
2009年04月06日 21:46
リンク・相互リンク募集
日刊埼玉西武ライオンズでは、ライオンズに関係するサイトとのリンク、相互リンクを募集いたしております。ライオンズに関係のあるサイト、ブログを運営されている方、ぜひ一緒に埼玉西武ライオンズを盛り上げていきましょう!リンクをご希望の方は、メールにてお問い合わせください。
2009年04月06日 21:10
新生西武ドーム
今年の西武ドームは、去年までの西武ドームとはまるで違います!まずフードショップが新しくなり、メニューも気になるものばかり!テラス席やフィールドシートなども新設され、さらには埼玉西武ライオンズの応援席が一塁側から、三塁側へと変わりました。近いうちに写真を撮ってご紹介したいと思いますので、乞うご期待ください。
2009年04月06日 21:03
【ファーム】 4月1日、平野投手が好投
一軍の投手陣はなかなか調子が上がってきませんが、ファームのピッチャーは頑張っているようです。4月1日に鎌ヶ谷で行われた日本ハム戦では、負けはしましたが平野投手が6回3安打1失点と好投し、その後を継いだ小野寺・三井両投手も無失点の好投を見せてくれました。小野寺投手と三井投手はふたりとも一軍にいなくてはいけないリリーバー。早く調子を上げて一軍に戻ってきて欲しいですね。
2009年04月06日 21:00
#8 平尾博嗣
#8 平尾博嗣内野手(セカンド、サード、ファースト)、右投右打
1975年12月31日生まれ、埼玉県さいたま市緑区(旧・浦和市)出身
大宮東高校-阪神-埼玉西武ライオンズ
176cm、76kg
1999年までの登録名は本名の「平尾博司」
2010年年俸は推定3400万円
登場曲はDragon Ashの「Fantasista」、「学園天国」
江藤智選手の役割を受け継いだ平尾博嗣選手
平尾博嗣選手のプロ野球人生は、1993年ドラフト2位で阪神タイガースに指名されたことでスタートした。大宮東高校時代に68本のホームランを放ち、超高校級として鳴り物入りで入団したが、プロに入ってからは怪我の連続で、なかなか実力を発揮できずにいた。持病のヘルニアも影響し、レギュラーの座を掴みかけては手放すという繰り返しだったことから2001年春、谷中真二投手とのトレードで西武に移籍した。その時の会見で平尾選手は、阪神を離れる寂しさから涙を見せている。
だが移籍した直後の2001年6月20日、平尾選手は野球人生を左右するほどの大怪我をすることになる。その日は西武ドームでの近鉄戦、平尾選手はセカンドを守っていた。そしてファールフライを追いかけて全力疾走。そこで平尾選手はブルペンの金網状のフェンスに激突してしまう。足で勢いを殺そうとしたのが失敗だった。スパイクの歯が金網に引っかかってしまい、足を大きく捻ってしまう。その結果右足脛骨と腓骨を複雑骨折。この段階で医者は、再起不能と診断していた。
(この平尾選手の怪我がきっかけで、西武ドームのブルペン横のフェンスは金網からラバーに張り替えられた)
再起不能の診断をされても、平尾選手は決して諦めることなく、ただただ辛いリハビリを一年間やり通した。そして2002年(日付・詳細調査中)の再び西武ドーム、球場にこだましたのは「代打・平尾」のアナウンス。西武ドームは割れんばかりの拍手、そして平尾コールが鳴り響いた。すると平尾選手は、見事その期待に応えヒットを放つ。筆者もこの試合を観戦していたのだが、怪我の具合などを知っていただけに、この復帰初打席初ヒットには思わず涙ぐんでしまい、そして平尾博嗣選手の大ファンになってしまった。
当時の伊原春樹監督曰く、「平尾は怪我をしたことで大人になった」。怪我から戻ってきたことで大きく成長し、責任感が芽生えたらしい。それからの平尾選手は常にチームのムードメーカーとして、若い選手の多いライオンズを兄貴として引っ張ってきた。
2008年日本シリーズの大活躍はまだ記憶に新しいところだが、平尾選手は日本シリーズ男でもある。2004年の日本シリーズでも第5・6戦でホームランを放っているし、第7戦では決勝打も打っている。とにかくお祭り男という名が相応しい選手で、チャンスになればなるほど、大舞台であるほど燃えるタイプの選手。
2008年日本シリーズでのブレイク以来、チャラ男の愛称で親しまれているが、しかし実際にチャラチャラしているのは外見だけで、野球に対しては誰よりも真摯な姿勢を貫いている。恐らく2009年もスーパーサブとしてチームを優勝に導いてくれることだろう。
| 打撃成績 Batting Results | ||||||||||||||||||||||
| 年 度 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
| 阪神タイガース | ||||||||||||||||||||||
