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小岩ジェッツ

#3 中島裕之



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#3 中島裕之 - Hiroyuki Nakajima

内野手(ショートストッパー)、右投右打
2000年ドラフト5位
伊丹北高~埼玉西武ライオンズ
兵庫県伊丹市出身、1982年7月31日生、180cm / 84kg
タイトル:最高出塁率(2008、2009)、最多安打(2009)、最多得点(2009)、ベストナイン(2008、2009)、ゴールデングラブ(2008)、
オールスター(2004、2006、2007、2008)、オールスター新人賞(2004)、オールスター優秀選手(2008)、日本シリーズ優秀賞(2008)、最多安打(2009)
2010年推定年俸:2億5000万円
バッティングフォーム:ぶった斬り打法
ニックネーム:ナカジ、ナカジーター
2010年選手会長

中島裕之選手が酷評されるアッパースウィング
中島裕之選手が首位打者獲るために足りない物
片岡・中島コンビは今後名手となれるだろうか
中島裕之選手、豪快さの影にある繊細な打撃
中島裕之選手が名ショートと呼ばれるためには
中島裕之選手がトリプルスリーを達成するために
中島裕之選手、年俸2億5000万を保留
中島裕之選手のバッティングフォーム解説

中島裕之選手の最大の魅力は、豪快なバッティングにアグレッシヴな守備。特にバッティングはぶった斬り打法と呼ばれ、バットを上段に構える侍のようなフォームはかなり独特なもの。見た目こそ豪快でホームランを量産しそうなフォームだが、しかし実際には巧打優先の合理的なバッティングフォームなのである。まずバットを最上段に構えることで、バットをボール対して最短距離で出せるようになる。そしてテイクバックを必要としないこのフォームは、スイング中のぶれを回避するのにも効果がある。

中島選手はホームランバッターだと思われがちだが、実はそうではない。もちろん2004年のように27本塁打放つパワーは秘めているが、中島選手自身はホームランよりも率を大切にしているように思う。ぶった斬り打法も、恐らくそこから編み出されたフォームではないだろうか。もし中島選手がホームランにこだわるバッターであれば、バットを立てて構えるバッティングフォームを選んだと思う。バットを立てるとバットヘッドの重みを最大限に活かすことができ、その分多くのパワーをボールにぶつけることができる。しかし中島選手はバットを寝かせて構える。これはレベルスイングをスムーズにするためのフォームで、長距離というよりは、中距離ヒッターに多いフォームである。ただたまに、強引なアッパースイングでボールを飛ばそうとするので、それが豪快なイメージを植えつけているのだろう。

2004年こそは7番という比較的楽な打順を打っていたため、27本塁打を放つことができた。しかし3番を任されている今は、盗塁などの作戦に絡むことが多く、無闇に打つことが許されない場面も多い。そのためにミート中心のバッティングをすることが増えた。2ストライクと追い込まれると、バットを指2本分くらい短く持つこともある。

中島選手は2008年、最後の最後まで首位打者争いに加わり、最終的には.331でリーグ2位の好成績を残した。出塁率に関しては.410でリーグ1位。しかし意外にも得点圏打率が.284とそれほど高くない。これは相手チームに徹底的にマークされているためと思われるが、球界を代表するショートストッパーになるためには、やはり最低.300の得点圏打率が欲しいところだ。

そして屋外球場に強いというのも、中島選手の1つの特徴かもしれない。2008年もその傾向が顕著で、千葉マリン・Kスタ宮城・スカイマークの3球場では、西武ドーム以上の打率を残している。感性で野球ができるタイプのバッターであるため、屋外球場の開放感が中島選手の気分を高めているのかもしれない。

もはや押しも押されぬライオンズの顔となった中島選手。ブレイクした2004年優勝時にはまだ初々しさがあったが、昨年優勝した時の中島選手の顔には、スター選手の堂々たるオーラが感じられた。北京五輪にも選ばれ、WBCにも出場し、年々プレーに対する自信も増しているのだと思う。

守備に関しても長年不安視されて来たが、ゴールデングラブを獲った昨年から飛躍的に安定感が増した。特に送球に対する安定感が増し、守備率もリーグ2位という好成績を残した。ダブルプレーを取れる機会も増え、2007年は140試合出場で73併殺だったのが、2008年は122試合で79併殺を完成させた。片岡選手との二遊間コンビの息もピッタリ。

日の丸を背負い、さらに自信を深めた中島選手には、今年は打率.350、ホームラン25本、盗塁20、打点100くらいを目指してもらいたい。本当はトリプルスリーを目指してもらいたいが、筆者個人としてはそれよりも、まずは首位打者を獲らせてあげたい。

 打撃成績 Batting Results





























2002 4 7 7 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 2 1 .143 .143 .143
2003 44 98 89 12 23 3 1 4 40 11 1 2 0 0 5 0 4 22 0 .258 .327 .449
2004 133 559 502 70 144 22 3 27 253 90 18 2 3 4 39 7 11 108 7 .287 .349 .504
2005 118 444 405 56 111 21 2 11 169 60 11 3 3 3 22 3 11 67 17 .274 .327 .417
2006 105 459 412 76 126 22 1 16 198 63 14 4 0 4 30 3 13 66 12 .306 .368 .481
2007 143 593 533 68 160 28 5 12 234 74 9 4 1 5 41 0 13 134 15 .300 .361 .439
2008 124 556 486 75 161 32 0 21 256 81 25 5 0 3 55 3 12 96 15 .331 .410 .527
2009 144 648 560 100 173 31 3 22 276 92 20 12 0 3 75 4 10 113 17 .309 .398 .493
通算 815 3364 2994 457 899 159 15 113 1427 471 98 32 7 22 267 20 74 608 84 .300 .369 .477


   

 

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2009年04月24日 12:48 


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