○2009/04/09 西武vsオリックス3回戦

埼玉西武vsオリックス 3回戦 西武ドーム(観衆9,813人)
埼玉西武ライオンズ2勝1敗1分
継投:○西口文也―小野寺力―松永浩典―星野智樹
勝利投手:西口文也 1勝0敗0S 通算160勝目
ホームラン:片岡1号ソロ、清水1号3ラン、中村3号ソロ
ヒーローインタビュー:西口文也、栗山巧
【レビュー】
今日の西口投手の3回までのピッチングは素晴らしいものがあった。まるで全盛期に戻ったかのような球の切れようだった。3回までで4奪三振。バッターを寄せ付けない素晴らしいピッチング。だが4回以降、西口投手の悪い癖が出てしまった。西口投手は、大量援護をもらうと打ち込まれてしまう傾向にあるのだが、それが見事に出てしまった。味方の援護は3回までで11点。これはさすがに西口投手でなくても、ピッチャーがリズムを崩しやすい状況だ。やはり野球は、守る時間が長すぎても、攻める時間が長すぎてもいけない。グラウンドでリズムが取れないためだ。
最終的に西口投手は6イニングを投げて、9安打5失点という内容。先発ピッチャーとしては、試合を組み立てることはできなかった。だがそれでも西口投手はヒーローインタビューのお立ち台に上がった。なぜなら、通算160勝を達成したからだ。これは現役パ・リーグ投手では最多勝利数。そして念願の200勝まであと40勝。
今日の試合は結果だけ見ると、西口投手にとってはあまりいい内容ではなかった。しかし1~3回までのような素晴らしいピッチングができるということは、これからさらに調子を上げ、緊張感のある試合展開を増やせれば、二桁は確実に勝てるだろう。今日の西口投手の立ち上がりは、それを確信させるほどの内容だった。もし11-0ではなく、3-0くらいのスコアであれば、西口投手ももっといいピッチングをしてくれていたはず。
バッターの方では、栗山選手にやっと1本のヒットが出た。今シーズン27打席目の初ヒット。オープン戦は絶好調で首位打者だっただけに、この27打席は本当に長く感じたことだろう。ヒットが出ないことで眠れない夜が続き、昼夜関わらず自宅でもバットを振り続けたらしい。ただでさえ練習量の多いライオンズの中で、最も練習量が多い栗山選手。試合後のヒーローインタビューでは「このヒットは一生忘れられません」と語っていた。ファンも一生忘れないと思う。
そのファンもこのヒットに応えた。状況的には拍手をする場面ではなかったが、栗山選手が初ヒットを打った直後、場内は「栗山コール」で包まれ、栗山選手も手を振りそれに応えた。ファンもこの1本を待ちに待っていたのだ。さぁ、栗山選手にもいよいよ開幕が訪れた。きっと明日からの杜の都では大暴れしてくれるに違いない。
明日の試合は涌井秀章投手と、楽天は岩隈投手との投げ合い。タフなゲームになることは必至だが、しかし涌井投手は明日の岩隈投手、そして来週投げ合うであろう親友ダルビッシュ投手に勝って、4月の月間MVP獲得宣言をしている。だからきっと明日は、涌井投手が開幕戦以上のピッチングを披露してくれるはずだ。期待しよう!
【明日の予告先発:涌井秀章投手】

2009年04月09日 23:59

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