| 1995 | 35 | 49 | 42 | 4 | 8 | 2 | 0 | 1 | 13 | 6 | 0 | 1 | 1 | 1 | 5 | 0 | 0 | 12 | 0 | .190 | .271 | .310 |
| 1996 | 76 | 165 | 150 | 17 | 36 | 6 | 1 | 3 | 53 | 10 | 4 | 0 | 5 | 0 | 10 | 0 | 0 | 34 | 1 | .240 | .288 | .353 |
| 1997 | 32 | 31 | 30 | 2 | 2 | 0 | 0 | 1 | 5 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 8 | 0 | .067 | .067 | .167 |
| 1998 | 38 | 60 | 50 | 2 | 7 | 1 | 0 | 0 | 8 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0 | 4 | 0 | 0 | 16 | 2 | .140 | .204 | .160 |
| 1999 | 13 | 18 | 15 | 4 | 3 | 0 | 0 | 1 | 6 | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 4 | 0 | .200 | .333 | .400 |
| 2000 | 62 | 209 | 181 | 20 | 43 | 8 | 3 | 2 | 63 | 12 | 2 | 1 | 13 | 0 | 15 | 1 | 0 | 32 | 4 | .238 | .296 | .348 |
| 埼玉西武ライオンズ | ||||||||||||||||||||||
| 2001 | 4 | 10 | 9 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 1 | .222 | .300 | .222 |
| 2002 | 54 | 146 | 137 | 18 | 38 | 8 | 2 | 3 | 59 | 14 | 4 | 2 | 2 | 0 | 7 | 0 | 0 | 28 | 3 | .277 | .313 | .431 |
| 2003 | 68 | 198 | 172 | 28 | 49 | 10 | 0 | 7 | 80 | 32 | 3 | 0 | 4 | 2 | 20 | 0 | 0 | 41 | 2 | .285 | .356 | .465 |
| 2004 | 43 | 125 | 101 | 21 | 31 | 8 | 1 | 4 | 53 | 20 | 1 | 1 | 1 | 3 | 20 | 0 | 0 | 21 | 3 | .307 | .411 | .525 |
| 2005 | 18 | 46 | 42 | 5 | 10 | 1 | 0 | 1 | 14 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 13 | 2 | .238 | .283 | .333 |
| 2006 | 76 | 227 | 195 | 21 | 45 | 8 | 1 | 5 | 70 | 28 | 1 | 1 | 1 | 2 | 28 | 0 | 1 | 36 | 5 | .231 | .327 | .359 |
| 2007 | 33 | 83 | 70 | 6 | 17 | 5 | 0 | 0 | 22 | 5 | 0 | 1 | 3 | 1 | 8 | 0 | 1 | 17 | 1 | .243 | .325 | .314 |
| 2008 | 55 | 103 | 93 | 15 | 24 | 4 | 0 | 2 | 34 | 9 | 1 | 1 | 4 | 1 | 3 | 0 | 2 | 23 | 2 | .258 | .293 | .366 |
| 2009 | 49 | 132 | 115 | 9 | 23 | 5 | 0 | 5 | 43 | 11 | 0 | 0 | 2 | 0 | 14 | 0 | 1 | 32 | 7 | .200 | .292 | .374 |
| 通算 | 656 | 1602 | 1402 | 172 | 338 | 66 | 8 | 35 | 525 | 158 | 17 | 8 | 43 | 11 | 140 | 1 | 6 | 320 | 33 | .241 | .310 | .374 |
2009年04月06日 19:47
一軍登録・抹消情報
▼登録抹消#23 許銘傑投手(再調整)
#6 後藤武敏内野手(腰痛治療)
2009年04月06日 19:32
ウェイストボール
ウェイストボール(英語:Waste Ball)とは、カウント2ストライク・ナッシングや、2-1などで、バッテリーがバッターの様子を見るためにわざと外すボールのことを言います。遊び球、釣り球と呼ばれることもあり、高めに外して空振りを誘うこともあります。ピッチトアウトと混同されがちですが、ピッチトアウトはランナーがいる際、戦略的警戒のためにとる作戦のことです。
2009年04月05日 23:18
ピッチトアウト
ピッチトアウト(英語:Pitched Out)バッテリーが取る戦術の1つで、ランナーがいる際に盗塁・ヒットエンドラン・スクイズなどを防ぐため、バッターのバットが届かない外角に大きく外して投げる投球のことを言います。基本的には捕球後にキャッチャーが投げやすいように高めに外します。ウェイストボール(Waste Ball)と混同されがちですが、ウェイストボールはランナーがいなくても使う、いわゆる遊び球のことを言います。
2009年04月05日 23:08
●2009/04/05 ロッテvs西武3回戦
千葉ロッテ vs 埼玉西武 3回戦 千葉マリンスタジアム(24,313人)ロッテ2勝1敗0分
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
| 埼玉西武 | 0 | 0 | 4 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 10 | 0 |
| 千葉ロッテ | 4 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1X | 10 | 14 | 1 |
継投/ワズディン―許―H大沼―●グラマン:細川―銀仁朗
敗戦投手/グラマン 0勝1敗1S
ホームラン/中村剛也1号2ラン
【レビュー】
埼玉西武の選手たちは、渡辺監督を含めて初めて敵地で開幕を迎えている。そのため、まだ心理的に開幕モードに入れていない選手がいることも事実らしい。今回の3連戦では負け越してしまったが、火曜日からのオリックス3連戦は今季西武ドームでの開幕シリーズ。きっと眠れる獅子も目覚めてくれるに違いない。
オープン戦から続いていた投手陣の不調は、やはり開幕しても変わることはなかった。その波はオープン戦絶好調だったワズディン投手にも襲い掛かってしまう。ワズディン投手にとって、千葉マリンはほぼ初めてと言っていい球場だと思う。2002年の巨人時代はまだ交流戦もなかったし、ロッテ戦自体も初登板。千葉マリンといえばやはり敵は風。昨日の試合も風速10メートル近い浜風が吹き、ピッチャーを苦しめた。今日乱調だったワズディン投手も、ひょっとしたらその影響かと思われたが、しかし今日の千葉マリンはそれほどの風は吹き荒れてはいなかった。
今日のワズディン投手は全体的にコントロールが甘かった。やはり先頭バッターの早川選手にヒットを打たれたことで、少なからずリズムを狂わされたのだろう。ただオープン戦であれだけ見事なピッチングを見せてくれたのだから、実力は確かだ。あとはその実力を平常心で出すことができれば、ひょっとしたら秋には二桁勝っているかも知れない。
そして今日の試合一番の見せ場となったのはやはり9回裏だろう。ただ残念なことにロッテにとっての見せ場になってしまったが。あの場面をじっくり見ていると、やはり細川捕手と銀仁朗捕手には大きな実力の差があることが分かる。
グラマン投手は、まず先頭バッターの福浦選手をレフト前ヒットで出塁させてしまう。するとロッテは福浦選手にすぐさま代走の早坂選手を送り、次の初球で盗塁を決めてしまう。この盗塁がグラマン投手のリズムを崩したといってもいいだろう。
ランナーは問答無用でサヨナラのランナーとなる。つまり早坂選手を絶対に進塁させてはいけない場面。だが銀仁朗捕手のスローイングは1バウンド。もしあれがストライク送球だったなら、タイミング的にはアウトだった。しかもそのすぐ直後、バッテリーミスでグラマン投手がワイルドピッチをしてしまい、ランナーは労せず3塁へ。恐らくこれはグラマン投手と銀仁朗捕手のサインの交換ミスではないかと思う。グラマン投手のあのワイルドピッチは、見た感じでは暴投ではなく、エンドランなどを警戒したピッチドアウトだったように思える。
(グラマン投手のコメントによれば、実際には手が滑ったための暴投だったようです)
これでノーアウト3塁。西武ベンチが取った作戦は、竹原・井口両選手を敬遠で歩かせる満塁策。妥当な戦術だったと思う。だが里崎選手をセカンドライナーに打ち取ったまではよかったが、次の大松選手にはライトへの浅い犠牲フライを打たれて万事休す。もし3塁ランナーが早坂選手でなければクロスプレーになっていた場面だが、しかし早坂選手の足が勝っていた。
さて、ファンは気を取り直して次は火曜日!オリックス戦の予想先発は岸投手。オープン戦では実力を発揮できなかったが、ここに来て状態は上向きとのこと。きっとこのプリンスがラロッカ・カブレラ・ローズ・ホセ退治を演じてくれるはず!
【4月7日オリックス戦の予想先発:岸孝之投手】
2009年04月05日 17:44
後藤武敏選手、腰痛でスタメン回避
今日の試合、5番ファーストでスタメン予定だった後藤武敏選手だったが、試合開始直前に腰に違和感を覚え、出場を回避した。その後はアイシングで様子を見ているようで、病院には行っていないらしい。10年前に一度腰痛を起こしたことがあるそうだが、その時同様、今回も前触れなく起こってしまったらしい。とにかく必要な選手なので、一日も早く治って欲しいですね。
2009年04月04日 20:44
●2009/04/04 ロッテvs西武2回戦
千葉ロッテ vs 埼玉西武 2回戦 千葉マリンスタジアム(26,819人)ロッテ1勝1敗0分
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
| 埼玉西武 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 5 | 9 | 2 |
| 千葉ロッテ | 0 | 1 | 1 | 0 | 4 | 1 | 0 | 3 | X | 10 | 14 | 1 |
継投/●帆足―許―星野―谷中:細川
敗戦投手/帆足和幸 0勝1敗0S
ホームラン/G.G.佐藤1号ソロ
【レビュー】
今日の敗因は、やはり投手陣の不調以外ないだろう。打線が昨日に続き5点も取ってくれているのだから、ピッチャーはしっかりとそれに応えなければならなかった。だけどピッチャーを無闇に責めるわけにはいかない。なぜなら今日はYahoo!動画で観戦している限り、風速が9メートルにもなることがあったからだ。あなたは風速9メートルの中立っていられますか?
あまり風に注目していたわけではないけど、帆足投手が崩れた5回は特に風速が強まり出した頃だったように思う。千葉ロッテのピッチャーはある程度は慣れているかもしれないが、でも年に数回千葉マリンで投げるか投げないかの他球団のピッチャーからすれば、この風はロッテ打線以上の敵だったかもしれない。
さて、今日心配なのは後藤武敏選手だ。彼は今日5番ファーストで先発出場の予定だったのだが、プレイボール直前になり腰に違和感を覚え、出場を見合わせた。病院には行かず、アイシング治療で様子を見ているようだが、あまり酷くならなければと思う。彼は素敵な性格の持ち主だからね。
【明日の予告先発:ワズディン投手】
2009年04月04日 18:11
○2009/04/03 ロッテvs西武1回戦
千葉ロッテ vs 埼玉西武 1回戦 千葉マリンスタジアム(30,041人)
ロッテ0勝1敗1分
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
| 埼玉西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 1 | 0 | 5 | 14 | 0 |
| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 7 | 0 |
○涌井―H岡本慎―H大沼―Sグラマン:細川
勝利投手/涌井秀章 1勝0敗0S 3.00
セーブ/グラマン 0勝0敗1S 0.00
ホームラン/ボカチカ1号ソロ、細川1号3ラン
ヒーローインタビュー/細川亨捕手
【レビュー】
筆者は千葉マリンスタジアムで観戦していたのだが、千葉マリンは本当に素晴らしいスタジアムだと思う。開幕セレモニーの照明などは、まるでディズニーランドのナイトショーのように煌びやかだった。
さて、本題の試合はというと、先発した涌井投手は立ち上がりから苦しいピッチングが続いた。初回の先頭バッター早川選手に2ベースを打たれるなど、6イニング投げて三者凡退は2回の1回のみ。筆者の席からは少々遠すぎて、細かい配球などを見ることはできなかったが、しかし勝負どころで球が上ずっているようには感じた。風は千葉マリンにしては弱かったため、風のせいではないと思う。やはりWBCの疲れが多少は残っているのだろう。
今日の試合で一番輝いたのは、4安打の片岡選手でもなく、移籍後初戦猛打賞の清水選手でもなく、細川捕手だった。今日は細川捕手の息子さんの3歳の誕生日。パパは前日にホームランを打つ約束をしたらしい。その言葉通り3ランホームランを放った細川捕手は、本当に素敵なパパだと思う。細川捕手なくしてライオンズのV2はない。右肩も癒えたようなので、これからも怪我なく一年間活躍してもらいたい!
【明日の予告先発:帆足和幸投手】
2009年04月03日 23:41

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